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2008-03-09

[]最近のmixiを眺めて思う


mixiの特徴は匿名でも非公開でもなくて、その制御性 - novtan別館

mixiの最大の特徴 - ここにいるだれか」を読んで。


mixiは招待制SNSだけど、アカウントが1200万を超えるに至った今では外のインターネットの世界を小さくコピーしたような空間になっている。これだけユーザーが増えては「招待制だからおかしな人はいないよ」なんて話はとっくの昔に夢物語になってしまっているし。


SNSの特徴であるアクセスの制御権(公開先をコントロールできる)は、mixi以前にもネットを利用している人はある程度うまく使いこなしているが、そうではなくmixiがネットスタートだったような人達にはあまり意識されていないように思える。「全体に公開」にしていれば、全てのmixiユーザーに丸見えなのにも関わらず、見られる可能性があるという意識の欠落。

携帯電話でのネットアクセスでは、情報量が限られているだけに自分以外の存在を認識しづらいという問題点があるが、mixiという空間もそれに近い部分があるんではないだろうか。検索したり、人のページをたどって行けば「全体に公開」している人の日記は自由に見ることができるが、自分のホーム画面からはマイミクの日記しか見えない。自分のホーム画面しか見ないようなユーザーにとっては、mixiとは知り合いの日記しか見ることのできない空間なのだ、という認識があっても不思議ではない。



mixiの最大の特徴は、PCユーザと携帯ユーザの交流が成功している場所だということ。

mixiの最大の特徴 - ここにいるだれか

日記に関してはPCユーザーと携帯ユーザーの交流が成功していると思うけど、それは基本的に知人同士が日記を見合ってコメントし合うという、知人関係という共通認識があるから。


これが、参加者同士の関係がバラバラで共通認識がないコミュニティになると、PCユーザーと携帯ユーザーの衝突がちらほらと見受けられる様になる。互いの文化の違いによる衝突。メンバーの入れ替わりが激しさ、同じ様なコミュニティの乱立、ノイズが多めでまとまりにかける発言、場所は違うが2chと非常に良く似ている。かたやSNS、かたや匿名掲示板だけれども、個人と認定しうるかどうかに関わらず同じ様な状態になるのは興味深い。

mixi内ではアカウントで一人一人が認識されるが、1200万以上もユーザーがいればそのほとんどは自分にとって見ず知らずな匿名な誰かってのと変わらない状態、この大勢の匿名に見える人達に囲まれている感覚が、何か問題発言をしても自分は大丈夫、特定されることなんてないさ、という意識を持たせるのかもしれない。



mixiの規約改正に感じる違和感

で、やっぱり最大のポイントは公開の範囲をコントロールできる、というところに尽きるのでしょう。だからこそ、今回の規約変更にみんなが危惧を覚えたわけです。著作権という問題はその延長線上にあって、いつでもコントロール可能なものであったはずなのに、コントロールが効かない所に行ってしまうかもしれないというところにおける不安。後付で隠せるはずが隠せないとかとそういう。

つまり、コントロール可能性というのを全面に押し出しているSNSであるmixiが、その可能性を一部運営に委ねることになる、というのはお話が違うんじゃないか、ということなんじゃないかな

mixiの特徴は匿名でも非公開でもなくて、その制御性 - novtan別館

後出しでコントロールを奪われてしまうかもしれない可能性、どう見てもとってつけたような事後説明、今回のmixiの規約改正に危機感を抱いているのは、普段から著作権への意識が高いネットユーザー達で、twitterやブログ界隈では頻繁にこの話題を見かけたけれども、そうではないマイミクの間ではほとんど話題に上っていなかった。

アクセスをコントロールする意味に気づいている人でないと、今回の規約改正が持つ危うさには気づけないだろうから、まあそれは当然の反応。



ただ、同じ様な規約改正が、そういう意識の少ない携帯ユーザーだけで構築されているようなWebサービスで行われたらどうだろう。今回のような反応が起こっただろうか。うやむやのうちに通ってしまい、後から問題になる可能性が高い様に思える。



mixiの成長が止まった理由

自分や知人(マイミク)の日記を見ることができ、好きなことに関してはコミュニティという場があり、ネットを見る要因のひとつでもあるニュースもmixi内で見ることができる。普通の人がネットを見るってときには、mixiくらいの要素が用意されていればそれで十分だって人がかなり多いように思う。

もちろん、mixiの外に広がるネットの世界にはmixi内部よりずっと多くの情報が存在しているし、リアルと紐づけられない立場を堪能することもできる。自由度が高い分、うまくやっていくためにはそれなりな知識が必要だが、自ら情報を求める人にはmixiの外のネット世界の方がきっと過ごしやすいに違いない。



mixiのアクティブ率が次第に低下してきているというのは、mixi疲れと言われる現象以外にも、mixiに飽きたってのも大きいんじゃないだろうか。ネット上のさまざまなコミュニティはだいたい数年程度で一つの終息を迎えるのが経験則的に語られているが、mixiをコミュニティとして捉えるとちょうど数年に当る時期に突入しており、何年も参加してる人はそろそろ飽きがきてもおかしくない時期ではある。

他にも、mixiでは飽き足らず外のネット世界、たとえばブログに飛び出して行った人達もいるかもしれない。



私にとってのmixiは、マイミクである知人と連絡をとったり近況をみたりするツールで、自ら日記を書いたりコミュニティを参加したりすることはほとんどしない。日記は外(ここ)でブログを書いていてそっちの方が楽しいし(どうせ書くものは知人だけじゃなくて多くの人に見てもらいたい)、どうせまとまりにかけるコミュニティならより情報の集まりやすい2chの方を参照することが多い。

これだけ大きくなったmixiがそう簡単に無くなることはないと思うが、明らかに成長期から停滞期に突入した感はあって、何か大きな動きが無い限り緩やかに衰退期へと向かって行きそうな感じはする。

[]頭打ちなPCネット環境と底上げされる携帯ネット環境


PCも携帯も関係なくなる未来 - 北の大地から送る物欲日記」の反応から。


情報量と操作性


確かに携帯でウエブを閲覧する事は格段に楽になった。だけれども操作性からくる活動範囲の狭さが引き起こすコンフリクトは解決しにくいのではないだろうか

はてなブックマーク - 煩悩ブックマーク / 2008年03月06日

ネット閲覧におけるPCと携帯の差って、画面表示サイズの違いによる情報量の差だけじゃなくて操作性って点もありますね。携帯のボタン操作ではPCのキーボードとマウスを使っての操作性には遠く及びません。情報量や操作性の差からくる活動範囲の広さの違いがPCと携帯においての大きな違いで、この差が存在してるうちはどう頑張っても文化的な衝突が起こるのは避けようはありません。

ただ、携帯の方のネット環境の進化はPCのそれと比べても著しく、情報量については今後数年で格段にアップしそう。


また、操作性の方はボタン操作にはあまり期待できませんが、iPhoneや他の一部の携帯で採用されつつあるマルチタッチインタフェースはPCのキーボード+マウスに追いつき追い越すような可能性を感じる。GoogleMapsのようなインタフェースはマウスよりマルチタッチの方が直感的だし、iPhone/iPod touch上のブラウザSafariでの画面のスクロール、拡大縮小などは画面解像度が480x320と低いにも関わらず、それよりも解像度が高い携帯よりずっと快適なブラウジングを実現している。



携帯のネット閲覧環境が進化すれば、それに伴って携帯を使うユーザー側の意識も次第に変化していくんじゃないかと思っていて、それは昔のPCでのネット環境の進化と同じ道を歩むことになるんじゃないかと。



ケータイ文化圏とネット(PC)文化圏の違い


id:hatayasanが紹介されている「ケータイ文化圏とネット文化圏の深い溝 [絵文録ことのは]2006/10/25」は、同じネットを利用していてもケータイ文化圏とネット(PC)文化圏で全く違う世界が展開されているというのを紹介した記事。この状況は記事から1年半経った今でもほとんど変わっていない。

携帯電話に特化されているネットと一般のPCで見るネットは全然違っていて、携帯は携帯なりにボタンで操作しやすいようになっていたり、小さな画面で閲覧しやすいように極力情報量が絞られていたりする。確かに、携帯を使う人の多くはそれで十分で、PCのようなネット環境は求めていないのだろう。



しかし、携帯の性能が向上し次第にPCのそれへと近づいて行く状況で、いつまでも昔の携帯サイトのまま進化しない、とは思えない。フルブラウザを搭載したからそれでPC並みだ、とは到底思えないが、携帯サイトも携帯の進化に合わせて進化していくはずで、ケータイ文化圏の人がそれを必要としているかどうかは別として、ネット環境は進化していく。たぶん携帯ユーザーは自然とそれになじんで利用していくのだろう。

ハード的な性能だけではなく、ソフト的に今よりもっと洗練されたWebサービスが開発されて、小さな画面でもより便利な情報をやりとりできるようになるというのも期待される。



そしてもう一つ、ケータイ文化圏と言っても、ただ与えられた携帯電話のネット環境を受動的に使ってるユーザーとそれを能動的に使いこなしてフル活用してるユーザーがいるんじゃないだろうか。割合的には前者の方が多いのだろうけど、若い層を中心に後者にあたるユーザーもそれなりに居て、そういう人達は携帯サイトの進化の先頭を走り続け、そのうちネット(PC)文化に乗り込んでくるんじゃないかと思ってる。



ゆるやかに、それでいて着実に進化する携帯環境


5年前の記事かと思ったが違うようだ…

はてなブックマーク - naoya2kのブックマーク / 2008年03月07日

同感だけど、10年後どころの話じゃなさげ。GoogleAndroidの搭載された携帯が出回り始めれば、もはやPCのほうがすたれゆく機器になるのではないか?

はてなブックマーク - 1Day 1Bookmark 1Comment / 2008年03月06日

携帯とPCの進化の先が融合するなんて話はずいぶんと昔から交わされていて、そういう意味では数年前から両方を使うネットユーザー、特にモバイルユーザーの間では当然のごとく語られて来ている話題だけど、最先端の端末などを好むユーザーにとってはそれらの進化は思ったよりゆるやかに進んで来た。

でも、海外でスマートフォンが数多く使われる様になり、携帯電話も小型PC並みな性能に到達して搭載OSも次第に淘汰される方向へと進み、AppleからiPhoneが発売されたようにいままでの携帯の概念を崩すような端末も登場し始めていて、今後数年の間は通信方式、搭載OS、端末のハードウェアと大きな勢力争いが起こりそうな時期に入って、ものすごい速度で携帯電話が進化していく時期に突入してる予感がする。



かつては電話機能が主だった携帯電話は、PCよりもずっと普及率が高くどこでも使えるネット環境としてすでに無くてはならない位置を占めている。一方のPCのネット環境は、PCの性能がこれ以上上がってもそれほど大きな変化が起こるとは思えない状況になっている(テキスト、画像、音声、映像、と一通り対応し終わったため)。

PCのネット環境の進化が頭打ちになってきている今、携帯のネット環境がPCと同じ道を目指すのか、それとも違う方向に進んで行くのかは分からないが、どこかに向かって突き進んでいくことは間違いない。両者が融合するのか、微妙にずれた存在になるのかはまだ分からないが、現状の両者の間にある差が縮まって行くことは間違いない様に思える。



ネットが自宅で常時接続でいつでも使える様になって、ダイヤルアップでいちいち接続しないとネットを使うことができなかった時期とは明らかにネットの活用法が変わったのと同様に、かつての携帯サイト程度の少ない情報ではなく、現在のPC並みの情報量をどこでも常時扱える様な環境になると、またネットの活用法のステージが一段階変わる、早くそういうステージを味わいたくて今からうずうずしている。