facebookを本名で使い始めた訳


facebookと実名Webついて」を読んで。

ネット上での活動は遡ると15年ほどまえのパソコン通信時代からになるけど、当時はIDやHNを使って参加してて、ああ、ネット上ってそういうものなんだな、と思ってさほど違和感をもたずにHNを「hejihogu」と付け、あちこちの活動に参加してた。



それから15年余り、さまざまなネットサービスを使って来たが、ほぼ100%はHNでIDを登録して利用してきた。それはネット上のHNと現実の本名を一致させることによって得られる利益よりも、15年間活動してきてHNの方が便利だったから(他のサービスで知っている人に通じる)。


ネット上のHNと本名との関係


ここで使っているHNの「hejihogu」の本名がなんていうかを知っている人は、実際の知人で私のネット上での活動を知っている人、ネットの知人で名刺や話題の上で本名を知っている人など、なんだかんだで数十名以上は存在している。

なので、もうすでにHN「hejihogu」と本名を絶対に紐付けないぞ!とかは思わず、自分から積極的に説明はしないまでも、別に本名を知られてもかまわないと考えている。(昔は紐付けられるのがイヤだった時期もある。本当に数人しかネット上での活動を知っていなかった頃、10年以上前の話)



現実で何か名前を残すような著名人でもなく一般人である私にとっては、基本ネット上の活動はHNで十分であり、わざわざ本名を出す必要が無かったし、むしろ変な相手に絡まれたときのことを考えると本名は出さない方が安全でもある。


facebookで本名で登録した意味


まだごく一部の人達しかネットを使っていなかった頃と違い、最近では大半の人が何らかの形でネットを利用するようになった。ゆっくりじわじわとではあるが、この流れは止まらず、そう遠く無い未来には世の中の大半の人がネットを利用する時代になるだろう。テレビを見たり、携帯電話を所有する、くらいの感覚で。



そうなると、現実の活動においてもネットを活用する機会が増えてくるはずで、本名を使うメリットが使わないデメリットを上回るようになるのではないか、と思ったりする。それもそう遠く無い未来に。



そういう訳で、ネット上で本名を登録して使ってみるサービスとして、手始めにfacebookを選んでみた訳だったりする。これは、ネットを日常的に利用するつもりで、隠れてこっそりと正体を知られずに使おうというつもりがないから。

そうしたい時は増田なり2chなりの匿名掲示板でも使えばいいことだし。