ツール・ド・フランス 第17ステージ

本格的な山岳ステージが終わった翌日と言うことでどんなステージになるのかなと思ったら、大人数の逃げが決りメイン集団は追う気配がない。第17ステージで17人の逃げが17分差になったころからちょっとウトウト。時々起きてはレース展開を確認し、逃げ集団との差がさらに広がっているのを確認してウトウト。
覚えているのは青空と集団とヒマワリの花が綺麗だなということくらいです。


次に意識がはっきりとしたのは、17人の逃げ集団が再びブレイクして分裂してからですが、それでも8人のトップ集団が形成されて、そこからレースは再び安定というか膠着状態。最後の3級山岳から本当のレースが始まりましたが、それにしてもディスカバリーは強っ!! サヴォルデッリがアーヴェセンに勝ったのですが、ディスカバリーCSCに勝ったように思えてしまいます。8人の集団が2人と2人になってスピードアップした時に、先頭を引ける選手と引けないのか引かない選手。戦術的には後ろで足を残す方が有利なのでしょうけれど、ゴール直前のスプリントはともかく結局は自分から仕掛けた人が勝つという結果で良かったです。


先頭のゴールで今日のレースは総合争いもスプリントポイント争いも終わりかなと思っていたら、とんでもない。先頭集団も仕掛けたあの3級の山岳でウルリッヒが仕掛けるとは…。でも、あそこではランスは離れんだろ。よほど油断していない限り、あそこからはついていくよ。”仕掛ける”という姿勢を見せなければいけないのだとは思うけれど、だったら昨日仕掛けろって感じです。ただ、第18レースも山岳が少し残っているので、TモバイルとCSCのアタックに注目ですね。

アルディレス、またも解任ジェレミーさん

普通に考えれば、ヴェルディに足りないものはこの部分だと思うのですけどねぇ。

ヴェルディはいかにも“アルディレス的”なチームだった。素敵な、技術のあるチームで、デキの良いときには試合でとても魅力的なサッカーを披露した。
ヴェルディには大悟と慶行、2人の小林や相馬、森本など素晴らしい才能を持つ選手が何人かいるが、以前のアルディレスのチームと同様、しっかりとした芯が通っておらず、守備での規律が欠けている。
ワシントン、平本、森本という強靭な体を持つ選手がそろっている前線を除けば、チームとして戦うのに必要な肉体的な強さがなく、チーム・スピリットという観点からみれば、アルディレスはそれをチーム全体に行き渡らせることができないでいた。
キャプテンのヤマタク山田卓也)のような誇り高きヴェルディの戦士がいるにもかかわらず、このチームは自らのモチベーションを一定以上に上げようとはしなかった。

なぜ戸田選手とか、ハートもあって守備のできる選手を使わなかったのだろう。最後までわかりませんでした。

こうした事態になれば、クラブとしては打てる手を打つしかない。
もっとも、アルディレスが去っても、チームには生き残るのには十分なだけの良い選手が揃っている。必要なのは、彼らを鼓舞し、ピリッとしたプレーをさせる、タフな監督の存在である。そういえば、最近、トルシエはどうしているのだろう?
それとも、ペリマンかなあ?

フィリップかぁ、確かに面白いとは思うけど、ヴェルディにとってだけではなく、日本サッカー界にとって劇薬ですね。

横浜FC カズの記者会見

今回の移籍でいろいろ疲れているのではないかと心配していたのですが、今日の記者会見でその心配も吹き飛びました。
シーンと静まり返る会見場の机で、挨拶をする振りをして頭を下げてマイクにゴツン。古典的なネタですが、記者会見場の張り詰めた雰囲気を一瞬にして和やかなホームの雰囲気にしてしまいました。
がんばれ、カズ。