ツール・ド・フランス 第20ステージ 個人TT

自転車ロードレースとは、これほどまでに残酷なものなのですね。総合3位でスタートしたラスムッセンですが、最初のロータリーで落車。ここまではまだありそうなことですが、その後タイムを失ってからタイヤ交換をしようとして自転車交換、さらに調整して自転車交換。最後は下りのコーナーを曲がりきれず飛び出して前転。180度に近い鋭角なコーナーでもかなり危なかった。
何のトラブルもなく普通に走ったとしてもウルリッヒには逆転されたかもしれないけれど、今日のラスムッセンが失ったのは総合順位だけではなくて、己のプライドもズタズタにされ失いましたね。2人後方で6分後にスタートしたランスに抜かれて、コースの最後方を走っているときの気持ちを想像すると言葉がありませんね。チームカーの中も言葉がなかったでしょうけれど。


さて、そのラスムッセンも危なかった右鋭角コーナーですが、解説の今中さんは「360度に近いコーナー」と表現してましたが、180度に近いコーナーでしょう(笑)。だって360度だったら一周して直進しちゃいますよ。
まあ、そんなしょうもない突っ込みは別にしても、ランスは強かったですね。前半は押さえ気味にスタートしてライバルとのタイム差をうかがい、後半勝負に出る。たぶんウルリッヒバッソラスムッセンにかかっているプレッシャーよりはるかに大きなプレッシャーと戦いながら、それでもトップタイムで走る。どうしてこんなに強い選手が今年で引退してしまうのでしょうね。家族と過ごしたいとか、体調的な部分とかは想像できるのですが、他の選手たちは結局ランスを倒せないまま来年のレースにのぞむことになってしまいました。でも、もうランスもそろそろ家族の元に帰る頃なのでしょうね。

大阪ダービーでも

悲しいですね。
みんなに協力してほしい。 西中島南方さん
ダービーでの出来事。 Desmarque Web Blog さん
大阪ダービーで起きた最悪な事件。 じゅびさぽ日記さん
写真


ことの発端やいきさつなどについてはコメントできませんが、主催者であるクラブは東京ダービーで起きたことを何の教訓にもしてないということですね。それが悲しいし、腹立たしい。


相手を侮蔑することは応援なのか?
ホームサポとアウェイサポをニアミスさせるのは、主催者の義務を果たしているのか?
よく分かりません。

小笠原の獲得を申し入れ セリエAレッチェ

移籍の賛否は別として、どうしてもこの部分が気になりますね。

鹿島の鈴木満強化部長は「今すぐに移籍を認める気はないが、冬のシーズンオフなら検討の余地はある」と語った。

確かにクラブの事情を考えればJリーグのシーズン真っ盛りに主力選手の放出なんて考えられないでしょうが、選手の立場になると新しい国の新しいクラブに加入するならキャンプから合流できるに越したことはないですよね。
日本のオフシーズンを待っての合流だと、チームに合わせる時間もほとんどないままに実戦ですから即結果が求められてしまうし、その割にはチームメイトのことすら分からないなんていう苦しい状態になってしまいます。
やはり秋始まりの春終わりに早くずらして欲しいです。夏の試合は暑いし。

正気と狂気

どんな状況に陥っても絶対に自分を見失わないっていう人間っているのかな?
1人の人間の中に、正気と狂気は同居しているんだと思う。
初めからトラブルを起こそうとしてスタジアムに行く人はいない。(と信じたい)
東京で灰皿の蓋を投げた彼も、最初から蓋を投げようとしてアウェイゴール裏に行ったわけじゃないと思いたい。
興奮する中で、つい魔が差した。


お互いに関わらなければ起きないことが、関わると起きる。
関わるからこそ魔が差して、正気が狂気に変わる。