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エルゲラのアンテナ アーカイブ 『Good Bye! 川淵さん。』 ヴェルディのアンテナ
駒場スタジアムに行ってきました。
夏の盛りは過ぎたとはいえ、まだまだ蒸し暑い埼玉の夜ですが、スタジアムも熱かった。平日の夜だというのに17,265人も集まっていれば、それは熱くもなりますよね。バックスタンド2階ホーム寄りの席で見ていたのですが、試合も熱かったです。
試合は開始1分で動きました。浦和ゴールに向かって左サイドからいきなり千葉がFKのチャンスをむかえます。阿部選手が直接狙っても良い距離でしたがボールはファーサイドの巻選手に、それを巻選手がダイビングヘッドで決めてあっという間に千葉が先制します。この時に巻選手の手に当たったのではないかと浦和の選手が猛抗議をしますが、判定はくつがえりません。この時は浦和のGKも含めて10人ぐらい主審と副審に詰め寄りましたが、長田和久主審もむやみに熱くならず浦和の選手に一枚もイエローカードを出さずに試合を再開しました。あれだけ猛抗議をするのですから、手に当たったのは事実なのでしょうが、あとはそれが”故意”かどうかになってしまいますから、主審が故意じゃないと判断すればゴールなのですよね。今年のJリーグの開幕戦を思い出しました。
これで試合が荒れるかなと思ったのもつかの間、17分には千葉が見事な追加点を決めます。左サイドを突破しかかった坂本選手がいて、中を見るとまだゴール前に選手はいない。でも突破した坂本選手は中の選手をまたず、浦和の選手を抜ききる前にクロスを上げます。これに中央を走りこんできた巻選手がドンピシャでヘディングシュートを決め、千葉がリードを広げます。
この後に右サイドでも似たようなシチュエーションがあったのですが、中央がゴール前に入っていなくても、抜ききる前のこのタイミングで中にクロスを入れれば絶対に中の選手は走りこんでくれると信じているかのようなプレーですね。それだけトレーニングを積んで体がタイミングを覚えているのか、お互いを信じあっているのか、とにかくサイドの選手と中央の選手が眼に見えない架空のポイント、そこであわせれば得点になるポイントを目がけてプレーしているようでした。
この得点の場面以外でも、基本的には浦和が攻めて千葉がカウンターを狙うという試合展開でしたが、とにかく千葉のカウンターがはまるはまる。ボールを奪った選手はとにかく前にボールを持ち出し、それと同時に前の選手は全力で走り出す。例えば左サイドでボールを奪ったら、前線の選手は一斉に右に走り出す。そして右に走り出した選手の中で一番右サイドの大外でフリーになっている選手にボールが通ったら、今度は他の選手が一斉に左に動き出す。選手の動きがこんな感じ。
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常にボールから離れていく、相手の守備の薄いところを突いていく意識が凄いと思いました。
一方の浦和ですが開始1分で先制されて、完全に試合のペースを狂わされたかのようでした。特別に誰が悪いとか、どこでボールが動かなくなるとか、目に見えた悪い点は見当たらないのですが、攻めていてもボールの出しどころがない感じでした。特に浦和の前線の永井、マリッチ、ポンテの3選手には千葉の選手がマンマークで付いているので、余計だしどころがない。そうしているうちにパスミスでボールを失ったり、千葉がボールコースを追い込んでインターセプトをしてカウンター攻撃を浴びたりと散々なぜんはんでした。
ですが、前半終了間際、マリッチ選手が倒され田中達也選手に交代して突如浦和がペースを握ります。見ていた席からはちょうど反対側だったので何が起きたのかは分かりませんでしたが*1、結果的にこの交代が浦和に流れを呼び込んだように思います。田中達也選手が前線をかき回し、相手が混乱したところでうしろから飛び込んだポンテ選手がうまくヘディングシュートを浮かせて決めて1点差に詰め寄り前半が終了しました。開始直後の勢いだと、千葉が3−0や4−0になってもおかしくない展開だったので、1点差でハーフタイムをむかえられたのは、浦和にとってはラッキーだったのではないかと思えます。
後半開始直後も前半終了間際の流れそのままに浦和が攻撃を仕掛けます。特に田中達也選手の速さには千葉の守備は手を焼いていて、サイドでは振り切られてクロスを上げられたり、ゴールライン沿いを突破されてシュートを打たれたり。中央ではファールで止めるしかなかったり。守備をマンマークで組み立てる千葉にとって、田中達也選手の速さは”もうどうにも止まらない”という感じでした。
この良い流れの時間帯に三都主選手の惜しいFKがあったのですが、惜しくもバーやポストに嫌われます。勝負に”たられば”はありませんが、これが入ってれば…というFKで、試合の流れも大きくかわったのでしょうね。今日の三都主選手はかなり入れ込んでいて、CKでも蹴りに行くポンテ選手を追い越して自分で蹴りに行っている場面もありました。FKも入りそうな予感だったのですけれどもね。
そんな浦和の同点の予感も後半10分の千葉の見事なカウンターに沈んでしまいます。ハーフライン付近でボールを持った巻(?)選手がスライディングで止めに来た坪井選手の体の上を浮かせて味方にパスを通した時点で勝負ありという感じでした。あとは左サイドからボールを大きく右サイドに振って、ポペスク選手が豪快にズドンと決めます。ここからさらに浦和が攻撃するも、千葉はGKの立石選手の好守もあり、そのまま3−1で逃げ切りました。結果は2点差で負けた浦和でしたが、試合展開を考えると4−1や5−1になっていてもおかしくないような試合でした。集中力と言ったら簡単に過ぎるのですが、”この一瞬”というタイミングでの千葉の人数をかけた攻撃の鋭さは、やはり浦和よりも一枚上手なように見えました。
対する浦和はやはり田中達也選手の攻撃の鋭さは、ピッチ上にいた両チームの全選手を合わせても、一番鋭かったです。
チケットは完売しませんでしたが、それでもかなり内容の濃い試合を見ることができました。
愛すべきお騒がせ男ですね。ナイジェリアの監督就任を断った時の、ひざの手術はどうなった?
でも、就任したら試合を見たいです。もしフラット3を採用するなら、外から見てどう見えるのかは非常に興味があります。フラット3を採用しないなら、しないことにも興味があるし。
アウェイ 北朝鮮戦について
(バーレーンからの移動の飛行機の中では)北朝鮮に負けたとしても、イランがバーレーンに勝てば日本の出場は決った。でも、世界で一番早く出場権を手にしたかった。時差や日程を考えると日本より先に出場を決定できるのはアルゼンチンだけだったが、エクアドルに負けたのでその時点で一番乗りを考えたし選手にも伝えた。イエローカードを貰った選手もいたが、代わりに入った選手が責任を果たさねばならなかった。選手たちは本当に良く戦ってくれた。この試合で決める自信はあったし、北朝鮮にほとんどチャンスは与えなかった。点を取れれば良かったが、取れなくても相手に与えなければOKだった。北朝鮮にチャンスを与えなければ良かったので、選手たちはその通り責任を果たしてくれた。代表選手一人一人にとっても大切な経験をしたと思う。
試合ダイジェスト。ヤナギサーワ、!! !!! 大黒〜!!!
(5戦目で決めたのはプラン通りだったか)目標は果たせたと思う。監督になった時から、ワールドカップ出場を固く決意していた。今はホッとしている。日本代表はとてもいい選手がいるチームです。今後も優秀な選手が出てくるでしょう。来年のワールドカップは日本にとって最高の大会になるでしょう。今日本は世界から注目されている。予選で質の高い試合をしてきたし手ごわい相手と見られている。日本と戦うチームは緊張してピッチに入ってくる。だから日本はもっともっと力をつけなくてはいけない。ワールドカップで活躍するつもりなら、さらに頑張らなければいけない。選手たちは予選を実感したと思う。このままの状態を持続し、ワールドカップで良い結果を出すことが(これからの)一番の目標です。
(この時点ではまだだった)イラン戦でも日本はもてる力を発揮できると思う。グループ1位になることは、一番は最高だから。
イラン戦VTR。加地、初ゴール! 大黒!! ダエイ!!!
一次予選6勝、最終予選5勝1敗。あきらめない力が原動力。
アウェイ バーレーン戦について
(キリンカップで負けたが)まったく心配していなかった。バーレーンと戦うのは気持ちも違うしメンバーも違う。常に勝ちたいが、パスコミのプレッシャーに常にさらされている。キリンカップとワールドカップ予選を一緒にして欲しくない。この時点で我々は勝ち点6で勝ち点4のバーレーンより優位に立っていたのだから、キリンカップは忘れなければいけない。親善試合は準備みたいなもので、大事なことはこの時点で予選2勝1敗ということです。中村と中田が合流し、柳沢も良かった。中田、中村、小野、柳沢をスタメンにするつもりだった。システムを変えて柳沢を入れ、前線をかき回してバーレーンを戸惑わせたかった。
(小野の骨折や第5戦の会場変更などについて、選手への説明は)いろいろな困難に遭遇するが、いつも乗り切ってきた。無観客試合は初めての体験だった。しかし、北朝鮮戦は一番大切な試合ではなかった。日本にとっては、バーレーンとの第4戦がもっとも重要だった。日本の直接のライバルはバーレーンだったのだから。
試合のダイジェスト。中田 ー 中村 ー 小笠原!!! (柳沢もGJ)
(バーレーン選手の体が重く、日本選手の体が軽く見えたが)日本代表の選手は責任を持ってプレーしている。バーレーンの選手もそうだが、重要な試合には想像を絶するプレッシャーがかかる。そのような情況の中でプレーすることに慣れなければならない。難しいことだが、我々(日本)には経験がある。大切なのはバランスを失わないこと。だからプレッシャーのかかることを想定してゲームプランを考える。そのための練習はたくさんしてきた。選手たちはすべてを理解してくれて、ピッチでもうまくいった。練習してもうまくいかないこともあるし、選手全員のコンディションが良いということも珍しい。あの日は練習の成果も出て、選手たちも素晴らしかった。ただ、あれだけの決定的なチャンスがありながら、1−0という結果は残念だった。
*1:マリッチ選手はほお骨の陥没骨折をしたのですね、くれぐれも早い回復を祈ります。
THE SUN LIVE and RECORDINGS
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