北京五輪 女子ソフトボール 日本 - オーストラリア

札幌で行われたサッカーの日本vsウルグアイ戦もチラ見したのですが、今日は女子ソフトボールの試合の魅力に負けました。


午前中にアメリカと戦い惜しくも敗れ、再び夜にオーストラリアと決勝進出を掛けて戦う。何と過酷な競技日程なのか。特にソフトボールの世界ではピッチャーの連投は当たり前とのことですが、それdも一日2試合をこなし300球を超える投球をした上野選手、本当にお疲れ様でした。オーストラリアには辛くも勝った日本代表でしたが、オーストラリの粘りも驚異的でした。2−1で負けている最終回の7回表ツーアウトから、最後のバッターになるかもしれないオーストラリアの2番バッターの同点ホームランは敵ながら鳥肌ものでした。あの場面で何も諦めることなく、最後まで食らいついていく姿勢には痺れました。


逆に日本代表ですが、タイブレーク制に突入してからも拙攻を繰り返し、自ら試合の流れをオーストラリアに明け渡しているように見えました。そんな拙攻を続ける日本に対し、ついに11回表にオーストラリアが1点勝ち越しますが、その裏の日本も諦めずに食らいついて同点に追いついた姿勢には痺れました。12回裏の勝ち越しサヨナラ勝ちは日本の底力というところですね。
これで日本が決勝進出ですが、今日一日で2試合21インイングをこなした上で、明日は再びアメリカとの決勝を戦うのですから、本当に頭が下がります。サッカー日本女子代表にもかけたくなる言葉ですが、明日の決勝戦は決勝と言うより最後の試合を思う存分楽しんで戦って欲しいと思います。