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2012-01-31

「絵だけの絵というものの凄さ」

 先日紹介した、藤牧義男の絵巻について、君は隅田川に消えたのか -藤牧義夫と版画の虚実を読んで分かったことは、
これは単に、川に沿って単純に歩いて連続した風景を描いているのではなく、途中から、川を越えて対岸の風景と繋げたりしている。つまり、部分部分は実際に忠実にスケッチしているのだが、繋げることによって、藤牧自身が組み立てた独自の空間を作っているということなのだ。
どうしても、藤牧の絵巻の凄さを表現できないので、この本から引用させて頂く

彼は、なれしたしんだ隅田川沿いの街を、筆一本、それも細筆による墨の線だけで延々とうつしとっていた。街をゆく人々、空を飛ぶ鳥のむれ、葉のかげにすわるカエルまで、まるでそこに在るすべてを、紙にうつしこもうとしたかのだ。
 技法がまた異彩をはなっていた。
 墨の生命線である濃淡と、筆致の緩急を大胆にも捨てさり、どこまでもどこまでもおなじ調子の
 線、線、せん、せん、セン、セン
 だけで岸辺を描きながらつないでゆく。
 しかも彼は、描く場所をなんども移動して、大きく視点を転換させながらも、流れる風景を途絶えさせないというまったく独自の描写法をこの白描絵巻に投入していた。ときには、向こう岸までわたってのける。つまり描き手は、川をまったく逆の向きにとらえる格好になるわけだが、なぜなのか、それでも景色はただ一点の切れ目すらも見せないのである。
 この前代未聞のはなれ技を
「絵だけの絵というものの凄さ」(『帰りたい風景』新潮社所収「中野坂上こおろぎ
と言ったのは、作家で「現代画廊」店主だった洲之内徹だ。洲之内は絵巻の前にたち、「感嘆しながら、同時に、一種の戦慄を感じた」のだという。
「絵巻はどの部分をとっても、はっきりした視角と、その視角に基づく構図を持っている。しかも、視点は随時移動するが、ひとつの構図は次の構図と有機的に組み合わされ、それぞれが同時に他のそれぞれの要素となり、場面と場面が変わって行く。その不思議さと見事さ」

また、この本の「エピローグ 蝶になったひと」で、実際に隅田川沿岸を絵巻と見比べながら作者が歩いたときの様子が書かれている。「蝶になったひと」は藤牧のことで、「蝶になったんだろう、藤牧は。蝶になって川をわたったんだ。じゃなきゃ、この構図は描けない」という作者に同行した大谷芳久さんの言葉が、この絵巻の凄さを物語っている。

大谷芳久さんについては、

玉乗りする猫の秘かな愉しみ : 藤牧義夫研究の金字塔
http://furukawa.exblog.jp/11687249/

生誕100年、藤牧義夫展 近代日本版画の輝き
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110703/art11070307470004-n1.htm

をご覧下さい。

2012-01-29

藤牧義男展

神奈川県立近代美術館で「生誕100年 藤牧義夫展 モダン都市の光と影」を見る。
期待通り、絵巻の迫力に圧倒された。とにかく隅田川に沿って歩きながら、連続している風景が大胆に展開していく、単調に横にずれているだけでなく、方向を変えながら歩いているような感じがするところもある。また一部だけ見るとこんな風景の切り取り方はないだろうと思うような、迫力のある画面が面白い。Stitichinngする時、無難に全体を入れようとしている自分の写真がはずかしい。
 前半と後半で、絵巻隅田川4巻は入れ替えがあると、http://d.hatena.ne.jp/heliograph/20120123/1327323531で書きましたが。
 前半(1月21日〜2月19日)が、「白鬚の巻」と「三囲の巻」 
 後半(2月21日〜3月25日)が、「相生橋の巻」と 「申孝園の巻」
が展示されます。

 この絵巻を徐々にずらしながら動画で撮り、大きな画面で投影していました、絵巻を見るのとはまた別の迫力があり、今日はこの後に用事があったため、4巻すべてを見ることが出来なかったのが残念でした。後半、是非残りの2巻を見るのと同時に、動画を全て見るために、時間に余裕のあるときにまた展覧会を見にきます。
会場で図録

藤牧義夫―生誕100年

藤牧義夫―生誕100年

と同時に

君は隅田川に消えたのか -藤牧義夫と版画の虚実

君は隅田川に消えたのか -藤牧義夫と版画の虚実

も購入しました。
会場で図録を買うと、絵巻を動画にしたDVDがついてきます。


 

2012-01-28

Stitching 新宿

 昼過ぎ、新宿に出て、D7000+NodalNinja による撮影。夕方、コーヒーを飲んで休み、撮影を再開し、結局21時30分位まで撮影。夜の方が、絞って8秒とか、4秒のシャッタースピードになるので、画像から歩く人が消えStitchingしやすいと思うからか、夜の方が、枚数が多くなるようだ。

 問題の膝ですが、やはり途中から痛み出し、階段の下りが非常につらくなりました。

 今日は、Stitchingの作業はしないで、明日のやることにします。デジタルだけど結果がすぐ分からないので、どんな風になるのか不安と期待が入り混じった複雑な気持ちです。

大島成己「haptic green」

Art-It Asiaの
連載 清水穣 批評のフィールドワーク: 21
コラージュと写真 大島成己の新シリーズ「haptic green」(II)
http://www.art-it.asia/u/admin_ed_contri7_j/iSNLRObvgcCAsadWzuy4/?mail130
で紹介されている大島成己「haptic green」という作品がおもしろい。
清水穣が

焦点距離を変えながら撮影された数百枚の部分写真をつなぎ合わせて1枚の風景に仕立てたコラージュである。

と説明している、大島さんの作品はどうやら、Stitchingでパンフォーカスではなく、画面の一部一部でピントを合わせることところずらして作品を完成させているようだ。
 この展覧会のホームページ
http://www.nomart.co.jp/exhibition/past/94.php
に大島さん自身がこう書いています。

−Artist’s Statement−
新作では、鬱蒼とした木々の中に分け入った際の、対象を目でまさぐるように視て、辛うじて認識するような感覚を表現したいと思っています。それは、葉、枝、幹が絡み合っているところの手触り感の総体としてあり、「緑の木々」としての全体的イメージから離れて、木々の部分のそれぞれの部分、部分が織り成されて、集合している状態としての有り様であると考えています。
大島成己

Stitichingを最初にしたとき、AutoFocusで撮って、一コマ一コマ、ピントが違えて失敗してしまったのだが、被写界深度を浅くし、ピントの合っている所を複数作る作品もあえいだったのかもしれない。

2012-01-27

おおたオープンファクトリー


桂 有生(@kacuri)さんのtweet

kacuri 桂 有生
横国の野原さんと首都大の川原さん、東大の都デ研が仕掛けている「おおたオープンファクトリー」2/4開催だそうです!クリエイターと巡るツアー、要予約(31日まで)。是非ご参加あれ! comp.tmu.ac.jp/ssm/mono/openf…

http://twitter.com/#!/kacuri
を見ました。

 モノづくり観光研究会(http://www.comp.tmu.ac.jp/ssm/mono/aboutmn.html)が企画している。
おおたオープンファクトリー(2012年2月4日 大田区 下丸子武蔵新田エリア で開催)
父親が大田区の工場で働いていたし、自分も大学時代 武蔵新田 の工場でアルバイトしたことがあるのですごく興味があるのですが、生憎、2月4日は仕事があり、参加できませんすごく残念です。
詳しくは
http://www.comp.tmu.ac.jp/ssm/mono/openfactory.html
を見てください。

2012-01-26

福島県立美術館、放射線理由で米の70点展示なし

 
 神奈川愛知岡山を巡回した後、6月から福島市の県立美術館で開かれる「ベン・シャーン展」の作品約500点のうち、米国の美術館七館が貸し出した約70点が県立美術館では展示されないことになった。福島第一原発事故による放射線の影響を心配した米国側が福島での公開を拒否したためだ。



参考:
http://benshahn2011-12exh.info/
http://d.hatena.ne.jp/heliograph/20120105/1325776291

学ぶこと、理解することは、翻訳することであり、「考えることを他人の言葉を使って言うこと」である


@heisodekkerさんのTwitterより
http://twitter.com/#!/heisodekker

素晴らしい文章を見つけた。学ぶこと、理解することは、翻訳することであり、「考えることを他人の言葉を使って言うこと」である(ランシェール『無知な教師』)。

難しい言葉を使って説明することが最悪なのではない。最悪なのは、もっとやさしい言葉で説明しろと要求する人だ(笑)。そういう人は、知のある者と無知な者、教養ある者と無教養な者・・・の区別(分割)を予め認め、自らの知性の能力を信じられない人だ。

2012-01-25

カメラを持ち歩かない日


 去年の5月にD7000を買って以来、ほとんど毎日持ち歩いていた、それにStitchingで東京を撮ると決めた、1月の初旬からは、三脚とNodalNinjaも持ち歩いていたのだが、どうも膝の調子が悪くて、駅の階段の上り下りがつらくなり、遠回りしてもエスカレーターやエレベーターを使うような状態になってしまった。
 このところの雪で、カメラを持ち歩くのを止めたとたん、膝の痛みがどんどん軽くなってきた。
 自分の体重と「カメラ+三脚」が膝をいじめていたようだ。
 
 今度の土曜日に撮影を再開し、それまでカメラを持ち歩くのを止め膝を休めることにしました。
 普段は、コンパクトデジカメにしようと思います。

リー・フリードランダーは膝痛で歩けなくなり、室内で花瓶のはなというか茎を撮り

Lee Friedlander: Stems

Lee Friedlander: Stems

を出版したという話だったが、歩けなくなったら私は何を撮るんだろうか?

交換ボディ 


ヨドバシカメラがカメラと写真用品専門の通販サイト「フォト・ヨドバシ・ドットコムhttp://photo.yodobashi.com/
というサイトを開いた。その中には、「シグマデジタル専門店サイト」、「マウントアダプター専門店サイト」、「レンジファインダー専門店サイト」などがあるのだが、その中の「マウントアダプター専門店サイト」http://mountadapter.yodobashi.com/を見ていたら、こんな言葉があった。

"交換ボディ" 
レンズが命、ボディは交換して使う! マウントアダプターを用いて遊べる、おすすめのカメラボディ一覧。

やこんな言葉に乗せられると大変だ。NEX-7買っても、今のNikonのレンズ使えるんだと思っている自分が怖い。

2012-01-24

マンフロットからパノラマ撮影用雲台発売された


 NodalNinja4を買ったばかりなのに、デジカメWatchを見ていたら、マンフロットから

「プロパン雲台」(MH057A5-LONG、8万4,000円)
 パン雲台に加えて2枚のスライドプレートを駆動するギアを内蔵するタイプ。より高い精度で節点の位置を調節できるという。より大型の一眼レフカメラや中判カメラにも適する。カメラ取り付け面までの高さ14.3cm、耐荷重5kg、重量2kg。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120124_506964.htmlより
発売されるようだ。
 Panosaurusを買って、Stitchingで作品を作るめどができ、NodalNinja4を買ったのだけど、マンフロットの実物をみてから判断すべきだったかも、いつも買い物って迷っていると、いつまでも買えないのでしょうがない、しょうがないと自分に言い聞かせてます。

参考
 マンフロット http://www.manfrotto.jp/

東日本大震災パノラマ写真記録

 
 パノラマ写真のことを調べているうちにこんなサイトを見つけました。360°パノラマで撮られた被災地の写真は普通の写真より、自分が被災地に立ってその景色を見ているような感じがします。是非ご覧ください。

 東日本大震災パノラマ写真記録|JAPAN REVIVAL:http://japan-revival311.com/

2012-01-23

藤牧義夫 絵巻隅田川 


 昨日の東京漂流(ワークショップ)で紹介されたけど、
神奈川県立近代美術館 鎌倉「生誕100年 藤牧義夫展 モダン都市の光と影」展で、藤牧義夫の絵巻が見られるそうですが、会期中に、入れ替えがあるので、2回行かないと4巻すべては見られないようです。
また、絵巻がTouTubeにアップされていることも聞きましたので、紹介します。
 
絵巻隅田川 相生橋の巻
D
これは藤牧義夫(1911-35)が1934年に描いた絵巻の一巻です。すでに紹介した「絵巻隅田川・三囲の巻」「絵巻隅田川・白鬚の巻」に先だって描かれたものだと推測されますが、正確な制作時期は明らかではありません。藤牧は、この絵巻には題名も制作日時も記入していないばかりか、これが発見されたときには表装もされていませんでした。現在の表装は他人の手になるものです。題名は他の巻と区別するためにつけた仮題です。画面は、東京湾に面する相生橋から浜町公園までが描かれます。

絵巻 申孝園の巻
D
これは藤牧義夫(1911-1935)が1934年9月から10月にかけて制作した絵巻です。他の3巻が隅田川の風景を描くのに対して、この巻は田中智学 (1861-1939)が創設した日蓮宗在家教団・国柱会の本部・申孝園(江戸川区一之江)の庭園から始まって教団施設などを描くものです。藤牧は一家をあげての熱心な国柱会の信仰者でした。

絵巻隅田川 三囲の巻
D
1934年秋、隅田川の風景を描いた長大な絵巻を制作しました。本物を撮影することは不可能なので、これはその縮小複製版での紹介です。絵巻は全部で4巻ありますが、これはそのうち3番目に描かれたものです。

絵巻隅田川 白鬚の巻
D
牧義夫(1911-1935)は、1934年秋、隅田川の風景を描いた長大な絵巻を制作しました。全4巻の絵巻のうちこれは最後・4番目に描かれ、先の「三囲の巻」に続くものです。

この動画を作られた方は、藤牧義夫を紹介するblog「藤牧義夫 発掘!」も開設しています。そちらもご覧ください。

牧義夫 発掘! http://yfujimaki.exblog.jp
作者については http://yfujimaki.exblog.jp/7757814/

 昔、古本屋で「別冊太陽 モダン東京百景 特別企画・藤牧義夫」を手に取り、この藤牧義男の隅田川絵巻を見て、買って時々出してみる大変気に入った絵なのです。前に6x6で風景をつなげようとしたり、パノラマ写真を撮ろうとするのもこの作品を見たからです。

是非、2回に分けて4巻全て見たいと思います。
展覧会のホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2011/fujimaki/index.htmlです。

2012-01-22

東京漂流 (写真ワークショップ)2日目

 今日は、去年12月の東京漂流 (写真ワークショップ)の2回目で、みんなで写真を持ち寄り講評会というか、一人ずつ自分の写真をプロジェクターで投影しながらプレゼンテーションを行った。
 参加者でプリントを持っていったのは私だけで、普通のワークショップとは違う感じでしたが、結構、面白かったです。みなさん自分の撮った写真についてたくさんの思いを語っているのがすごく印象的でした。自分の写真について、あまり語れない私の方がおかしいのでしょうか?
 flickrに載せている写真(http://www.flickr.com/photos/heliograph/sets/72157628717510021/)を適当にプリントするつもりでしたが、いかにもありそうな水辺の景色だったのと、昨日、鈴木理策さんの文章を読参加しました。
f:id:heliograph:20120123012049j:image
f:id:heliograph:20120123013043j:image
f:id:heliograph:20120123012633j:image
 帰り際に、途中から参加された、港千尋さんに「キレイなプリントでした。」と言われて、ほっとして帰ってきました。
 

2012-01-21

 あなたが、「そこにいた」という事を、写真を見る者に伝える方法を考えなければならない

ユリイカ 2012年1月臨時増刊号』総特集◎石川直樹 エベレストから路地裏までを駆ける魂
を買った。

本屋で立ち読みして、鈴木理策さんの「石川直樹さんのこと」という文章を読んで買ってしまった。
鈴木理策さんが、初めて石川直樹さんの写真を見たときの感想とそのときどんなアドバイスをしたのかが書かれている。
以下は、その文章からの引用です。

最初に見せてくれたのは、エベレストで撮影した写真だったと思います。35ミリのカラースライドで撮影した100枚近くの写真を、プロジェクター投影しながら一枚一枚解説してくれたのですが、それらの映像はどれも町の定食屋の壁にかかっているカレンダー写真の様な、撮影者不在の「イメージ」で、命の危険と隣り合わせで登山していた切迫感を感じることができず、正直、ひどく困惑してしまったことを覚えています。
 現代では、世界中のあらゆる場所が写し取られている。エベレストに行ったことの無い私でさえも、すでにその場所についてのイメージを手に入れてしまっている。こうした状況においては、情報として機能する写真は他のカメラマンに任せてよいのではないか。あなたが、「そこにいた」という事を、写真を見る者に伝える方法を考えなければならない、という様な事を伝え、スライドではなくフィルムで撮影すること、撮影機材はとしてプラウベルマキナを勧めました。それから、一枚の完成した写真を目指すな、外からやってくる事に反応してシャッターを切ることに専心しろ、そのきっかけを見逃さないために緊張を持続させることが大切だ、と話しました。自分から撮る意識を捨て、撮影はカメラに任せるのだ、旅から戻るまでどんな写真が撮れたのかは楽しみにとっておけ、とも付け加えて。

そして、私も直接鈴木理策さんから聞いたことがある、自分の見た写真を記憶の中にデータベース化してしまうということに対する注意が書かれていた。その部分も引用します。

写真を志す若い人には、過去に見た映像をデータベース化し、いつどこかで見たことがある様な写真的場面に遭遇すると、シャッターを押して、撮った気持ちになっている人が多い。それは過去に作られたイメージとの絵合わせに過ぎない、ストックするイメージの量を、上手な写真を撮るための必要条件とする奇妙な考えが常識化している様です。確かに、フォトジェニックな対象は至るところにありますから、それに誘われ、撮らされてしまうのは仕方のない事でしょう。けれど、規範ありきの撮影は「写真の為に写真を撮る」という袋小路に入り込んでしまうだけです。

2012-01-20

佐藤信太郎「東京|天空樹 Risen in the East」

 PGI(Photo Gallery International)で開かれている、
佐藤信太郎「東京天空樹 Risen in the East」
 2012 年 1 月 13 日(金) − 2 月 25 日(土)

が気になる。
 2年間かけて、スカイツリーとその周辺の撮影。スカイツリーの変化に対応する為、それまで使っていた大判写真をデジタルカメラに替え、ディテールを精密に捉えるためにStitching(複数のカットをつなぎ合わせて一枚の写真にする )によって撮影しているようだ。

 東京の写真をStitchingで撮影している私としては是非見なければいけない写真なのだ。

参考: 
PGI ホームページ http://www.pgi.ac/content/view/326/40/lang,ja/
デジカメWatch  http://dc.watch.impress.co.jp/docs/culture/exib/20120118_505147.html  

 

株主の要求が明暗を分けた〜コダックと富士フイルムの現在地

 コダックと富士フイルムの明暗を分けたのは「配当の方針」の違いにあった。
富士フイルムが配当をしないで、多額の現金を持っていたので危機を乗り越えられた。
詳しくは、〔大前研一「ニュースの視点」〕
KON397「株主の要求が明暗を分けた〜コダックと富士フイルムの現在地」
を読んで下さい。

瀕死のコダックと飛躍する富士フイルム

 コダック、富士フィルム 両社とも、デジタル写真が大きな利益を生まないことに気付いていた。でもそれに対して、どう対応したかによってこんなにも大きな違いができてしまった。
 それについて書かれた、英エコノミスト誌の記事です。

2012-01-19

米コダックが破産法申請

 本当に破産法申請した。
D

 

2012-01-18

ヨコハマ フォトフェスティバル2012「地域・写真・記憶」

ヨコハマ フォトフェスティバル2012「地域・写真・記憶」(1月18日(水)〜1月22日(日))が今日から始まったようだ。
残念ながら、仕事と自分の参加する、Workshopで今年は会場に行けないかもしれない。

http://www.yokohamaphotofes.com/
http://blog.yokohamaphotofes.com/

クオリティーと創造性

久しぶりに,トゥギャりました。

2012-01-17

写真における「ニューカラー」「コンストラクテッド・フォト」という言葉


なかなか時間が取れないので、まとめなくちゃと思っていたのですが、@tokyoedit さんによってまとめられていました。
http://togetter.com/li/240039

2012-01-14

Stitiching 渋谷

 今日も、渋谷の街でStitichingのための撮影、ついに、Nodal Ninja 4 と  EZ-Leveler-IIを買ったので、今日は試し撮り、三脚に雲台を地面に水平に取り付けるなどの撮影は、前よりはるかに楽になった。
 撮影中は、仕上がりがどうなるか分からないので、家に帰って、Stitichingして、どう切り取るかかんがえるので、また、撮影しているような感じになる。
 とにかく、今は撮影を繰り返し、経験を積みある程度結果が予測できるようになりたいと思う。

http://www.nodalninja.com/

2012-01-11

岡崎乾二郎+松浦寿夫 対談「ジャクソン・ポロック再考」岡崎乾二郎氏の補遺

togetterに1月9日に四谷アート・ステュディウムで行われた『岡崎乾二郎+松浦寿夫 対談「ジャクソン・ポロック再考」』に関する岡崎乾二郎twitterがまとめられていました。

2012-01-09

Stitching 渋谷

f:id:heliograph:20120108160652j:image
 昨日、今日と渋谷で、三脚を立て、Panosaurusを使って撮影。
 日常見ている世界が、Stitchingによってどう見えるかというのが一つの狙いだから、人混みの中に入って撮影することになる。そんな所で、三脚を立てるのはかなり勇気がいる。さすがに人があまり通らないところと思ってたてたのが、信号が変わり、信号待ちの人が増え、三脚ぎりぎりに人が通ることになり迷惑をかけたりもした。
 渋谷で写真を撮っていると、色々な人が写真を撮っている、堂々と。人に向けて撮っているのだが、撮られた人もあまり気にしていないような所も見た。そういう意味で、新宿より渋谷のほうが写真が撮り易い街かもしれない。

 面白かったのが、歩行者天国の道路で、撮り始めたら、婦人警官に、「三脚を立てて写真を撮るのは禁止です、手持ちならいいです。」それに加えて「プロの方も駄目なんですよ。」といわれたことだ。
 「写真のプロって、何ですか?」って聞きたかったけど、止めておきました。

 東京の写真はStitchingに絞ることにしました。撮影から帰ってきても、Stitchingの作業に時間がかかるので、Blogに写真をあまり公開しなくなるかもしれません。

岡崎乾二郎 松浦寿夫 対談「ジャクソン・ポロック再考」

 四谷アート・ステュディウムで『岡崎乾二郎 松浦寿夫 対談「ジャクソン・ポロック再考」』
を聞く。

 http://www.arttrace.org/event/taidan.htm

 昼間の撮影でかなりくたびれて、途中、眠りそうになったけど、最後の、ポロックの絵を3分間見つづけると、変な感覚になるという、岡崎乾二郎さんの話が印象的、(もしかしたら、変な感覚ではなくやな気分って言ってたかも)、東京国立近代美術館で始まるポロックの展覧会が楽しみだ。
展覧会情報はここで、http://pollock100.com/

 

2012-01-08

YouTubeに自分の姿が


東京漂流の時の動画がYouTubeにアップされていました。ご覧下さい。

D

この時の、私の撮った写真はここで見ることができます。
http://www.flickr.com/photos/heliograph/sets/72157628717510021/

2012-01-05

葉山三ヶ丘(大峰山)

 神奈川県立近代美術館 葉山館の駐車場から見る三ヶ丘の山肌が美しい。
f:id:heliograph:20120105141804j:image
f:id:heliograph:20120105141800j:image
f:id:heliograph:20120105141757j:image

神奈川県立近代美術館 葉山館と鎌倉館


ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト―写真、絵画、グラフィック・アート

 まずは、葉山館のベン・シャーン展へ行く。
 http://benshahn2011-12exh.info/より

アメリカの画家ベン・シャーン(1898-1969)は、二つの世界大戦を経てめまぐるしく、しかも大きな変化を遂げた20世紀社会を見つめ続けた画家でした。コヴノ(現在のリトアニアのカウナス)からのユダヤ人移民であったシャーンは、数多くの社会の不正義に厳しく迫るとともに、人々の怒りや哀しみ、痛み、そして喜びに深い共感をよせました。彼の引く、ためらいを含んだような表情豊かな線には、そうした思いが重なっています。シャーンが亡くなって40年が過ぎた今を生きる私たちにとっても、それは充分に魅力的です。そしてさらに、3.11東日本大震災を経験した私たちには、新たな眼でシャーンの作品を見つめるチャンスを与えられたのではないかと考えています。この展覧会は、約20年ぶりの大規模なベン・シャーンの回顧展であり、絵画・版画・ポスター・素描など約130点に加えて、日本であまり紹介されていなかったシャーン撮影の写真を、オリジナル50点と200点を超えるデジタルイメージなどによりご紹介します。2011年12月から2012年7月まで、国内4ヵ所を巡回します。

写真はウォーカー・エヴァンズに教わったそうで、FSAプロジェクトにも参加していた。
 複数の写真を元に絵を描いているのが分かったが、単に写真をそのまま形をとるためにもちるのではなく、それをもとに完全にベンシャーンの絵の世界が描かれている。
 日本での写真も多数展示されていたが、単なる観光写真でなく、街の中の小さなものまで探し出して撮っている。

 第五福竜丸事件を元にして描かれた、ラッキードラゴンシリーズの絵の何枚かが、県立福島美術館蔵となっていたのを見て、何だか複雑な気持ちになった。

 帰りにカタログ徒共に、

 を買って,鎌倉館へ

シャルロット・ペリアンと日本

 鎌倉館のシャルロット・ペリアンについては何も知らなかった。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/ExhibitionNow.do?hl=kによれば

シャルロット・ペリアン(1903-1999)は、生活と芸術を結び、建築、インテリア、家具など多岐にわたって手がけたフランスデザイナーです。彼女は、建築界の巨匠ル・コルビュジエとの共同作業によって、数々の優れた作品を生み出しました。鎌倉館を設計した建築家坂倉準三とも親交があり、いく度か来日して多くの芸術家たちと交流したペリアンは、戦中・戦後の日本におけるモダン・デザインの発展に多大な影響を与えています。本展では、彼女が提起したモダニズムと日本の伝統の関係に注目し、その今日的な意義を紹介します。

(詳しくは、http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2011/perriand/index.htmlへ)
と紹介されている。

 デザイナーの才能としても凄いひとだと思ったが、ノルマンディーの海岸で拾った漂着物やゴミ箱から拾った金属の圧縮された固まりなどを撮った写真がすばらしかった。

 秋谷の海岸で拾った者をいつか撮りたいと思っていたが、早くやって見たくなった。

米コダック、破産法申請を準備中か

 とうとう、破産って言葉も出てきてしまった。

2012-01-04

蒲田

 今年、初めての撮影。場所を蒲田に選んだ理由は8月に蒲田を撮ったとき、何かここから、新しい撮り方ができるのではという写真が撮れたからなのですが、何だ今までと変わらないと言われるかもしれませんが、人間そう買われないようです。でも、久し振りに200枚近く撮りました。
f:id:heliograph:20120104142129j:image
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コダック上場廃止危機 株価1ドル割れ、NY証取が警告


 少し銀塩(4x5)もやろうかなと思って、TRI-X買ったばかりなのに。こんなニュースが

2012-01-02

写真美術館と東京国立近代美術館へ

去年も2日に行った写真美術館、理由は入場料が無料ってこともあるけど、実は館内のNadiffで販売される福袋が気になったのです。

3Fが『ストリート・ライフ ヨーロッパを見つめた7人の写真家たち』

トーマス・アナン、ジョン・トムソン、ビル・ブラントブラッサイ、ウジェーヌ・アジェ、アウグスト・ザンダー、ハインリッヒ・ツィレという7人の作家の展覧会。
ヨーロッパのソーシャル・ドキュメンタリー写真の展示ということだが、トーマス・アナン、ジョン・トムソン、ウジェーヌ・アジェの写真の違いって何だろうと思いながら会場を歩いた。
トーマス・アナンは

イギリス生まれ。1868年、グラスゴー市からの委託により、再開発計画の一環として壊される前の建築物や街頭の風景を記録する。そのなかで捉えられた貧しい居住者たちのすがたは、ジェイコブ・A.リースのニューヨークスラム街のドキュメンタリーとの類似性を見出すことができる。

http://syabi.com/contents/exhibition/index-1448.htmlより
ジョン・トムソン

イギリス生まれ。1860年代から70年代前半にアジアを旅し、その異文化を記録する。イギリスでの国民生活の様々な問題が社会問題として認識されはじめた70年代中頃には、ロンドン市民の暮らしを撮影し『ストリート・ライフ・イン・ロンドン』としてまとめた。社会改良のドキュメンタリーの先駆けとなる。

http://syabi.com/contents/exhibition/index-1448.htmlより
ホームページに紹介されているのに対して、
ウジェーヌ・アジェは

フランス生まれ。19世紀末の消えゆくパリの街並みや人々の暮らし、建築物の内部の装飾の詳細部分などを撮影し、画家たちのための資料として販売する。これら生計のために記録した約8000枚の写真は、晩年、マン・レイに認められ、ベレニス・アボットによって世に広められた。

http://syabi.com/contents/exhibition/index-1448.htmlより
と紹介されている。
もしかして、ドキュメンタリーという意識のある人の作品とそうでない人との差かなとも思ったが、決定的に違うのはアジェの写真には光が写っているように思えたのだがどうだろう、もちろん、写真は光がなくては写らないので、光はどの写真にも感じられるし、写真の技法の差もあるのだろうが、アジェの写真にははっきり光りを意識したものがあるのだ。

2Fが『日本の新進作家展vol.10 写真の飛躍』

添野 和幸フォトグラム)、西野 壮平(コラージュ)、北野 謙(多重露光)、佐野 陽一(ピンホール)、春木 麻衣子(この人技法、なんと言えば良いのだろう、オーバーあるいはアンダーの露光によってうみだされた写真)の5人の展示。

 西野、北野、春木さん3人のギャラリートークも聞いた。

B1Fは『映像をめぐる冒険vol.4 見えない世界のみつめ方』

これはざっと中を歩いただけでした。

次に、竹橋に出て、東京国立近代美術館

ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945


以前、紹介した展覧会、http://d.hatena.ne.jp/heliograph/20111020
へついに行って来ました。大変面白かったです。最近の東京国立近代美術館は頑張っていると思います。

所蔵作品展「近代日本の美術」、ヴァレリオ・オルジャティ展

をざっと見て帰りました。

ところで、福袋の中身ですが、思い出したくもありません! 

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