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2013-02-24

鈴木理策「アトリエのセザンヌ」


 昨日、ギャラリー小柳に『鈴木理策アトリエセザンヌ」』展を見に行った。

 セザンヌアトリエで撮った写真、セザンヌが描いたモチーフやそこに果物を置いて写真を撮っているが、決してセザンヌの絵のように見えるように撮っているわけではない、例えば、テーブルの上の果物にピントが合っていなく(完全にピントをはずしかろうじて果物であるのが分かるぐらいぼかしている)、後ろにある3つの髑髏にピントがあっている。
 3つの髑髏をとったものも1つ髑髏だけにピントの合っているものと、3つにあっているものがあった。
 アトリエの中から何枚かのガラスから出来ている窓越しに外の樹々を撮っている。ガラスがによって景色がにじむように流れていたりする、昔のガラスが平面ではないためにそう見えるなのだろうか。
 外で樹々を撮ったものには浅いピントにより、ピントの合っている所が、一つのレイヤーが出来ているような写真。
 二枚の大きく伸ばした、サン・ビクトール山のさ写真、よく見ると、同じ位置から撮ったもので、光のあたり具合が違い、山の表面がフラットなものと、凹凸が良くみえるものが並んでいる。時間の経過を感じさせる。
 時間といえば、画面を固定した動画を上映していた。サン・ビクトール山を撮った写真では、何羽かの鳥が画面を横切る。有名なトランプをする人の絵や静物画がピントをボカシたような画像に切り替わる。

 今日、届いた、写真雑誌

IMA(イマ) Vol.3 2013年2月28日発売号

IMA(イマ) Vol.3 2013年2月28日発売号

 に、この展覧会で展示された写真と鈴木理策さんのインタビュー記事が載っていた。
 ほんとに一部だけを引用しておきます。


 セザンヌアトリエでは、多くの静物を撮影しました。テーブルクロスも、果物も、骸骨も、もちろん動きません。しかし、カメラをセッティングしながら、かってセザンヌが対象から受け取ったものを想像しているうちに、自分の中にセザンヌ視線が再現されるような感覚を持ちました。そこで感じられた視線は、いわば動画のようで、決して固定されるものではありません。セザンヌが体感した時間の流れを「ただ見る」ことにおいて追体験した感覚でした。
 撮影において、こんな風に撮りたいという青写真を用意することはありません。見え良く整えられた写真は、世の中にたくさん存在しているからです。私は「撮るために見る」のではなく、見ることの延長線上に撮ることを位置させたいと思っています。見ることの内部に流れる時間を写真を見るひとにも受け渡したいのです。

 IMA(イマ) Vol.3 P.92より

参考
ギャラリー小柳 ホームページ(展覧会が終わると、このアドレスでは展覧会の様子は見られません)
 http://www.gallerykoyanagi.com/exhibition.html
IMA ONLINE
 http://imaonline.jp/ud/exhibition/50d965221e2ffa5a67000001

神奈川県立美術館へ

 神奈川県立美術館 葉山館へ「美は甦る 検証・二枚の西周像 高橋由一から松本竣介まで」を見に行く。

 主に、美術館の収蔵作品による展覧会。途中に、作品の修復についての説明が展示されている。
 今まで、あまり興味を持てなかった、梅原龍三郎の作品(熱海の別荘を描いたもの)に惹かれた。
 
f:id:heliograph:20130224110506j:image

f:id:heliograph:20130224110422j:image

2013-02-17

ダゲレオタイプ・ワークショップ


 横浜市民ギャラリーあざみ野で「ダゲレオタイプ・ワークショップ」に参加する。指導者は、ダゲレオタイプで作品を作っている新井卓さん。

 銀メッキした銅板を「キョンのなめし皮」で鏡面に磨き上げ、ヨウ素蒸気、臭素蒸気にさらして板の表面を感光化、フィルムホルダーに入れ露光、これを水銀蒸気にさらすことによって、画像を作る。定着、その後、ギルティング(金調色)した。
 失敗する確率が高いという話だったが、参加者全員、画像が出た。どうやら、こちらに緊張感を与えるための主催者側の作戦。帰ってツイッターを見たら、先週も全員画像がでていたようだ。

これが今日撮ったダゲレオタイプで撮った写真です。
f:id:heliograph:20130218011518j:image:w200

 写真家 石川真生―沖縄を撮る


 ワークショップ終了後、1Fの「写真家 石川真生―沖縄を撮る」を見る。
「熱き日々 in オキナワ」,「沖縄芝居」,「森花〜夢の世界」という3つの作品からなる写真展であった。

「熱き日々 in オキナワ」黒人の米軍兵士向けバーで働く、女性と黒人兵との生活を撮った写真である。これは1982年「熱き日々 in キャンプハンセン!!」として出版されたが、被写体の女性から抗議を受け,当該ページを裁断、ネガまで手放したものだったが、父親の遺品の中から、プリントが見つかり、今回発表することになったものだ。自ら、金武のバーで働きながら撮った写真の迫力はさすがだ。

 会場では、東松照明のインタビューのヴィデオが上映されていた。それを見ているうちに、閉館時間になり帰ることになったしまったのが残念。
 残念ながら、来週までなので見る時間はなさそうだ。

 


 

2013-02-16

 東松照明のカラー写真


甲斐義明「東松照明のカラー写真──追悼・東松照明」(http://artscape.jp/focus/10075873_1635.html

ケヴィン・ムーアが指摘しているように、アートとして作品を制作する写真家たちが長らくカラーを避け、モノクロームにこだわり続けたのは単に技術的な制約からだけではなく、作者としての写真家の存在がより希薄に見えるカラー写真という形式自体が、非芸術的な商業写真やアマチュア写真を連想させてしまうからであった。

(Kevin Moore, “Starburst: Color Photography in America 1970-80,” in Moore, ed., Starburst: Color Photography in America 1970-80(Ostfildern: Hatje Cantz: 2010), 8-36, esp. 19. )


参考
清水穣「批評のフィールドワーク5 東松照明展『色相と肌触り──長崎』のために」(http://www.art-it.asia/i/a/toumatsu3/

芸術と日常の関係 - 「文脈を理解してから作品を批判しろ」というとき、その作品を批判する文脈については想定されていない


http://d.hatena.ne.jp/heliograph/20130209で、 瀬戸正人さんの「Cesium 10」 という写真展のタイトルと写真の関係を考えてしまったけど、これに関連すると思う「版一欠 (edtion1) さんのtogetterでのまとめ」を貼付けました。

芸術を理解するということ

 これは、上のまとめの下にかいてあった、おすすめ@onebowlerさんのまとめです。

2013-02-09

 M2gallery 『瀬戸正人「Cesium 10」』展へ


 Cesium 10 というタイトルから、おそらく福島をとっとシリーズと思われる。
 
暗闇の中で、樹の根元や幹をアップで撮る。人間の手に見えたり、身体に見えたり、顔が浮かび上げって来るものもある。地面の岩肌、落ち葉を見ると、濡れていて、艶かしく光っている。
 
 会場にも、写真展案内にも何も文章はない。ただ、写真を見るのみだが、「cesium」という言葉だけで、放射能に汚染された森の中の写真と思ってしまう。

2013-02-03

なんのためのアート


 2013年1月26日に せんだいメディアテーク で開催された「なんのためのアート」の録画があるのを知り、とりあえず、畠山直哉さんの基調講演と、港千尋さんのプレゼンの所だけ見た。
 移動しながら、iPhone で途切れ途切れでみたので、時間を作り、全て通して見直してみたい。

「なんのためのアート」のホームページ http://n-t-a.jp/
 
 USTREAM録画
 なんのためのアート(1/2)http://www.ustream.tv/recorded/28809047 (畠山さんの基調講演は29分位から)
 なんのためのアート(2/2)http://www.ustream.tv/recorded/28888390 (港さんの話は24分位から)

Twitter
https://twitter.com/n_t_art

togetter
http://togetter.com/li/447488

参考
2013年1月19日『東日本大震災復興支援「つくることが生きること」神戸展』の 畠山直哉さんと宮本隆司さんのトークセッション
つくることが生きること トークセッション 1/2 (34:03)
つくることが生きること トークセッション 2/2 (69:48)

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