プレデビュー組の応援方法と独り立ちについて

なんかどこに書いたらいいのか判んないですけど。
とりあえずハッチマンさんのところへ(笑)。

私は戸賀崎さんの言うところの「オープンの頃はお客様も20名ほどしかおらず」の頃に観に行っています。
あの時は本当に20〜30名程度しかいませんでした。私は思いっきり踊れそうな「立見」にしようとしたら「椅子席」オンリーだって言われて凹みましたから。

で、私が観に行かなくなったのは簡単な理由です。内容の質も悪くないし、劇場内を見渡すと私よりも大切にしてくれそうなファンがついているのが判ったので、安心して身を引きました。
いや、それよりも、こちら(ハロプロ)にも明日のスターを夢見ている子たちが沢山いるからなんですよね。

いやらしい言い方をすれば商品、なわけですが…その商品を慈しむ気があるのであれば、まずそのタレントたちの意見を吸い上げるのが先決かと。

ヲタ芸」に関しては、こちら(ハロプロメン)でもいろいろな反応がありますね。
後藤真希の以前のライブでは稲葉貴子を含めたバックダンサーがロマンスを披露したりする一方、そのような行為自体を無視しているメンバーや、嫌がっているメンバーもいる。

ただ、それとは別に、キッズ世代ではまだ分別がつかないのか、「ヲタ芸師=一生懸命応援してくれる人たち」程度の認識しかない子もいて、またスケッチブックの言葉に簡単に反応するなど現象も散見されています。
恐いのは、それがファンサービスだと勘違いしたり、目先のファンに媚びることが出世の近道だと考えるメンバーが現れないかということです。
なのでそういった世代は、あれはNGこれはOKってのを教えないとダメですね。これはスタッフよりも先輩方がアドバイスするのが一番かと。

AKBメンバーの年齢層はキッズよりも高いのですが、キャリア的には劣るのと、先輩がおりませんから、事務所が試行錯誤するしかないでしょうね。あとは客サイドがどうするかなんでしょうけど、それは私の出る幕ではないです。

余談ですが。
℃-uteのオープンイベントで、ヲタ芸が一般客の冷たい視線を浴びているとのことですが、やっぱ空気読めってことですな。
そう考えると三越屋上時代あたりに、採算度外視でオープンイベントやっておけば良かったかもしれないですね。

とても楽しそうに出待ちをしている彼らを見ていると…
幸せそうでいいなぁって思うんです。

そうだよなあ。
ハロプロではなかなか味わえないだろうしねえ。

かつて、秋元康のプロデュースにより素人たちがアイドルの世界のみならず日本の音楽シーンを占拠した時代がありました。しかし、その後のこと、音楽業界を考えることが無かったため10年近くアイドルの世界は歪んだままでした。

そうですね。
ただ、身も蓋もないこと書いちゃうと、秋元氏は企画屋さんとしては一流で、売れる企画に価値を見出すのは上手いのですが、その企画の賞味期限が切れれば即終了といった傾向が見受けられます。なので彼にアフターフォローを望んではいけないかと。それはチェキッ娘の時も同印象でしたし、今回も何ら変りはないかなあとは思います。
実際、全てがプレデビュー状態だという点が、ひとつの安全策にも感じます。
なので信じるのはあくまでも主催者サイドかなあ...という気がします。

上記の私感は、ファンにとっては物凄く残酷な意見かもしれませんが、こちら(ハロプロエッグ)はもっと大変です。こちらは仕事がもらえないと名前すら出してもらえないですからね。
(まだ名称未判明の子が数名います。)
もしかしたら事務所パワー(笑)で日本のトップアイドルになるかもしれない子が出そうな反面...という現実を考えると、恐ろしくシビアな未来が彼女達を待っています。

モーニング娘。という存在はアイドルだけに特化せず音楽性やダンスをしっかり作りこむことで、この世界を再度活性化させたと思うけど、今を必死になるがために、その後をイメージしなければ、本気でアイドルをしている傘下の子たちに失礼です。

そうなんだよねえ。
そのあたりどうするんだろ?
セレクションが順調に進んでいるとしても、FOXでやっている「アメリカンアイドル」も1年間でグランプリを決めることから概ねそれが限度で、それを超えると「ここでもいいかなw」なんてことになるでしょうね。
それってすなわち「プレアイドル」の辿った歴史だったりします。

でもその一方で、半年で答えがわかる子と、三年経たないとわからない子がいるでしょうから、事務所サイドとしては大変かなあという気もします。