V.A./「Hello! Project 2007 Winter〜エルダークラブ The Celebration〜」@中野サンプラザ

行ってきました。強風の中自転車こいで(笑)。

まずグッズ売り場について。当初はワンダ同様会場外のみでの販売だったのですが、日曜の夜の部は強風によりテントでの販売が中止となり、急遽階段売り(入場列とは別ラインに並ばせて売る)と会場内での販売に切り替えておりました。

入場後、御花をチェック。
上手側はいつものTV局&出版社系でしたが、下手側は広告関連会社で占められていました。
まず、後藤真希宛に「サンディスク(株)」と「(株)電通キャスティングアンドエンタテインメント」。
松浦亜弥宛に「キリンビバレッジ(株)&電通午後の紅茶チーム』」(連名)。
そして宛名なしで「(株)ギャンビット」(CMキャスティング会社)と「(株)エンジンフィルム」(広告制作会社)。
気になるのは「宛名なし」です。ギャンビットは以前見たような記憶があるのですが、最近あったかなあ...ともかく、CM方面へはドンドン攻めていって欲しいですね。

私は2階ファミリー席厨でしたが、座席に着いて気がついたことは、女性や親子客の比率がワンダと比較して高いこと。隣りと前はカップルでした。必死系が少なくなるとやっぱりこうなるね。

そんなこんなで開演。
まず晴れ着で登場。最初のMCまでかなあ...と思っていたら8曲目の松浦亜弥ソロまでこれで押し通しました。新年からとってもイイものを見せてもらいました。私のお気に入りはあさみなんですが、おきゃんな街娘っぽくってええね。帯引っ張ってグルグル回したいです(苦笑)。MCでの「一月一日」も良かった。ワンダだったら「こんな曲歌うなら他の曲歌え」といったピリピリムードになっちゃうかもしれないけど、エルダならではのお年玉だね。
2階からは足元までチェック出来たのですが、草履+足袋なんですよねえ。私は無類の白いソックス好きなんですが、白い足袋も足指のラインが見られて格別ですね。ちなみに鼻緒は赤か黒でした。これが洋装になるとそこそこの高さのヒールになります。どちらもダンスし難いだろうによく頑張りますよね。

ワンダ同様、両端の待機スペースが復活したので、どうしてもそこに目が行きがちなんですが、上手側の圭ちゃん姉さん貴子たんの並びが良かったね。姉さん楽しさを通り越していい意味でオバサンやったなあ。横ノリの曲では上半身を左右に揺らすのですが、姉さんと貴子たんが肩ぶつけ合ったりして遊んでました。子供やねえ(笑)。

2階からだとどちらかというとアップで見るというより、ステージ全体の視覚効果などを楽しむことに重点が行くのですが、ライティングもとても綺麗でしたし、横長のワイドスクリーンを効果的に使った演出が良かったですね。単にアップにするのではなく端に寄せて空間を見せていったり、曲によってはカメラを固定して歌う側が次々にポジションを変えて自分のパートになるとスクリーンに映るようにする演出だとか、かおりんのメルヘンチックなサウンドにマッチした映像だとか。ごっちんのテレ東ならまた問題になりそうな視覚効果だとか、楽しませていただきました。

ファンの一体感はワンダを凌駕していました。ただ条件はワンダと同様だと思うんですよね。でも「ガタメキラ」の「ラ」できっちりジャンプするし、「ウソつきあんた」では「ウソつき」コールがあるし、「未来の扉」では「FuFu!」って叫べるしやっぱりいいね。これワンダコンだと壊滅状態だろうなあ...

それと気がついた点として、6曲目の前田有紀から12曲目の飯田圭織まで、「メロディーズ」を除き全てつんく♂さん以外の作品で固めたこと。他者の作品はこれを除くと安倍なつみの1曲のみだった記憶があるので、かなり意識した選曲だったのではないかと思います。「メロディーズ」のピアノアレンジも含めしっとり歌いあげる曲が多かった反面、周りを見ると気持ちいいのか寝ちゃっている人が数名おりました。
でも前田有紀の圧倒的な声量とテクニックを見せ付けられて発奮したのか、その後のソロがみんな爆発的にいいですね。松浦亜弥のアルバム「Naked Songs」新曲の「dearest.」の大熱唱を聴くと、これ紅白向け午後の紅茶とかと手を結んでクリスマスタイアップでシングル発売なんかすると良かったのにねえ...なんて気にさせられました。

あ、それとつんく♂さんが大好きなAVシリーズのタイトル*1から付けたとしか思えない「モーニング娘。誕生10年記念隊」ですが、「僕らが生きる MY ASIA」は意外なほど地味で真面目した。それとハッピーなナンバー『未来!「幸福」』には「酢豚」っていうフレーズが出てきますが、酢豚は和製中華だから海外では通用しませんな。

それとエッグファンの皆さまへ。このライブにエッグの入る余地は無かったです。まあいても邪魔にならないのは能登・是永・青木・諸塚くらいかなあ...でもエッグもライブ観せてあげた方が良かったかもしれませんね。やっぱり目標はこちらにおいて欲しいので。DVDでも良いので見せてあげたいですね。UFWさんは太っ腹だからきっと良いことがあるでしょう(笑)。

それとヲタ芸について。AメロでロマンスやOADを打っている人がちらほらいましたが、確か声優系のイベントではAメロで打っている集団がちらほらいました。何故かというとイントロやサビの約束事が(ハロプロと比較して)多いからです。なので一瞬回流現象なのかなあとも思いましたが、ハロプロでも昔の曲は約束事が多いので(盛上げる為の策?)、こちらの方がフィットするのかもしれませんね。

*1:高橋がなりさんとの対談本のわりと早いページに出てきます。