アイドルノリ講座

続き
今回は「ヲタ芸」ではないので改題します。

CoCo/お願いHOLD ME TIGHT
http://sjl-v123.sjl.youtube.com/get_video?video_id=MgTrGHcKQek
モーニング娘。のルーツのひとつCoCo(プロダクション尾木)。
イントロは「Oi!」ではなく「Hyu!」と叫んでいる様にも聴こえます。この現場にいたのに記憶があいまい(苦笑)。
Aメロを中心に「あづさ〜!」「まきちゃん!」というかけ声が入ります。ソロがめまぐるしく変わるときは大変です(笑)。
Aメロは手拍子。BメロはコールしながらのPPPH。「みーきよHyu!」という感じ。
ペンライトは殆ど無かったはず。
(THE ポッシボーでこの曲やると楽しいのにね。ちなみに「愛車ローンで」の元ネタのひとつかな。KNACKはタイトルとアレンジの元ネタだけどね。まあそんな話はどうでもいいか。)

モーニング娘。愛の種
http://www.dohhhup.com/movie/6XJmUjUYTZ9Yi88Um1xFBSeGekYTfKYt/flv/movie.flv
イントロで手拍子がちゃんとあるね。最初のAメロでも聴こえる。BメロではちゃんとPPPHになっていたと思う。
ペンライトは少なめだったような...

...というわけで、かなり似ています。懐かしの歌謡番組で見かける「ぜーの!桃子ぢゃーーーーん!」みたいな親衛隊ノリはありません。
これは1990年頃に歌謡番組が無くなったことで、ビッグバンドを意識したアレンジから、いわゆるロックテイストのアレンジが組める様になったことも、こういったノリが定着する要因になったと思います。

ちなみに、CoCoはYouTube、娘。はDohhh UP!です。「なんでYouTubeのロゴが入らないの?」とか「Dohhh UP!ってはてなダイアリーで直接見れるの?」って話は今回のテーマではないので一切触れません。悪のりするとアレなので多分に今回限りにします。つーか、Dohhh UP!は音が良いな♪

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ということは「初期と大きく変わったのはサイリウムを持ったからでは?」ということになっちゃうかもしれないですね。
それでは、「サイリウムの先輩」でもあるアイドル声優シーンを見てみましょう。

田村ゆかり/Baby's Breath
http://sjl-v133.sjl.youtube.com/get_video?video_id=u0HWSPpQFNc
(スライドバーが出ない場合でも、一度全部見ると表示されるようです。)
彼女自身アイドルマニアなので、楽曲も三浦理恵子直系的なものが多いです。セルフコーラスもやっています。非常に基本に忠実なアイドルライブです。
ちなみにUFP制作です(笑)。声優ライブは時期的には夏と冬に行われることが多く、ハロプロとは重ならない場合が多いかな。ハチマキしているひとが多いですが、グッズで売ってます。
ノリはさほど変わりませんが、サイリウムの振り方が異なります。
しょっぱなのサビの部分でサイリウムを下から上に振るシーンが見られます。これはサビでも多用されます。バラードでも横振りはせずにずっとこの振り方をします。当然ながらロミオに相当するパートでもこの振り方をします。
イントロの「Oi!」はジャンプします。

1980年末期〜1990年初頭頃からアイドルノリがアニメファン界に移っていったそうで(レモンエンジェルの頃かな)、さらに乙女塾後期とアイドル声優の盛り上がりが重なったことでノリは似た感じにはなっていますが、ハロプロよりも統率的なものを求める傾向があります。親衛隊はありませんが、初期から応援している有志がコール表を配布したりしています。ハロプロよりもライブ回数が少ないからのようですね。ただそのお陰でサビの寸前に「FuFuFu! FuFuFu! Fu!(ジャンプ)」というかけ声が入れられるんですね。
また掲示板でたまにある乙女塾スレッドでの「俺は三浦理恵子→暗黒時代→安倍なつみ嗣永桃子」の暗黒時代(乙女塾活動休止からハロプロ誕生まで)が声優ファンにはありませんので、ペンライトを持ち始めた時期が早く、明るい会場でもペンライトを持っています。またサイリウムはアーティストの持つイメージのカラーに統一されています。アイドルと違い声優の多くはソロで卒業という概念がないので、サイリウム企画は「特別な曲だけ色を変える」というものになります。
それとサイリウムは原則1本ですね。
また、ボード・スケッチブックの類いはまず見かけません。純粋にライブを楽しみたいということなんでしょう。