℃-ute/CD「桜チラリ」

デイリーチャート2日目は6位です。
(3→6位)
予想では15位あたりまで落ちちゃうかなあ...と予想していたので、嬉しい誤算ですね。

そうなると、どうなんだろう...「買い増して10位以内を目指そう」的な話題がそろそろ出てきそうな予感。
ただ明日のチャートは今日の売上の集計だから、明日頑張ったとしても明後日以降にはなるけど、やらないよりはマシだと思います。頑張ろうね。

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ところで。
今回のチャートで売れたとしても、「ザ・ベストテン」といったインタラクティブな音楽番組が無い以上、次週以降にテレビに出まくる...といった可能性はやはり低いと思います。

海外に目を向けると、米国ではチャートにラジオのリクエストを加味するから、反応が良ければ追加注文で売れていく。そうするとチャートが上がっていく。それすなわちその作品自身のためのチャートになっています。まあ当たり前の話ですな(笑)。

一方、日本の場合はどうかというと、ラジオや有線チャートがその役割を担っているかに見えるんだけど、各家庭に普及しているものでもないし、チャートに影響することまず無いと思います。
あるとしたら紅白歌合戦だけかもしれないな。あとはドラマタイアップか...
つまり、その曲のためのチャートになっていないんです。

一体、何のためのチャートかというと、次回作のためのチャートだと思います。

私は雑誌の出版を経験したことがあって*1、創刊号の売上が芳しくなった(返本率の高かった)雑誌について、自信のある内容なので第2号をもっと延ばしたいと息巻いて営業が取次(卸売業者)に向かったのですが、返ってきた返事は「もっと発行部数を絞れ」といったものでした。
出版は半ば取次が牛耳っている世界で、音楽産業とは多少異なるかもしれませんが、過去に好材料の無いタイトルについては、次回作の受け入れを減らすと思うんですね。常識的に考えて。
そうすると予約数をいかに増やすか?...しか、もう手が無くなってくるんじゃないかな?

ここで10位以内を取っておけば、次回作に必ず注目が集まるので、ここは踏ん張って欲しいところですね。

テレビ番組も交渉がしやすくなるでしょうし。次回作のね。

*1:経理だけどね。でも予算=販売予測を取りまとめるのはこちらの仕事だから。