後藤真希/Hello! Projectを卒業

まず、ニュース公式コメントに関してはブックマーク参照。
昨夜の速報は意外に少なかったのです(共同や時事通信はありませんでした)が、一番乗りが、相変わらずデリカシーのカケラもない日刊スポーツでした...

私はライブを観覧してはおりませんでしたが、tatsuさんからのメールで知りました。
併せて詳細を教えて戴きました。お忙しい中、ありがとうございますm(__)m。
それによると...

  • トリプルアンコールだったこと
  • 2回目のアンコールに卒業を発表
  • 併せて「これからはより自分にあった事をしていきたい」旨のコメントがあったこと
  • 卒業発言時には弟の件については触れていなかったこと。
  • 3回目のアンコールに「スクランブル」を歌ったこと
  • こういった発表があるにもかかわらず、テレビ等のメディアの姿は見られなかったとのこと

とのことでした。
ちなみに、私は矢口真里の脱退直後の娘.@八王子を見ましたが、マスコミは会場内シャットアウトでした。ただ会場外には取材陣が殺到していました。これは事前・事後の違いで、対応は一貫していますね。
なので、日刊スポーツ(朝刊)の...

「いきなりの発表でごめんなさい。弟の祐樹のことでファンの皆さんに大変な心配とご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。ハロプロは卒業しますが、後藤真希として今後も頑張っていきます」と頭を下げた。

は、冒頭のMC(お詫び発言)とミックスさせた創作では?
また「関係者によると」も、いわゆる「消防署の方から来ましたw」っぽい気がします。
(市井紗耶香さんも「1期メン」扱いですし...)

ちなみに、tatsuさんはファミリー席PAエリア近くでの観覧だった様で、モーニング娘。(高橋・田中・亀井・光井・道重・ジュンジュン・リンリン)、村田めぐみ岡田唯、そして吉澤ひとみを確認できたとのこと。不在メンバーはお仕事なんでしょう。
彼女達はアンコール1回目までいて、アンコールのサイリウム企画も参加。(よっすぃーを除いて)悲壮感はなく、逆にノリノリのようにも見えたとのこと。
(平家みちよさんの時はみんな微動だにしなかったような...)

ちなみにサイリウム企画はこちら。卒業を意識したものではなく、落ち込んでいるであろう彼女を励ましたいという意思表示だと思われます。

ニュースソースを読んだところ「レコード会社、事務所の移籍は無い」という文章が目立ちました。こちらとしては「移籍」と書かれない以上、何も感じることはありませんが、予想される風評被害を断ち切るという意味もあってのことなんでしょうね。

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以下、今後予想されることと、私の考えることなど。
文章的にちょっとビジネスライクな嫌いがあるのが、申し訳ないところです...

「彼女が移籍する」云々の噂は割と昔からあったと思いますが、私はそれは無いとは思っておりました。それを裏付ける最大の理由は、ファンクラブリニューアル時に彼女の話が一切出てこなかったこと。狭義のHello! Projectは、すなわちファンクラブとイコールなんです。
なので結果的に「卒業」となったことで、今後真っ先にやらなければいけないことは、ファンクラブをどうするか?...です。「近々に別FCを立ち上げる」のか「しばらくはHello! Projectを間借りする」のかだけはハッキリさせて欲しいところです。ちなみに私はどちらでも構いません。ただ、この方向性が見えなければ「今後の活動は白紙」というイメージだけが先行するのかもしれません。

卒業の理由のひとつ「自分のやりたいことのズレ」に関しては、もうひとつのきっかけ(あえて書きません)がやはりトリガーで、こちらは「理由付け」的な印象があります。
独自の活動はハロプロに籍を置きながらでも可能だとは思います。ハロプロは音楽面での幅は広いはずなんですが...彼女も含めハロメンは割と自分の立場をわきまえている方で、ただ、それに乗じて閉じた世界で何とかしようとするところが事務所の悪い癖かなとは思います。
思い当たるところとしては、SSAであったMTVのイベントでレポーター的なことをしていましたが、確か歌は披露していなかったと記憶しています。本来ならば歌いたかったでしょうし、そういう活動をしていなかったことへの不満があって当然だろうな...とは思いました。本来ならば、そういった合同ライブ・イベントに積極的に参加するのが筋なんだろうなとは思います。そのメインの多くは夏休みに組まれることが多いのですが(いわゆる「夏フェス」)、それよりも自前の「誕生10年記念隊」を優先せざるをえないことが、ある意味「なるほど」と思わせる理由にはなっています。

もうひとつ、アジア進出について。
引き続き積極的に関与するのか、モーニング娘。にお任せなのか...も気になるところです。
ただ海外進出にはワンブランドであることが武器になると思うので、このあたりがどう作用するかです。

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周辺の影響について。

残されたハロメンについて。
現在のハロメンや予備軍(エッグ)には「目標は後藤真希さんです」という子もいますが、プロになった途端、自分が目標にならなければいけませんので、そのあたりは心配はしなくていいかな...とは思います。

次に、支えているファンについて。
一時期ライブ動員に苦戦した彼女ですが、それは彼女を支えているファンの多くが同世代の女性で、湯水の如く使えるヲタ的なファンが期待する程いなかったことが大きいとは思います。ただ、今は同世代の女性が働き始めていて、彼女を支えてくれる原動力になり始めているのかな?...とは感じています。なのでイメージチェンジ的にはいい機会ではあるのかもしれません。
ただ、個人的には、彼女を通じてハロプロの後輩たちを見てもらいたかったこともあり、その部分では残念な気持ちもあります。

さらに、対世間について。
気になる部分としては、矢口真里の辞任時の発言を引用して申し訳ないのですが、彼女は「アイドル」という言葉を使って自分が辞める理由付けをしました。結果的に矢口真里は仕事を増やす結果にはなりましたが、相対して残されたメンバーの活動範囲を狭めてしまう、ひとつの要因になってしまった気がします(現行の「バラエティ担当」と「現行娘。メン」の出演バランスを考えても)。
今回の件も私が上で述べた具体的なケースを無視して、「私はアイドルじゃイヤ!」的な後藤真希像がクローズアップされると、危険ではありますね。