藤本美貴、つんく♂/「奇跡体験!アンビリバボー仰天超絶インパクト人間&世界天才キッズSP!!」(その3)

エレンさん(コメント)。

ベリーズのオケのクオリティの高さは異常としか言いようがないんだけど、これって外部には伝わらないのかなあ。
あななし〜スペジェネまでは特に、本人の歌唱クオリティとは別のところで評価しますね。

音楽の聞き方に依存しそうですね。はっちまんさんのコメントにも書きましたが、ロック少年的な接し方と、歌謡曲マニア的なそれとの違いは1980年代以前には良くあることでした。
純粋に「このユニットの音楽のジャンルは?」と聞かれた時に答えられない気持ち悪さを感じているのかもしれない。「テクノ歌謡」とか「ヘビメタ歌謡」とか、何でも後ろに「歌謡」を付けちゃう便利な表現方法があるんですけどね。

Berryz工房の場合は当初「メンバーを都度入れ替える」と言う発言があったことや、口パクだったことから、ダンスで競わせるコンセプトだったと思われます。そこで音楽の多様性を求めたのでしょうね。ヒップホップオンリーだとそれが得意なメンバーだけ得をするでしょうし。それがやりたければaaa(avexのスクール)に行けば良い。

そこに、音楽マニアなアレンジャーが重なったことで、多様性に拍車がかかった。例えば馬飼野康二さんのアレは、筒美京平さんとのコンビ作(近藤真彦さん)を連想させますし。
その一方で鈴木Daichi秀行さんやAKIRAさんといった今っぽさを求めるアレンジャーには不向きなユニットでもありますね。

それでも、最近はオールディーズ&昭和歌謡的なエッセンスが定番化しつつあるのかな。有線で地味にヒットするのはそのおかげかも。気になるのはそのリスナー層だったりします。