オーディションの傾向と対策

昨日、柏木由紀さんで約千件程度の訪問がありました(苦笑)。
それと同時に、地味ながら増田絢美さんでの訪問も...

前者は娘。オーディションでは落選しましたが、他のオーディションに合格し、独り立ちする第一歩を踏み出すチャンスを得ました。
後者は娘。オーディションを辞退し、掛け持ちしていた他社のオーディションを優先し、その事務所支配下のセクションには未だに在籍していますが、今のところは芽は出ていないようにも見えます。

まあでも、運ですからね。その場その場でナイフを入れてみた果実が、熟れている子もいれば、まだ熟していない子もいるってことです。

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ついでだから、オーディションを楽しむ秘訣を書いておきます。
簡潔にね。
誰宛ってのは特に意識して書いてません。文章によってはオーディションマニアだったり、受けたいと思っている人だったり、運良く(あるいは運悪く)合格しちゃった人だったりします。

合格した子は横一線ではない
これは5期の合格発表を見ればわかると思います。
あと、キッズやエッグも。
合格発表後、ポーンと出てくる子もいれば、じわじわと頭角をあらわしてくる子もいます。
また、学業優先や、U-15向きじゃないけど、高校生や大学生以降に売り込みたい子もいます。

グランプリより「審査員特別賞」に注目
オーディションには大抵副賞がつきます。中には事務所の意向ではなく、スポンサーのイメージが優先されて選ばれる子もいます。そして、そのスポンサーが去ると、グランプリだった子がいつのまにか消えてしまうこともあります。
その一方で、審査員特別賞は事務所が純粋に欲している子が多い印象です。即効性は望めないと思いますが、知らないうちにそちらの方が有名になることはあります。

状況によっては次点の子にも注目
モーニング娘。のように、勝者と敗者が明確に分かれるタイプのオーディションでは、「審査員特別賞」はありえません。そこで次点者にはしばらくは注目する必要はあります。
過去には、次点者(と思われるメンバー)がカントリー娘。としてピックアップされたり、(カントリー娘。が事実上なくなってしまうと)エッグに加わることがありました。

オーディション商法には注意
いわゆるスカウトは現在やりにくい状況にあるらしく、女優系事務所も積極的にオーディションを企画していると思いますが、例の「スカウト商法」というか「デビューするにはこれだけお金がかかる」ということを名目にお金を引き出す手法が、オーディションにも移ってきています。
養成所は純粋に未来のタレントを育成するところですが、タレントのギャランティだけでは事務所を運営できないので、研修生から法外ともいえるお金を徴収するところもあります。いわゆる「スクールビジネス」の芸能版です。これは胡散臭い事務所ばかりではなく、有名俳優・タレントが在籍しているところでもありえます。
「妙に合格者が多い」「養成所はあっても実際に売り出すのは(オーディション組ではなく)スカウト組」「入所にあたり高額な金額を要求された」といった事務所はその可能性がありますので、掲示板(2chではなく女の子向けの掲示板)等で情報収集や意見交換を行うといいでしょう。かといってレッスン料が無料の事務所はアップフロント研音といったごく一部だけで、他のほとんどは有料のはず。適正価格だと思われるところであれば問題ないと思います。

その事務所のカラーに合わない子ほど必要とされている
事務所がハッキリしたオーディションの場合、その事務所での看板タレントに似たイメージの子が多数参加する傾向がありますよね。
これがモデルや女優系事務所の場合は、「八頭身美人」的なビジュアルの固定化や「子役」「手タレ」のような一定のニーズもあるので、自分に自身のある人はそのままそこを目指せばいいとは思います。 ただ、アーティスト系事務所は、宝塚やクラブミュージックなど個性的なところ以外は、幅広く求める傾向があるようです。
ただし、研修生として大勢集められた中で、そういう個性が孤立することもあります。輪に加われなかったり、浮いてしまったり。例えばこちらのエッグでは「ハロプロ=歌って踊れるアイドル集団」というイメージが邪魔をすることもあって、早期に辞めてしまう子も無きにしも非ず。
ここで「なぜここに自分がいるのか?」と自問自答すると思いますが「それは事務所が自分を必要としているからだ」と思って頑張って欲しいところです。

枕営業(肉体接待)について
オーディションを受けようと掲示板等で情報収集をした際、どんなオーディションでも「ヤラセだよ」と並んで多い噂(というか妨害)が「この事務所は肉体接待(枕営業)あるよ」といったもの。韓国で自殺した女優さんの遺書(手記?)にそれを臭わせる文があったことも記憶に新しいところです。
このモヤモヤとした気持ちを和らげるために、ある大手事務所の女性タレントさんの内部告発(?)を紹介しようと思いましたが、見当たらないので、記憶を辿って書きます。
その方の言い分では「犯罪になりますので強要されることはありません」とのこと。ただし「色々とお誘いを受けることはある」とのこと、それらはほぼ「芸能人を彼女にして自慢したい」といった個人的な下心なんだそうですが、中にはそれで自分も上にいけると思い込んでいる(勘違いしている)子もいるとのこと。ただ「誘いをお断りしてもその差に違いは無いので、自分の意志をしっかり持ってください」とのことでした。

つーわけで、頑張ってくださいね。>色んな人