2004-10-06
■[tech]ソフトウェアパターン勉強会 第9回
19時より、IBM箱崎事業所にて。
お題は、以下の2つ。
・「インタラクティブプレゼンテーションパターン」(平鍋健二氏)
何といっても平鍋さんによるインタラクティブプレゼンテーションパターン(以下、イプパタ)の説明が面白かった。
イプパタの種類
・「今日はどこから?」
和やかな雰囲気を作るために、最初にまず「今日はどこから来ましたか?東京(開催地)以外の人!」と問い掛けるパターン。このパターンのアメリカ版は「あなたの苗字は何ですか?(オーディエンスが答える)ああ、あなたの祖先はドイツですね」になるらしい。
・「うなづき」
オーディエンスの反応を得るために「私の話に『あるある』と思ったら、うんうんとうなづいてくださいね」というパターン。このうなづきは、2chでいうところの「禿同」。
・「二人作業」
オーディエンスを眠らせないためにペアを組ませ、一緒に作業をしてもらうパターン。今日行った二人作業は、まず2人それぞれが平鍋さんの似顔絵を1分で描く。そして、次に2人が共同で平鍋さんの似顔絵を1分で描く、というもの。ペアプログラミングの概念を伝える目的で行われたが、1人で描くよりも2人で描くほうが丁寧に描ける(描かざるをえない)ということを実感した。ペアプロを行うと「生産性は15%落ちるが、作業量は15%減る」と一般的には云われているらしい。
・「その場修正」
リアルタイムで資料の間違いを修正することで会場との一体感を得るパターン。今日でいうと、当初「イプパ」と略されていたのが、会場からのツッコミにより急遽「イプパタ」になったことなど。
・「会場へのダイブ」
「身体的距離を縮める=心的な距離を縮める」ことから、プレゼンタがオーディエンスの近くを歩くというパターン。
・「小さな表彰」
プレゼンタが一方的に喋るのは良いプレゼンではない。オーディエンスが聴きたいことを話すのが良いプレゼンである。ということで、プレゼンタに対して質問を行ったオーディエンスにプレゼントをあげるパターン。プレゼンパターンの事例ではないが、開発チームのメンバがテストチームのところに来た際に、テストチームのメンバが毎回チョコレートをあげていた、という例が紹介された。
・「個人名の呼びかけ」
心的距離を縮めるため、オーディエンスの中に知人がいたら、積極的に呼びかけるパターン。あまりやり過ぎると、内輪ウケを狙っていると思われるので注意が必要。
・「思いの伝達」
オーディエンスの自発的な行動を促すため、締めのことばでプレゼンタの熱い思いを伝えるパターン。今回は、2枚の写真(イメージ)+平鍋さんのメッセージ(思い)。私たちでソフトウェア開発をもっと楽なものにしていきましょう、という素晴らしい思いが伝わってきた。
個人的には、最初に行った「二人作業」がアイスブレイクの意味で非常に効果的だと感じた。
というわけで、アイスブレイクは面白い!と思って調べたみたら、いろんな手法が紹介されていた。
●ウソ、ホント?(所要時間:20〜30分程度、人数:5〜50人、準備:A4の紙)
4〜6人のグループに分かれる。A4ぐらいの紙を配り、各人、自分について4つの事実を箇条書きしてもらう。ただし、そのうちの一つはウソ。各自そのリストを読み上げ、残りの人は、ウソと思うことをメモする。全員が自分のリストを読み上げた後、最初の人から順番に何がウソかをみんなで話し合い、答えを言う。
短時間で楽しく相手を知ることがでる。共通項も見つかるかも。見かけと真実の違いにも気づくかもしれません。
これなんか結構使えそう。
それはさておき、
その他にも、プレゼン開始直後の自己紹介のときに出した写真を、プレゼンの最後でもう一回出して、プレゼンと写真の内容にかけたメッセージを伝えるという手法もあった。(これはその場で天丼パターンと命名された)
今回使われた写真は、「災害により壊れてしまった線路」と「災害復旧のために集まったボランティア」だったが、自己紹介時には平鍋さんの住んでいる福井県の様子を伝える目的でのみ使われた。しかし、最後の「思いの伝達」の場面で出したときには、その2枚の写真は「頓挫したプロジェクト」「共通目的の為に集まったエンジニア」を表現するために用いられた。
この写真の使い方は、イメージとメッセージを記憶させる方法として最適だと思った。
プレゼンすることがあったら、是非取り入れてみたい。
#ちなみに今日のプレゼンの中でも話題になった「天丼」だが、お笑い用語辞典によると
同じギャグやぼけを2回繰り返すことによって笑いをとること。天丼に海老が2本乗っているところからきたらしい。
ということだそうです。「天丼」っていう用語は訊いたことあったけど、語源はそこだとは知らなかった。

当日も何度も言いましたが、私はプレゼンがうまい方では決してなくて、結構テンション上げて臨みました。会場のサポートあってこその成功でした。ありがとうございました。
また、当日「天丼」というネーミングを教えてくれた方、ごめんなさい、お名前聞き忘れたのですが、もしこのコメントを呼んでいたら、フォローください。また、この天丼パターンへの「アシスト」を決めてくれたあしざわさん、ありがとうございました。
太田さん、わたしはM社のYなので違います。変なIDにすると誰だか分かりにくいですね。最近、少し後悔しています。
hellosunshineさん、はじめまして、よろしくお願いします。
「天丼」って自分で言い出したくせに、名前の由来を正しく知りませんでした・・・汗。海老二本っていう由来だったんですねぇ、勉強になります。
平鍋さんのイプパタ、今度試してみようと思います!まずは「ガッシュ!」そして「小さな表彰」、そして「天丼」。色々使ってみたいなーって思いました。でも、パターンに頼ってプレゼンしちゃだめですね・・・気をつけよう。。