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2012-01-16

エル社株利益、500万円超 木村雅昭容疑者 内部情報で複数社取引

エル社株利益、500万円超 内部情報で複数社取引
2012.1.16 08:11

木村雅昭容疑者

 経済産業省の元審議官、木村雅昭容疑者(53)によるインサイダー取引事件で、木村容疑者は、半導体大手「エルピーダメモリ」株について、逮捕容疑となった平成21年5月の取引以外にも売買を重ね、総額500万円以上の利益を得ていたことが15日、関係者への取材で分かった。また、職務上密接な関係にあった複数社の株を取引していたことも判明。東京地検特捜部は、木村容疑者が内部情報をもとに取引を繰り返していた可能性もあるとみて捜査を進めている。

 木村容疑者は19年7月から、IT産業を所管する商務情報政策局の担当審議官を務め、業界の未公表情報を知り得る立場だった。

 特捜部の調べや関係者の話などによると、木村容疑者は21年2〜5月にかけて、エル社株計約8千株を購入。同年7月の資源エネルギー庁への異動後もさらに取引を続けていたという。株はその後に売却していて、一連のエル社株の取引で得た利益は500万円以上にのぼるとみられる。

 また、木村容疑者審議官在任中、逮捕容疑となったエル社や半導体大手「NECエレクトロニクス」株以外にもIT関係企業など、同局が関連する複数社の株を妻名義の口座で取引。株価はさほど上昇せず、利益はほとんど出なかったという。

 特捜部はエル社とNECエレ社の計8千株を未公表の情報をもとに購入していたとして金融商品取引法違反容疑で木村容疑者を逮捕している。木村容疑者は逮捕後、接見した弁護人に「疑念を招くようなことをして申し訳ない」と話しているが、インサイダー取引は否認しているという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120116/crm12011608120002-n1.htm

担当復帰で売買再開=エネ庁前次長、直後に株購入―インサイダー事件・東京地検

 経済産業省元幹部によるインサイダー取引事件で、逮捕された前資源エネルギー庁次長の木村雅昭容疑者(53)が、半導体大手エルピーダメモリの経営再建支援の担当をいったん外され、復帰した直後に株購入を再開していたことが14日、関係者の話で分かった。東京地検特捜部は、木村容疑者が職務上の権限を悪用して株取引をしていたことを裏付ける事実とみている。

 逮捕容疑では、半導体業界担当の同省審議官だった木村容疑者は2009年5月11日までに、エルピーダが改正産業再生法に基づき増資するとの決定を知り、公表前の同月中旬に同社株計3000株を購入したとされる。

 関係者によると、木村容疑者はこれ以前にも、エルピーダの再建計画を担当していた同年2〜3月、同社株を購入し、4月3日と13日に一部を売却して利益を得ていた。その後、エルピーダ支援のために訪れた台湾での発言が問題視されて4月中旬に担当を外され、エルピーダ株の売買をやめていた。

 経産省は5月上旬、エルピーダ支援策について、6月下旬に同法の適用を認可するなどの具体的な日程を決定し、同社側も合意した。これを受けて同月中旬、木村容疑者は銀行からエルピーダへの融資を募る窓口役に復帰。このころ、エルピーダ支援策の内容や日程について部下から詳しい報告を受けたとされる。 

時事通信社http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201201140065.html

元審議官、異動の度に関連株売買

金融商品取引法違反(インサイダー取引)容疑で逮捕された経済産業省審議官・木村雅昭容疑者(53)が、異動する度に業務に関連する企業の株を売買していたことが分かった。


 かつては自分の口座で売買していたが、同省係長のインサイダー取引事件を機に中断した後、妻名義の口座で取引を再開したという。東京地検特捜部は、内部情報を利用した取引が常態化していた可能性があるとみている。

 捜査関係者によると、木村容疑者は、流通業界を所管する流通政策課長だった2005年頃まで、職務で内部情報を知りうる企業の株を自分名義の口座で売買していた。しかし、同年3月に同省係長のインサイダー取引問題で、省内で株取引の報告が義務づけられると中断した。

(2012年1月16日03時04分 読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120116-OYT1T00082.htm