黄色いリュックの子


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黄色いリュックをしょって歩く子。


年中さんくらいだろうか、めっちゃカワイイ。


誰にでもこんな時期があってカワイイが、
そのうち、高校生くらいになるとトンデモナイ事をやらかす。


って、俺だ!アハハ


例えば高校生の時、
真冬になると首に「キツネやイタチの顔付き襟巻」をしたオバサンがいた。


そんなオバサンを発見すると、
「スゲエー!このオバサン、死体巻いてるぜえ!」
なんて大声で叫び、皆で寄ってたかって、
「わあ!怖えーなあこのオバサン!」とか「肉喰ったんだろか?」なんて、
大声でまくし立てて遊んだ。アハハ


補導員のおばさんには、
「子供何人?」なんて聞き「3人よ」なんて答えたらも〜大変!


「このオバサン!3回も不純異性交遊したんだってよお!」
なんてまくし立てる。アハハ


しかし、皆、どいつもこいつも「黄色いリュックの子」な時代もあったはずだが、
当時の僕ら高校生から、そんなカワイイ時期は想像できない。


けど、僕らのこうした遊びは、
「大人の言動不一致」へのささやかな抵抗でもあったのだ。アハハ