宇宙の神秘と疑問 !?

 
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「オルバースのパラドックス」ってご存知ですか?
 

「宇宙が無限なら、数ある恒星の光により宇宙は光り輝いているはず」というもの。
 
物理学の進歩によりこの逆説が正しくないことは証明されていますが、このように宇宙には果てが有るのか無いのか、永遠に続くのかそうで無いのか、といった疑問は古代より持たれていたようです。
 
どうやら宇宙は膨張しているらしいですが、膨張するということは大きくなっているということ!?
 
ということは、宇宙は有限なんでしょうが、じゃぁその向こう側はどうなっているんでしょう?

 
四次元時空?
 
 
宇宙の始まりについてはビッグバン理論が広く知られていますが、ビッグバンが始まる時の「時空」は三次元?

化合物にはキラルと呼ばれるその構造が鏡に映したように逆で決して重ね合わせることが出来ないものがあります。
 
また、反物質電荷が正負逆転した物質)と呼ばれるものの存在も証明されています。
 
メビウスの帯クラインの壺のように表と裏がつながっている世界があるとすればその世界ではキラルや反物質はどうなっているのでしょう?
 
光速は物質移動速度(空間は別)としての最高速度であり一定速度(秒速約30万Km)らしいけど、これは絶対的なもの?
 
  
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みなさん、一度は次のように考えて頭が混乱したことはありませんか?
 
宗教的なことは別として
この三次元空間に証明し得る絶対的なことってあるのか?
ということを。
 

見るもの、聞くもの、触るもの、感じるもの全てを自分では絶対化し、他人とも共通の言葉でその存在を共有化しているけれど、それって本当に真実でしょうか?


その前に、なぜ「普遍」だの「絶対」だの「真実」だのと言えるのか?

一般的に、自分の中に絶対的価値観を持ち、それが他者に全く認められない場合には自己内部で価値観の矛盾が生じ、自己否定するかそれを押し通して「変わった人」という称号をもらうかの選択を迫られるでしょう。
 
一体、自分が得た感覚的情報そのものが「他者が得た感覚的情報」と同一だとどうやって証明できるのでしょう
  
僕が見ている(認識している)「赤色」と他人が見ている「赤色」が「普遍的な絶対的赤色」だと証明することはできるのでしょうか?
同じ赤を見ても、僕には他人が言うところの「青」が見えているにも関わらずそれを「赤」だと思い込んでいるかもしれない

これをつきつめれば、自分以外の世界が虚構かもしれない。
 
この3次元世界そのものが「自分だけにとっての事実」ではあるけれど「普遍的な真実」とは限らないんじゃないか?
 
まぁ、昔流行った虚無主義思想のようですが、倫理や感情は別として物質現象面においてそう感じたことはありませんか?
 
外部のことを認知し、他者と共通認識を持つことで言葉というツールを使って意識の相互連絡をはかっているのですが、ベースとしては「外部から情報を受診」して「内部の情報を発信」するという構図となります。
(事故などで意思伝達不能の患者さんの場合は「内部の情報を発信する特別なツール」さえあれば可能であり、ここで言う一般論とは異なります。)
 
どんな論理的な説明でも、「言葉を聞く」もしくは「文字を読む」といった感覚的ツールがなければ情報は共有化されません。
 
しかもそのツールは共通化したものでなくては聞く耳も持ってもらえないでしょう。
 
たとえば、2〜3日前に誰かがどこかからテレパシーでモヤモヤ感を訴えてきたとします。
 
他人に伝えようとすること自体ためらわれるでしょうが、もしも言ったとしても「どうかしたん?」と言われるのが関の山です。
 
いつ・誰が・どこで・何を・何のために・どうやって、のうちのどれ一つもわからないからです。

 
自分が感じ取ったモノに対して確信が持てない。
自分の感覚を共有出来る他者がいない。
自分自身に自信が持てない。
 
 
結局、「自分本位の感覚」、いや、「他者と共有したつもりの感覚」、いや、「他者の感覚を鏡とした自己の感覚」で我々は存在感を得ているのか?
  


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