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谷口悟朗のオリジナルロボットアニメ。連盟アカデミーの学生ミクリ・マヤはオリハルト鉱脈の小惑星上でiマシン使用中に事故に遭う。救助された先は、宇宙をまたにかけて海賊同然のオリハルト採掘を行ってるエスカベイト社の宇宙船だった。
オリハルトは危険で便利な貴重な鉱石。iマシンは極限環境用の巨大作業ロボット。直接搭乗する代わりに、自分の意識を転送して操作する。本体が現場に行かないで済むのがポイントで、最悪iマシンが破壊されても本体にバックアップの意識をロードすればいい。ただ、iマシンが稼働中に本体にバックアップをロードすると困った事態になるのでできないようになっていると思われる。
オリハルト鉱脈調査中の事故でマヤは置き去りにされるが、どうやら指導教授がマヤの調査データを横流ししていた模様で、事故も本当に事故だったのか怪しい感じ。
マヤは助けてはもらったものの、自分の本体が乗った宇宙船に戻れないので、本体に戻れない。仕方なくエスカベイト社の採掘作業に協力するが、それは違法採掘中の同業他社と競り合う違法採掘だった。
宇宙のロボットバトルはSDCGがハマるネタだね。最近こういうの見てなかったから、いかにもなOPもなんか懐かしい感じ。
主人公は専門課程の優秀な学生ということで、オリハルト採掘に関する知識は豊富ながら現場は不得手で、気弱で周囲に流されてくタイプ。エスカベイト社は独立系の零細企業なのか、叩き上げガテン系の職場で、マヤは右往左往しながらも分析データ提供で協力する。
とりあえず必要な状況説明をテンポよくエピソード内で提示して、ヤマ場と引きがあって、次が見たくなる1話だった。なんか面白そう。最後にチョロっとマヤの本体が戻ってたけど、これは次で説明があるんだろうか。なんか時間がなくて押し込んだ感じがしたけれど。