クジラの子らは砂上に歌う #3 こんな世界は、もうどうでもいい

うん、どうでもいいわ。
仮面軍団の急襲になすすべなく殺される泥クジラの人たち。仮面軍団はリコス探しに来たみたいだけど、結局リコスは泥クジラに残して、実験サンプルにするらしい。なんのサンプル?敵の中から、一人どピンク髪のハイテンションなのが出てきた。リコスの「お友達」だったらしい。感情がなくてもお友達とかいたのか。リコスの兄は、なんか偉いさんらしい。妹を犠牲にする冷たい兄、みたいな言われ方してたけど、重ねて確認するが、感情がなくって家族の愛情とかもない設定じゃなかったのか。
仮面軍は目にした島の人間を片端から殺しまくってるのかと思えば、なんかただ突っ立って見てるだけだったりもするし、何がしたいのかよく分からない。感情がない兵士、なんだから純粋な作戦行動なんだよねえ。無造作に近づいてきたりするかと思えば、間合いを取ってにらみ合ったりするけど、なんか演出上の都合以外の意味があるように思えない。7日後に改めて皆殺しに来るらしいけど、わざわざ日を改める必要ってあったんだろうか。二度手間なだけじゃん。
仮面軍もサイミア使いだけど、オウニのサイミアにサイミアで対抗したりはしないのね。
オウニは一人で無双してたけど、そもそも泥クジラの人たちのメンタリティって、無抵抗主義というかとことん戦闘には向いてなさそうで、そんな環境で育ってなんでオウニだけ戦士キャラになれたんだろう。考えてみればオウニって、自警団と戦っても負けなさそうなんですけど、毎回おとなしく捕まってたのはなんで?島の人同士で争いたくない、とかがあるのかな。