3月のライオン #35 小さな手のひら/日向

学校側が本格的に介入して来たことで「いじめ」問題は収束する。形ばかりの謝罪をした高城に、学年主任の国分先生は根気よく会話を続ける。ひなたは再び友人たちの輪の中に入って行く。いじめのために転校せざるをえなくなったちほちゃんも、落ち着いて来てひなちゃんに手紙を書けるようになった。桐山は、ひなたの周りの柔らかくなった空気で、問題が終わったことを知る。
相変わらずな桐山くんは、僕は何もできなかったとか言ってひなちゃんに指噛まれてます。