魔法使いの嫁 #24 Live and let live.

ヨセフ=カルタフィルスと対決するチセ。不幸自慢が痛い二人だけれど、母親から帰られた呪いを解いたチセに分がある。そこに、カルタフィルスの側に立って介入してくるのが灰の目。対抗して、エリアスが見せ場を作る。
最後は自分を囮にしてカルタフィルスを捕まえて、渾身の浄化でとりあえず毒気は抜いたみたい。猫の呪いならともかく神の息子の呪いは流石にどうもならんけど、しばらくはおとなしくなるようです。
強力な竜の死の呪いとかどうするのかと思ったけど、「死ねない呪い」と噛み合わせて相殺ですか。スレイベガの虚弱体質を竜の力で補強しつつ死に向かう呪いと、肉体を消耗させながら生き続ける呪いを組み合わせて均衡させるって、「普通の生き物と同じだね」とか言ってたけど、違うと思う。
お腹の大穴は竜の力で治したのかな。チセの中で呪いが均衡するまでまた眠り続けたようだけれど、起きたら早速夫婦喧嘩です。エリアスは人間とは違うよく分からないモノではあるけれど、話し合うことはできる。言葉はわかり合うためじゃなくって、話し合うためにあるんだそうです。それでチセも、とりあえず自重することを覚えました。
そして指輪とヴェールをアンジェリカから、ドレスをステラからもらって、チセは魔法使いの嫁になりました。
灰の目の人の心が動くのが美しい、とか言う感覚はちょっとキュウべえを思い出したけど、あっちはエネルギー回収というロジックで、こっちは単に趣味だからなあ。始末が悪いんだけれど、カルタフィルスがおとなしくなってしまったので、興味をなくしたみたい。
もっと穏やかな話かと思ってたので最後全員集合のバトルになるとは思わなかったけど、なんだかんだ発砲丸く収まってキレイに大団円で纏まりました。うまく原作を省いたり膨らませたりしつつ、原作の世界をアニメで描いて見せた。
でもやっぱりこれは、ディズニーとかに実写+CGで撮らせたい。