レディ・プレイヤー1

純粋に、面白かった。「面白い」ことに特化した映画とでも言うべきか。バックトゥーザフューチャーとか、スターウォーズIVとかみたいな。
全てをコンピューターパワーで作り上げたVR世界の没入型オンラインゲームで、3つのカギを探して謎解きをする。ものすごいティピカルなプロットに、80年代を中心にしたポップカルチャーのアイコンをこれでもかと盛り沢山にぶち込んで、キッチリ正統派娯楽大作にまとめ上げた。メカゴジラからガンダムバットマンからシャイニングまで、山ほどの版権処理して、しかもそれをスピルバーグの映画にまとめ上げてる。単にパロディとか、賑やかしに出してるわけじゃないし、ビッグタイトルを並べても素材同士でケンカしたりもせずにちゃんと1本の映画としてまとまってる。
ガンダムが、しかもRX-78がクライマックスで登場して、しっかり活躍してたのもびっくりしたけれど、何と言っても、キティちゃんが主人公の隣を堂々と通り過ぎて行ったときの衝撃は、ちょっと言葉にできない。
しかし、主人公とかヒロインのアバターがなんかファイナルファンタジーのCGみたいなのも、意識してるのかな。そこは流石に考えすぎかな。