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hermodの探査日誌

2018-07-31

大島明秀先生の玉稿

| 00:38


ここ数か月の間、日本語向けのホットメールを開くことができませんでした。今日になってやっと接続しましたら、熊本県立大学の大島明秀先生より数点の玉稿が届いていました。すべて興味深い研究で、面白かったです。

大島明秀「志筑忠雄「三種諸格」の資料的研究」『シーボルト記念館鳴滝紀要』28(2018年3月)

大島明秀「村井琴山「痘瘡問答」(校訂版)」、青木歳幸著『史料・九州の種痘 : 「九州地域の種痘伝播と地域医療の近代化に関する基礎的研究」報告書』(2018年3月)

大島明秀「志筑忠雄「万国管闚」の文献学的研究」『雅俗』17(2018年7月)


なお、私の研究と直接関係を持つ論文の存在を教えてくださって嬉しかったです。日本の友人らのおかげで、海外でも日本学の研究を続けることができる。ひとえに感謝です。

石倉和佳「徳富猪一郎と阿部充家 : 大江義塾を中心として」『熊本史学』99、2018年4月

2018-07-24

日本政治学会『年報政治学2018-I』のこと

| 13:41


日本政治学会『年報政治学2018-I』に拙研究への言及がありました。うれしい限りです。

「日本政治思想 <評者 中田喜万>
対象 井上泰至編『近世日本の歴史叙述と対外意識』勉誠出版、2016年

本書の主題のうち、特に力が注がれたのは朝鮮に対する意識であり、その歴史叙述である。(中略)しかも朝鮮出兵の記憶は意外な影響をみせて面白い。1806〜07年のフヴォストフ事件(文化露寇事件)を素材にし、それを誇張して大規模戦争の物語に仕立てた『北海異談』という実録本においても、朝鮮軍記物に言及されるという(金時徳)。そこには、ロシアと手を組んだ朝鮮が日本への復讐を図るという空想も盛り込まれる。(中略)
しかし、この大著の紙幅をこれ以上増やすわけにもいくまい。お仕着せの性急な総括が土台無理なのであろう。巨大なテーマを扱っているのである。分厚い論文集を以てしても、論じ尽くせる類のことではない。実際、同じ編者・関係者による、本書に関連する別の論文集も同時期に続々公刊されている。(中略)また金時徳・濱野靖一郎編『海を渡る史書ー東アジアの「通鑑」』(勉誠出版・アジア遊学198、2016年)。これらを現在進行中の一連の巨大な共同研究プロジェクトとしてとらえる必要があろう。」

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2018-07-16

新連載「文献学者の近代探検」をスタート

| 10:52


朝鮮日報』週末版に、新連載「文献学者の近代探検」をスタートします。
いつものように慶応大学・斯道文庫の一戸渉さんへ感謝!

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2018/07/13/2018071301720.html?rsMobile=false

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2018-02-14

一冊の研究書と一冊の教養書

| 12:38


一冊の研究書と一冊の教養書が研究室に届きました。

高麗大学に在職中の蠔寛紋先生の『宣長はどのような日本を想像したか-『古事記伝』の「皇国」』(笠間書院、2017) : <こうしてみると、「韓」そのものの存在を否定し、「韓国」の字を排除したのではないということが分かる。ただ宣長は、当該文脈の理解に「韓」をかかわらせることはしなかった、もしくはできなかった。少なくとも宣長にとって、問題は「韓国」ではなく、全体の文脈にあったのである.>(89頁)

戦友・大島明秀氏の『細川侯五代逸話集』(熊日新書、2018) : 当時の人々にとって「史実」以上に「真実」であった「逸話」というもう一つの歴史"

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