3D小説 黒崎リョウ

2013-05-06

Chips - no.35「クラスでの彼女」


 勉強ができ、運動もそこそこできる。かといって何かのクラブに所属しているわけではない。
 彼女は多くのことを努力をしていたが、その努力がどこに向けられているか、黒崎リョウはまだ知らなかった。

 彼女はあまり目立たない生徒で、そうなることを望んでいる風でもあった。
 けれど、1つだけ矛盾する癖を持っていた。
 ノートでもテストの答案用紙でも、自分の名前をずいぶんと大きく書くのだ。決して間違えるな、という風に。
 それに気づいて、なんだか子供っぽくて微笑ましいなと、黒崎リョウは思った。




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