仮面ライダーキバ ＃４５

音也、キバット二世の助力を得てダークキバへと決死の変身。
キバット二世がキング見限るほどに真夜に入れ込んでいる理由や、
そもそもファンガイアの血も何も関係なく普通の人間である音也が
キバになれるものなのかといった細かい説明が
相変わらずすっ飛ばされているので変な具合ではあったものの、
変身体になったキングと音也ダークキバの激突は決戦に相応しい雰囲気があった。
しかし、嫁だけでなく下僕にまで裏切られるキングの人望のなさには同情・・・。
まあ、太牙の存在を聞かされても「真夜の子なら俺の子だ！！」と即答出来る
音也の男としての器のデカさを見せられては仕方ない面はあるのかなぁ。
渡の方は過去の面々のアドバイスを受けて深央の死は受け入れたようだが、
まだどういう方向に迷いを振り切るのかは見えていないか。
ちなみに深央にトドメ刺したのがビショップだったというのは、
渡には多少の慰めになる話だろうけど、ちょっと残念な気もする。
で、堂々と太牙にその報告をしてブチキレさせた挙句、
裏切りに走るビショップのどうしようもなさと、
妙にカッコ良い名乗りで出てくる名護さんには笑った。

ネットゴーストPIPOPA ＃３８

サヤカに守は偽物だと言われた勇太、反発して仲間達とも溝を作ることに。
勇太の煮え切らない焦燥感を適度な距離感で上手く拾っていて、
その追い込み過ぎず突き放し過ぎずな演出が最後のピポパプーが用意した
星座のシーンで空に吸い込まれるように結実するという流れが美しかった。
しかし、守が偽物だとしたら本物の守の意識は捕まっているわけだけど、
その辺の危機感が薄いのはサヤカの説明が充分理解されてないからなのかな。
ラストも量産型セイレーン登場でそれどころじゃなくなったし・・・。

ゲゲゲの鬼太郎 ＃８８

鬼太郎が地獄でクイズ大会をやりにきたろう。
地獄の設定を説明するのに合わせてクイズ大会をやるというのは
わりと上手いアイディアだったと思うんだけど、
やってるうちに説明そっちのけのギャグ回になっちゃってたなー。
地獄の十三王の紹介は面白かったけど、
こういう時には集結するくせに地獄が襲われた時には
出てこなかったメンバーは何してたんだっけ・・・。

イナズマイレブン ＃１２

　イナズマイレブン 02 [DVD]
妹に罵られ、自分の立場が危うくなるのも承知で
総帥が会場に仕掛けたであろう罠を探す鬼道。
だが総帥の仕掛けは想像を絶するほどに極悪だった！！
試合中に鉄骨が落ちてくるなんて、テニスの王子様並みに無茶だよ！！
あれどう考えても怪我どころでなく雷門イレブンを
皆殺しにしようとしていたとしか思えないのだが、
そのあと犯行をごまかせるつもりでいたのだろうか・・・？
どうも鬼道に止められるのを見越しての作戦だったフシもあるけど。
しかし、妹に真実を伝えることもなく一人信念を貫く鬼道がカッコ良いなぁ。
そしてそんな鬼道を誰よりも理解し始めている円堂。
またしても怪しい男同士の友情の広がりが・・・！！
次回は帝国との試合本番だが・・・皇帝ペンギン二号！？

ONE PIECE ＃３８２

リゾート島でフォクシーと再会というオリジナル展開だったのだが、
そんなことより作画のクオリティが・・・な、何でいきなり劇場版状態に！？
最近ワイド画面になったのと合わせてまるで本当に劇場版を
ＴＶ放送しているみたいなレベルで驚かされたのだが、
これは今回と次回が一時間スペシャルみたいな扱いになってるのか、
それとも今後ずっとこのレベルを維持する気なのかどっちなんだ・・・！？
さすがにこのままずっとってのは現実離れしている気もするのだが、
本気出せば不可能じゃないはずではあるし・・・。
ともかく、美麗作画によるナミの水着姿は眼福だった。
次回も予告にあった胸揺れに激しく期待。

おねがいマイメロディきららっ☆ ＃３８

おねがいマイメロディきららっ☆ Melody6 [DVD]
精魂こめて作った巨大ケーキをバク兄弟に食われて
マイメロが創作のモチベーションを失う話と、クリスマスサンタ話。
一話目はマイメロが落ち込む様子が意外と新鮮で面白かった。
何か最近のマイメロはダウナーな面を結構見せてくるような。
二話目は、とにかくサンタが脱がなかったのが残念・・・。
人の家の冷蔵庫を勝手に上げて食いまくった挙句に寝込むサンタや、
二足歩行で人の靴下を奪うトナカイなどはマイメロクリスマス回らしい
カオスな雰囲気が残っていて良かったけど。

絶対可憐チルドレン ＃３８

　絶対可憐チルドレン ドラマCD EPS.2nd
絶対可憐チルドレン 05 [DVD]　絶対可憐チルドレン 06 [DVD]
前回の後始末に続いて、パンドラによる皆本夢世界送り作戦。
そういえばエピソードが連続しているんで年末三部作になるんだな・・・。
夢の中で大人になった薫と皆本がイチャイチャするシーンは
甘くてエロい雰囲気があって観ていて非常に和むのだが、
だからこそそのあとに待ち受ける悲劇が重いものに見えてくるわけで。
黒巻との追いかけっこはツンデレクイーン登場シーンなどで
楽しかったものの、その後の紫穂と葵のギスギスした空気や
薫の切ない独白なども切迫感があって全体を引き締めていた印象。
ラストの平野綾の演技は素晴らしかった・・・。
そしてあのヒキだと兵部は完全にガチロリだなー。

機動戦士ガンダム00 2ndシーズン ＃１２

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 2 [Blu-ray]
強いぞ速いぞ粒子化するぞ！！　リボンズも思わず留美にやつあたり！！
ついでに恋人同士に致命的な誤解を与えるそれが我らのダブルオーライザー！！
・・・何か、ろくな結果を生んでないような気もする。
しかしダブルオーライザー無双な序盤のシーンの圧倒的な快感は
ロボットものとしての魅力を遺憾なく発揮していて見事ではあった。
強さの表現自体は超スピードで回り込んだり小惑星ぶった切ったり
粒子になったりとほとんど超人能力バトルマンガのノリだけど、
それも水島精二＆黒田洋介作品っぽくはあるなぁ・・・。
そのうち「俺がガンダムだ」の掛け声によって粒子化したガンダムと刹那が
融合し衝撃のオーバーソウルを放っても別に驚かない。
それにしてもルイスがあれだけの情報で沙慈が昔から
ソレスタルビーイングとツルんでいたと誤解してしまったのは切ない。
確かに普通に考えたら偶然隣同士だった二人が偶然宇宙で再会して
偶然一緒にガンダムに乗ってました、なんてあり得ないんだけど・・・。
沙慈の方の焦燥もそれは当然理解出来るものの、
さすがにそこで刹那殴っちゃうのはマズいよなー。
刹那のアドバイスも不器用にも程がある内容ではあったが、
あれは戦うことしか知らなかった刹那が「戦う」の意味を
変革してきているということでもあるのだろうな・・・。
刹那は、ソレスタルビーイングは本当のところ、
一体何の為に戦っているのかという最大の問題点に
少しずつながら踏み込んできている感触もあるし。
アロウズやイノベイターの非道な行いを止めるとか、
時代の流れに抵抗する象徴であり続けるとか、
そういう当面の理屈と刹那の本質とはまた違うのかな。
沙慈がオーライザーをパクって逃げようとしたのには
反省ないのかとさすがに少し驚いたが、
ちゃんとティエリア先生の絶望授業が効いていたようで何より。

（ＴＶＫ）まかでみ・WAっしょい！ ＃１２（終）

拓人へのクリスマスプレゼントを巡って三人娘がバトル、
一方で拓人もコミケ前の地獄へと引き摺り込まれていた・・・という、
日常ドタバタ話にエロ・パロ・ロボ・変態と全てを詰め込んだ最終回。
この作品らしい要素を余すことなく一話に凝縮した内容で、
最終回としてはかなり申し分のない出来で満足させられたなー。
作画演出的にはカーチェイス時の延々はっちゃけていく
悪ノリの良さが作品の全てを象徴しているようで楽しかった。
メタリスは何であんなことになってたんだっけ・・・！？
全体としても、最初はセンスの古さからして
無理矢理やりたくもない空騒ぎを演じているだけに見えていたのだが、
途中からこれは結構本気で暴れたがっているんじゃないかという
雰囲気が伝わってくるようになり、最終的にはお祭り騒ぎが
確かに本気のノリに変わっていたように思う。
短いながらも化けていく感覚がある作品だったなぁ・・・。
最近出番の少なくなったロボ作画をこういう場所で活かしていたのも
何だか有意義な発想で面白かった。
声優陣ではレギュラーもゲストも濃いなかで、
特に伊瀬茉莉也の元気な天然演技と、
寺島拓篤の熱いオタク演技が印象的だった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

今日の5の2 ＃１２

焼き芋を巡る女の戦い、雪やこんこん論議、
ミニスカサンタのお姉さんの太ももが眩しい福引、
そしてリョータとチカのファーストキスとクリスマス。
雪やこんこんでは男女ともに子供らしいところを見せていたので、
チョーク食えるかって話題からキスまでいってしまうのには驚いた。
あくまでカメラも引き気味、構図も中央に二人を合わせずに
他愛ない子供時代の１コマとしてそれを描写する
節度とバランス感覚もなかなか面白かったなー。
そのあと、五話目にクリスマスの様子を加えて
きれいに恋愛模様を締め括っていたのも上手かった。
しかし今回はやっぱり、福引のお姉さんが気になる・・・！！

スキップ・ビート！ ＃１２

オーディション会場で奏江と、それを目の敵にするお嬢様と遭遇。
お嬢様に粘着されているせいでチャンスが得られなかったという
奏江の事情はわかったものの、あのお嬢様、客観的には
奏江のことが好きでストーカーしているようにも見えるなぁ・・・。
通う学校まで変えるって相当な思い入れだろうそれは。
キョーコと奏江の友情が本物になっていく過程には燃えたが、
このまま素直に二人とも親友関係になれるのだろうか・・・？