へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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4/9日のアニメニュース

火曜と水曜の感想合体。ようやく追いついた・・・。
「ワンダと巨像」 ソニーピクチャーズがハリウッド映画化企画
フルメタル・パニック! 米国映画会社が実写映画化権獲得 米誌報道
ハリウッド映画化関連あれこれ。
アメリカでアフガン出身の少年兵の話なんてやったら
どう考えてもギャグにならないと思うんだけど、どうする気だ?
「時かけ」の細田守監督が送り出す最新作「サマーウォーズ」特報ムービー公開
老婆萌え作品か・・・。

BLEACH #214

BLEACH 破面・VS.死神篇 1(完全生産限定版) [DVD]
ラクライザー後編。
今回も作画が妙に良くてそこは楽しかったのだが、
前半でそれぞれが戦う理由を微妙に掘り下げたりしながら
基本的には脱線ギャグアクションを繰り広げていく展開が
どうにもノリ切れない感じで、さすがにこのネタで
前後編は無理あったんじゃないかと思わされた・・・。
というか本当に、たつき達の虚への認識どうなってるんだ?
もう完全に虚の存在については受け入れているっぽいが。

(新)蒼天航路 #1

蒼天航路(1) (講談社漫画文庫)
原作は飛び飛びでしか読んでいないのだが、
ともかく曹操を主人公とした三国志作品のアニメ化。
日テレ深夜のマッドハウスは毎度、これはアニメ化不可能だろうという
無茶な企画でこそ本気を発揮して凄まじいものを見せてくれるが、
今回もあの原作絵を充分に再現したOP、
冒頭の芸術アニメのような中国故事のイメージ映像、
そして本編での生首流血お構いなしのバイオレンス描写と、
表現においてはまったく妥協のない素晴らしい出来になっていた。
ストーリー展開は恐らく曹操の少年時代を一話に圧縮しているせいで
かなり性急になってしまっていたようだが、長大な原作を
どのように再構成してきているのかはしばらく観ないとわからないか。
さすがに原作ラストまでやるとも思えないし・・・。
演出的には、生々しい暴力描写の一方でコミカルな見せ場もあり、
アクションにおいては色々と楽しみどころが多そうな印象。
曹操が演説勝負をするシーンは文字演出で凌いでいたが、
ああいう部分は更なる工夫の余地があるかも知れない。
ただ、文字演出や拳パンな挨拶などツボを心得た演出は頼もしかった。
声優陣では何といっても新世界の神とガンダムを経て
ついに曹操になってしまった宮野真守の演技がどうなるかだが、
第一話ではまだ若い時代のことだけあって真価は見えていないかな。
声と演技は作り込んでいる感じなので先への期待は高まるが。
あとはこのクオリティを保っていけるのかどうかだなぁ。
そこはマッドハウスの底力を信じるしかないか・・・。

はじめの一歩 New Challenger #14

はじめの一歩 New Challenger VOL.1 [DVD] はじめの一歩 New Challenger オリジナル・サウンドトラック
海編の続きと二つのスパーリング。
鷹村のトグロからフナムシが出てくる海でのギャグ展開は、
無茶苦茶笑ったものの若干地上波ギリギリな感じになってたな!!
作画演出も非常に良かったが相変わらず小山力也の演技も絶妙過ぎる・・・!!
で、そんなギャグに食われかけていたものの今回のメインは
新人二人と一歩のスパーリング。今井が登場してきたが、中村悠一かよ!!
なるほど、天才・浪川大輔を上回る実力派の新人だとそうなるかー。
一歩とのスパーを通じて二人のタイプと実力の差を
映像的に見せる部分も良かったのが、ただやっぱりギャグ描写の方が
スパーよりも作画的に力入っていたよーな・・・。

テイルズオブジアビス #25

テイルズ オブ ジ アビス 3 [Blu-ray]テイルズ オブ ジ アビス 4 [Blu-ray]TVアニメ「テイルズ・オブ・ジ・アビス」ドラマCD vol.3
TVアニメ「テイルズ・オブ・ジ・アビス」ドラマCDIV
リグレット&シンクとの最終決戦、そしてルークとアッシュの決着。
リグレット&シンク戦は互いの主張と感情のぶつけ合いと
バトルの流れが上手く噛み合っていて面白かった。
作画的にはシンクとガイの軽業対決が良い感じだったが
全体的にはラス前なんだからもう少し派手でも良かったかなぁ。
ルークVSアッシュも同じように存在意義の激突になっていたが、
ルークの俺は俺だという叫びに気圧された辺り、
自分の存在を確立し切れなかったのはアッシュの方だったということか・・・。
その結果、死してルークに吸収される形になったわけだが、
二人は別人格で別存在なんだって方向で話が進んでいたのに
結局吸収して一つになるのが決着ではすっきりしないはずなので、
最終回でヴァンと世界に最後の審判を受けることになるのだろうか・・・。
あと今回は鈴木千尋の演技分けや決戦時のそれぞれの演技なども印象的だったが、
泣き崩れるナタリアにキツい励ましをするジェイドの言葉のニュアンスを
子安武人が凄く繊細に拾っていて感心したなぁ。

地獄少女 三鼎 #26(終)

地獄少女 三鼎 五 [DVD] 地獄少女 三鼎 六 [DVD]
地獄少女となったゆずきの初仕事相手は奇しくも秋恵の父親だった。
だが父親は秋恵を流した女に復讐することを選ばず、
ゆずきは自分で恨みを晴らそうとして地獄少女のルールを踏み越えてしまう。
結局、地獄少女も蜘蛛の上司に操られるだけのシステムの一部に過ぎないと
一度見せておいて、そのうえでゆずきを救うあいの姿を描いたラストは、
最終的に閻魔あいの物語として作品を締めていてなかなか感動的だった。
一期&二期を観ていれば更にあいの心情が掴めて良かったんだろうけど、
三期だけでも今まで無感情に徹していたあいが涙を流すシーンは
結構胸を打たれるものがあったなぁ。ゆずきと自分自身を重ね合わせて、
ゆずきを救うことで自分の心も救っていくあいの姿は切なく美しかった。
最終的に、あいは永遠に地獄少女を続けることになり、
せっかく父親が止めた復讐の連鎖も途切れることなく続いてしまう、
無限に終わることのないオチもまた続編ありそうだとか
そういうことは置いておいてもこの作品に似合っていて良かった。
全体的には、一期&二期との比較は出来ないが
序盤はあまりに理不尽な展開の話が多く観ていて深いというより
単に重いだけのものが多かったのだが、後半に入ってゆずきの物語を
軸にした展開になってからは視点が定まって随分観やすくなった。
そのぶん地獄流しコントが完全になくなってしまったのは残念だったけど。
あとはとにかく、ゆずき役の佐藤聡美のフレッシュな演技が印象的だった。
パターンの固まっている作品だけにまだいくらでも
続けようと思えば続けられると思うが、さてどうなるか。
ともかく今はスタッフの皆様、お疲れ様でした。

遊☆戯☆王5D's #53

遊☆戯☆王5D’s DVDシリーズ DUELBOX【4】
クロウVSボマー、決着。
地縛神を召喚したらそこにボマーの故郷の人達が捕まっていて
真相が明らかになるというのは何か凄く間抜けな話にも思えるのだが、
こうなることも計算してボマーをダークシグナー化したんだろーか?
ボマーが迷ったとはいえついに一般人であるクロウに
地縛神が負けてしまったのもどうなんだろうなぁ・・・。
ただ、今回のことでダークシグナーが負ければ吸収された魂は元に戻り、
ダークシグナー自身は塵となって消えてしまうと正式判明したのは大きい。
ラリー達は助かりそうだが・・・カーリーはもう絶望的か!?

イナズマイレブン #27

イナズマイレブン 04 [DVD] イナズマイレブン 05 [DVD]
マジで感謝! ライバル/青春バスガイド(初回生産限定盤A)(DVD付)
ゴールデン、追われるものあれば呼ばれるものもある・・・。
というわけでイナズマイレブンのゴールデン進出一時間スペシャル。
前半はフットボールフロンティア優勝までの軌跡を語る総集編で、
次から次へと飛び出す必殺技と濃いキャラ達をまとめて観るのは面白かった。
で、日本一になったからには次は世界だ!!・・・なんて話をしていたら、
雷門中が宇宙人に襲撃されて壊滅!! 話は世界を超越して宇宙規模へ!!
次は世界編と思っているところに予想を上回る宇宙編を持ってくる、
この作品の出し惜しみをしない姿勢は本当に素晴らしいなー。
宇宙人の圧倒的強さを見せつつも、豪炎寺達がいなくて戦力ダウン、
そもそも決勝戦の直後で体調最悪というハンデのある状態で
雷門イレブンが戦いに挑むという構図も非常に良く出来ていた。
しかし染岡、この時点で動けるならメガネに代わる必要なかったんじゃ・・・。
溜めが長くて出す暇がないという描写でマジン・ザ・ハンドの
価値を落とさずに円堂を追い込んでいたのも上手かった。
ただあの宇宙人、あくまでそう名乗っているだけで
正体は影山の新たな刺客・・・とかではなくマジで宇宙人なの?
しばらく観ないとまだ信用し切れないなぁ。
新OPには世界の代表っぽい新キャラが多数登場しているので、
最終目標が宇宙人でそれに対抗する地球代表を選ぶ為に
世界を巡るみたいな展開になるんだろーか?
まあ、そもそもそんなこと中学生にやらせてないで
プロに頼めって話なんだけど・・・。
新EDは三人娘の萌え度が更にアップしていて良い感じ。

(新)リストランテ・パラディーゾ #1・2

ステキな果実 マリーゴールド/クリスタリズム
TVアニメーション「リストランテ・パラディーゾ」O.S.T.musica paradiso
オノ・ナツメの原作を監督:加瀬充子、制作:david productionでアニメ化。
david productionは元GONZOのスタッフが作った新会社とのこと。
とにかく「老眼鏡紳士萌え」という謎のコンセプトだけが
強烈に前情報として伝わってきていたのでどんな内容なのかと思ったら、
本当に素敵な老眼鏡紳士しかいない店にやってきたヒロインが
老眼鏡紳士に恋をしてついには老眼鏡紳士を押し倒すという、
萌えどころの騒ぎじゃない老眼鏡欲情アニメだったんで驚愕した。
一話目終了後の予告が、ヒロインが老眼鏡紳士の服を無理矢理脱がせようとして
「困ります・・・」と言われているというインパクト絶大な内容で、
これはさすがに予告だけの釣り編集なんだろうなーとタカを括っていたら
嘘偽りなく本編がそういうシーンだったのには痺れた・・・!!
しかも観ていると確かに老眼鏡紳士可愛い、
優しくて仕事は完璧なのにどこか私生活は不器用そうで
別れた奥さんへの未練に今も縛られ続けている老眼鏡紳士を押し倒して
自分のものにしてしまいたい!!・・・的な感情が湧いてくるのが恐ろしい。
これ、男性向けハーレムものなんかよりよっぽど明け透けで
ミもフタもない願望がぎゅうぎゅう詰めになっている感じがするのだが、
それでもイタリア・ローマという世界観と終始上品な作画演出、
そして基本的にやってることはとんでもないのに何故か憎めない
折笠富美子のヒロイン演技によって絶妙にバランス保ってるのが凄いなぁ。
たぶん原作のテイストを崩さないようにアニメに持ってくるの、
とてつもなく難しいタイプの作品だと思うんだけど・・・。
それと、声優陣についても老眼鏡紳士なだけあって
他のアニメであまり見ないようなベテランの揃った布陣になっていて興味深い。
普通にこの雰囲気を楽しむだけでも充分面白そうだし、
これは今期は再放送ばかりで非常に寂しくなってしまった
水曜深夜を救う作品になってくれそうかな。
まあ初回から二話放送だし、また何度も休止がありそうだが・・・。