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2014-12-30 2014年ツイートまとめ・ロボットアニメ特集

[]楽園追放-Expelled from Paradise- 00:29 楽園追放-Expelled from Paradise- - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

基礎情報

監督:水島精二、脚本:虚淵玄、演出:京田知己、キャラデザ:齋藤将嗣

CG監督:阿尾直樹、美術監督:野村正信、音響監督:三間雅文、音楽:NARASAKI

制作:グラフィニカ(参照サイト、Wikipedia他)


東映アニメーションが次世代のフルCGアニメの研究を兼ねて立ち上げた企画が数年の葛藤の末に結実。

ニトロプラス&虚淵玄に話が持ち込まれたのは「魔法少女まどか☆マギカ」よりも早く、完成に至るまでには水島精二が一からCGスタッフにアニメ的な作画技法を伝授するなど長い修業期間があったとのこと。

だが、その甲斐あってアニメルックのフルCG作品としては現在最高峰の完成度を手にしている。特にヒロインの肉感的かつ美少女アニメ的な造形は、もはや手描きの後追いではなく「CGだからこそ」の魅力を発揮している。

ロボットアニメとしてもグラフィニカに籍を置く板野一郎の指導と「エウレカセブン」でも板野サーカスフォロワーを多用した京田知己の演出によって、かつてないほど存在感のあるCGロボットバトルが実現されている。

簡易感想

・VistaだとHD画質にできない作品なんてのもあるのかiTunesStore……!!


・といってもSD画質でも全然問題なかった。普段のニコ動って何画質なんだろう?


・無駄一つないテキパキとした導入からラストに至るまで、わかりにくい点がほとんどないという極めてシンプルに特化した脚本演出に舌を巻く。アンジェラとディンゴの、説明的にならないギリギリを攻める説明会話の地味な凄味!!


・また、基本的に「バカがいない」(知性が低いということではなく、観客が理解していることを理解せず話を停滞させる役がいないということ)ので、非常にテンポよくストレス最小限で見られる。


・実のところ話自体は大したことやってないしラストのロボットバトルなんて完全に盛り上げる為だけの蛇足なんだけど、お膳立てが素晴らしくスムーズなので納得してしまうというか。


・世界観設定については管理社会だとか経済格差といった高尚なテーマよりも、もっと個人的な精神問題を比喩的に見せている感覚が強かったなぁ。つまりは古典SF的ってことなんだろうが。


・結局アンジェラもディンゴも友達がいなくて、ぼっち同盟であいつに共感したってことなんだろうなー。


・あとは「ガンダム00」や最近の虚淵作品からの発展でいうと、もはや既存のシステムを変革しようなどという発想自体がなくなっているのは結構な変化だと思う。


・映像面では通常のアニメと遜色ない。遜色ないとは、敢えてCGである意義がまだ見えないということでもあるので更なる進化の余地も充分に感じる。


アンジェラさんのエロボディについては、キービジュアルなどからもっと下品に見えるんじゃないかと心配していたのだが、これについては「初音ミク」がそうだったようにCG技術への敬意が邪念を押し込んでわりと芸術作品みたいに見える。


・胸よりも尻、そして髪!!


・表情の付け方も見事だが、釘宮理恵の演技はそれを上回ってたなぁ。あれだけ可愛い声で叫べるってのはやはり唯一無二。


・感動のクライマックスなのに、ミキシンのあれで思いっきり吹いた……!!

@@p@@p 2014/12/31 17:59 更新お疲れ様です
また、更新とまると思ってたので、ツイッターまとめだけでも嬉しいです
今の形式のほうが、アイマスライブやドラクエオンライン感想、ツイートまとめからの現状からみた総括と自由度がまして、感想おもしろいです
来年もお暇なときでいいので、まとめてもらえると幸いです
自分でアニメ見た後、火鷹さんの感想をみると、新たな視点を与えてもらえ、いっそう作品に楽しめています

ではよいお年を

書き込みA書き込みA 2015/01/02 16:09 現在だと「作家性を通す為にサービスを盛り込む」事よりも「サービス精神を徹底した結果出現する独自性や作家性」の方が優位であると思うので、ロボットアニメ的な製作意識はアイドルアニメと比べると苦戦をしている感じですね。

また「玩具が売れれば何をやってもいい」というかつてのロボットアニメの得意技も現在ではカードアニメ(とやはり女児向けカードアニメであるアイドルアニメ)に持っていかれている状況ですし。

作り手とマニアがアート性や難解性を過度に称揚し、作品や文化を硬直化させてきた反動として現状があると思うので、「オタク」というものの精神性や文化も更新を迫られている時期なのではないでしょうか。

2014-12-29 2014年ツイートまとめ・アイドルアニメ特集

[]劇場版Wake Up,Girls! 七人のアイドル 20:36 劇場版Wake Up,Girls! 七人のアイドル - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

基礎情報

監督:山本寛、脚本:待田堂子、キャラデザ・総作監:近岡直

美術監督:田中孝典、音響監督:菊田浩巳、音楽:神前暁&MONACA

制作:Ordet×タツノコプロ(参照サイト、Wikipedia)


TV版の前日譚として先行公開された劇場版。

当初は劇場版を見なくてもTV版は単体で楽しめると言われていたが、実際放送されると劇場版前提の設定・描写が多く存在し視聴者を混乱させる一因となった。

2015年、Ordet単独による劇場版第二弾の制作が発表されている。

簡易感想

・まず、iTunesStoreのレンタルを初めて試したのだが、ストリーミングでなくダウンロード形式なのは予想以上に便利だった。HD画質版なら映像クオリティもほとんど文句がない。普段、ニコ動画質やバンダイチャンネルに慣らされていたせいもあるだろうが……。


・本編終了後、随分経ってからの視聴である為、ファーストエピソードなのに懐かしさを感じてしまいその点においては本作が本来意図していた受け取り方はできていないと思う。


・声優陣に対しては「この時点で結構ちゃんと演技できてたんだなー、偉い偉い」と保護者感覚で好意的に見てしまうし、作画については少し動いているだけでも「TV本編に比べて何て凄まじい神作画なんだ」と驚いてしまうし、脚本に至っては「ま、松田が真面目に仕事をしている!? しかも頼りがいを感じる!! そんなバカな!?」と、それだけで感動する始末。


・本当に、TV版と比較すると何もかもが輝いて見える。この脚本レベルのまま、この作画レベルのまま、この時に示した方向性に迷いなく進めていたならどれほどの作品に化けていたことか……。


・一番TV版と印象が違うのはやはり松田。この劇場版において松田は間違いなく主人公としてのドラマと格を与えられている。かつてはバンドか何かやっていたらしい伏線も張られ、夢を諦めた松田が夢を追う少女達と出逢い一緒に成長していくんだろうなという将来への希望に満ち溢れている。それが……どうしてああなった。


・恐らくスタッフもスポンサーもこの劇場版を見ればみんなそういう未来を思い描いたはずなんだよなー。一体どこで何を間違えたんだろう? どんなに便利なキャラでも社長を戻すべきではなかったのか……。


・劇場版の脚本だけ見ると待田堂子には明らかにアニマスで遣り残したテーマを改めて昇華しようという意思があったと思う。だがその為に松田をP化させてしまうと差別化ができない。わざわざWUGである意味がない。その葛藤がTV序盤から中盤にかけての混乱に現れていた……ということだろうか。


・ところで、「かつて国民的アイドルグループに所属していたがスキャンダルで冷遇され脱退、その後本当の夢を追いかけて新たな場所で再出発したものの過去の問題を蒸し返されて炎上する」という展開をアイマスシンデレラガールズの方がリアルにやり始めてビビった。シンデレラガールズとWUGはアニマスを参考にしたうえでの独自戦略とか元京アニスタッフによる方法論とかやっぱり色々似てるんだよな……。


・ともかく劇場版だけ取ればコンセプトは正しく、ポテンシャルも高く、モチベーションにも溢れている。オリジナルアニメの立ち上げ作品としては間違いなく良作。


・そして劇場版第二弾。やるからには意地を見せて欲しいところ。少なくとも声優陣のパフォーマンス能力の成長度は、アイマス・ラブライブを猛追する勢いは持っていると思うのであとは本当に、ヤマカン次第なんだ!!

[][]劇場版THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! VideoM@ster版 20:36 劇場版THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! VideoM@ster版 - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

基礎情報

監督・キャラデザ・総作監:錦織敦史、脚本:錦織敦史&高橋龍也

シリーズ演出:高雄統子、美術監督:薄井久代、音響監督:菊田浩巳、音楽:高田龍一

制作:A-1 Pictures(参照サイト、Wikipedia他)


TVアニメ版アイドルマスターの直接的な続編となる劇場版。

最初は2014年1月に全国39スクリーンで公開されたが順次公開規模が拡大、更にはBD/DVD版の発売を前にして作画のクオリティアップを行った「VideoM@ster版」を9月から全国40スクリーン(初期より多い)で再公開するという異例の展開となった。また公開延長に伴い毎週の来場者特典も次々と切り替わり膨大な数のリピーターを生み出した。

元々はTV版の監督でもある錦織敦史が単独で脚本・絵コンテ・演出・作監を手掛ける「錦織アイマスの集大成」として中編規模のライトな作品が想定されていた。だがやはりアイマスでは本格的なドラマをやるべきだとの考えから、企画当時開発中であった「ミリオンライブ!」の新キャラを投入する案が生まれ物語のスケールが肥大化、錦織敦史一人ではとても手に負えないものとなる。そこで助っ人としてTVアニメ版でも中心的な活躍をした高橋龍也と高雄統子が急遽参加、高橋がストーリー前半の二十人以上のキャラがドタバタを繰り広げる合宿パートの脚本をまとめ、高雄がストーリー後半のシリアスドラマパートの演出を担当することとなった。よって、連名でクレジットされているが高橋龍也は後半の展開にはタッチしていない。

また高雄統子は当時すでに「お願い!シンデレラ」のPV制作に入っており、劇場版の作業との同時進行だったことがのちに明かされている。(直接の言及はないが、シンデレラのTVアニメ放送が2015年までかかったのにはこの劇場版のスケジュールの厳しさが影響したことは想像に難くない)

鑑賞後ツイート


・昨日、日曜深夜アニメ生視聴を犠牲にした成果……我が生涯二十数年ぶりに!! 映画館で!! 映画観てきた!!(この画像でどこに行ったかわかる人は大体わかる……のか?)


・あ、観たのは弱虫ペダルでもイラストの人でもなく劇場版アイドルマスター(ビデオリマスター版)ですよ。本公開時、散々観に行こうか迷って結局行かず後悔したので、まさかのリベンジチャンスに意を決して飛び込んだ次第。


・しかしまあ、いつもながら本編観てもいないのにシナリオ展開も注目点も大体のセリフも何故か完全に暗記していたので、あくまで現在の劇場の音響や座席の感覚を確かめに行っただけだったなー。最初の予告映像で音のデカさに驚いた。最後尾席だったのに。


・劇場版アイマス本編では、ライブシーンの迫力は勿論のこと「雨音」の演出に劇場でなければ不可能じゃないかと思われる音響の使い方していたのが一番印象的だった。劇場版アイマスがアイマスなのにアイドルアニメという路線からかなりカッ飛ばしている点を象徴するような演出だったと思う。


・ちなみにライブシーン、本公開時は違和感の大きかったCGとのマッチングを修正しているそうで確かに初見で勢いに呑まれて観るぶんにはそれほど気にならなかった。最後のクラップや挨拶はむしろゲーム版の雰囲気を伝えるのに残したのかと思ったくらい。ただ、ダンサー組確かにそんな踊ってないな。


・声優とキャラに関しては……釘宮理恵と伊織が最強過ぎてもう全部伊織に任せようぜと言いたくなった。他のメンバーも総じて素晴らしいが、響Pのヘイトがアニマスから積もりに積もっているのは何となくわかる。ミリオン組は本当に、よく製作時のタイミングでこの面子集めたよなぁ。改めて慧眼に感服。


・あと最大の収穫は春香演説シーンですすり泣く声が劇場各所から流れているのを確認できたこと。同じ映画を数十回と観ながら毎回泣くアイマスPは実在したんだ!! 都市伝説じゃないんだ!! と、別に変な意味ではなく真面目に感動した。あ、一応初見らしい女性客二人組なんかも見かけましたよ。


・とはいえ、確かに劇場版アイマスはすこぶる再視聴性の高い作品だとは思う。実質的に二部構成なので意外とダレ場がないのと、二部が相互に影響しているので一方観終わるともう一方を観返したくなる。中毒性まで原作再現していると考えると恐ろしいが。


・あー、あと最後にシンデレラのPV。これ第一話だとすると、凛スカウト→養成所で卯月と出逢う→芽が出ないままそれでも頑張る卯月に感化される凛→オチで三人目の未央登場、で終わりかな? それだけだとパンチに欠ける気もするが作画クオリティは期待以上。月曜移動のデレラジで流れないかな……。


・やっぱりきたじゃん!! デレラジでPV!! 先に劇場で観ていてよかった、のかな……。

2013-03-04 3/4日の感想

[]とある飛空士への追憶 03:07 とある飛空士への追憶 - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

とある飛空士への追憶 Blu-ray プレミアム・エディション

ガガガ文庫で発表されるや各所で絶賛された原作の劇場アニメ化。

監督:宍戸淳、脚本:奥寺佐渡子キャラデザ:松原秀典、制作:マッドハウス

基本的には原作通りの内容ながら、細部にカットや変更点がありそれが結果的に全体の印象をかなり変えてしまっているとのこと。

スタッフが原作読んでなかったとか不穏なことがWikiに書いてあるのだが、どういう状況で企画が進んでたんだろう・・・。

脚本に細田守と組んでいる奥寺佐和子を持ってきて、更に主演が「サマーウォーズ」の神木隆之介なんでその辺の需要を当て込んだのかなぁ。

しかしサマウォとこの作品の主人公ではキャラ違い過ぎるので、神木隆之介が合っていたかというと微妙。更にヒロインのお嬢様まで十代のグラビアアイドルを起用していて完全に演技力が迷子。

更には本編のほとんどの時間をその二人だけで進行する内容なんで、それは確かに原作未読でなきゃ不可能な配役かも知れないなと納得。

一応、聞いているうちに神木隆之介もお嬢様もそこそこ慣れてはくるのだが、どうしてもそこまでの「ヒクーシーサーン!! ヒクーシサーン!!」の連打に耐えられない・・・!!

作画についてはわりと健闘していて、空戦シーンのスピード感は上々。

ただ世界観が実はSFである点が説明不足で、いきなり誘導ミサイルが出てきたりするのに戸惑うな。全体的にミリタリー趣味の要素が弱いのも気になった。

とにかく素材の良さは伝わるだけに余計に踏み込みの甘さが目立つ非常に勿体ない作品だった。

・・・こういうのこそ、ジブリが若手にやらせればいいと思うんだけどなぁ。