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2013-07-06 4月期金&土曜まとめ、2

[]ちはやふる2 #12〜25(終) 22:29 ちはやふる2 #12〜25(終) - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

ちはやふる2 Blu-ray BOX 上巻

12話〜15話が団体準決勝。千早VSメガネっ娘と仲間達のそれぞれの戦い。

そもそもやる気なかったのに周囲に押されてリーダーとしての資質を開花させていったというメガネっ娘エピソードが、千早と逆パターンの主人公像になっていて興味深い。

そう考えるとビジュアル的にもクイーンとは違う方向性で、千早との対極を意識したデザインになっていたってことなのかな。

気合い入ってからのメガネっ娘のドS感とかたまらなかった。しかし、あのカメラ小僧どもは会場から追い出さなくて良かったのか!? 邪魔だろ!!


16話は総集編。第一期の時と同じように合間にショートギャグが入る構成。

千早姉といい肉まん姉といい、姉キャラはこういうところで抜け目なくアピールしてくるなー。

前半戦をまとめると、肉まんくんと机くんのエピソードが突出して熱い。


17話〜19話が団体決勝。

相手校の秘密兵器、理音と千早との「感じの良い」対決がメインで進行・・・していたら、最終決戦が大変なことになる二転三転の内容。

ライバルの掘り下げから主人公の突然の怪我、それを超えてのバトルと熱血スポーツものの王道を堂々やり切る千早VS理音も素晴らしかったが、そこから派生して男達の奮闘に持っていくのが実に見事。

太一と肉まんくんの今までの情けなさがここで帳消しにされるとは・・・!!

いやまあ、最終的にはほぼ運ゲーだったんだけど、運を引き寄せる想いの強さに最大限の説得力を与えていたのが凄い。

ただ、理音についてはもう少し千早に対して食い下がる余地があったかなとは思う。

林原めぐみの先生の存在感が強過ぎて、ライバル要素が分離しちゃってた気もするなぁ。

逆に言うとこの師弟コンビはまだ伸びしろ多そうなんで、その先に期待。


20話は決戦前夜。お前達だけが自分にとってのチームだったと言ってくれてる新に対して、「敵だよ・・・」と呟くしかない太一の立場が切ない。

もう忘れかけてたけど、そういえばこいつ昔から新のメガネ隠したりヒドいことしてたよね・・・。

千早は指の怪我でさすがに個人戦は棄権かと思われたが――。


21話で千早が驚異の左手取りに開眼!!

いやいや、さすがにいくら何でもそれが成立したら話が無茶苦茶になるだろ・・・と心配したのだが、意外とどうにかなっててびっくりした。

体重移動が逆になるから札の配置も逆にするとか、むしろ怪我の功名で左利き対策に気づくとか、嘘を納得させる為の積み重ねが逆にいくら何でも都合良く運び過ぎな気はしたけど。


22話。宿命の千早VSクイーン戦。

最終的に怪我を押して立ち向かう千早に対してクイーンが一切手加減せず、捻り潰してくれたのはこの段階ではベストだったのかな・・・。

千早との対決のなかで思い出のなかに置き去りにした友達の名前を取り戻すクイーンのドラマは、どこまでいっても天才は孤独という本質を動かすことなく、それでも救いを与えていて感心した。

ラストの微デレっぷりもなかなか可愛くて、これは百合モードもあり得るのか!?


23話。新VSクイーンが始まったのに、千早が太一VS理音ちゃんの方を見にきちゃって太一が崩れる!!

結果論で言えばようやく太一が報われて良かったのだが、これ千早がこなければ太一はもっとスマートに勝ってたんじゃ・・・。

敢えて「いつもの自分」に戻されたうえで勝ち切ったことが、太一の今後にとって重要なのかも知れないけど。

理音の成長要素がここで出てきたのも嬉しい。しかし結局負けたんで部内での立場が好転するのかどうか微妙・・・。

この作品に限っては爽やかに進むに違いないのだが、どうしても責任を問われた理音が陵辱される薄い本展開を妄想する!!


24話。ゴムゴムの実の能力者、新がクイーンを撃破!!

超加速で手が伸びるシーンが完全にバケモノだよこのニコニコメガネ・・・!!

新とクイーン、作中でどちらの「格」を優先するのかが興味深かったが、はっきりと新を究極目標に置いてきたのにも驚いた。

恋愛とかるたが連動しているのだし、そもそも物語の発端が新なんだから当然といえば当然なんだけど、新がどんどん最強キャラ化していくのも若干違和感あるんだよなー。

そんな新に、実は太一もこっそり全勝で対抗出来ていたことが判明する流れはそのぶん熱くはあった。

太一が負け組に見えるのは千早のことで補正が入ってるだけなんだ・・・本当は出来る奴なんだ・・・!!

しかし林原めぐみの先生はその前の千早へのアドバイスといい、終わり間近に凄い勢いで魅力増してくなぁ。


最終回。謎の病気で右手を手術した千早が、一時的にかるたから離れて色々と見つめ直すことに。

千早の新への恋心が、短歌を通すことで初めてはっきりと浮かび上がってくる展開は素晴らしかった。

これは太一が読んだら死ぬ!!・・・と心配していたら、わりとNTR上等だったのには笑ったけど。ああもう、その程度の試練は覚悟完了なんだ・・・。

試合から離れて、改めて「恋とかるた」のテーマを再認識する形になっていたので、予想以上に最終回らしい満足感は高かったな。

ただ、第一期OPで締めたのは本当にこれで完結みたいで逆にちょっと怖かった。Cパートと提供が完結とは程遠かったんで妙に安心したけど。

第二期全体としては、第一期の時点で奇跡的だったクオリティを完全に引き継いだうえで、よりスポーツとしてのかるたの魅力を掘り下げる熱い内容に持っていっていたのが非常に面白かった。

あくまで部活ものの王道パターンで競技かるたに挑んでいた第一期の頃と比べると、かるたの特性を本格的に描けるフェーズにようやく入ったとも言えるのかな。

それと作画だけでなく、声優陣の熱量や札を払った際の音の一つ一つまで、その場の空気を感じさせる音響回りの演出もより洗練されていた印象。

現状最高レベルのクオリティでありながら、まだまだどこまでも伸びていけそうな可能性を感じさせる点は本当に稀有な作品だなと思う。

実際に続きがあるかどうかは原作次第だろうけど、このまま終わらせるにはあまりにも勿体ないので、何かしら続編には期待したい。

スタッフの皆様、お疲れ様でした。

[](新)RDG レッドデータガール #1〜12(終) 22:29 (新)RDG レッドデータガール #1〜12(終) - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

RDG レッドデータガール 第1巻 [Blu-ray]RDG レッドデータガール 第2巻 [Blu-ray]RDG レッドデータガール 第3巻 [Blu-ray]

「空色勾玉」シリーズやアニメ化された「西の善き魔女」などで知られる原作者の小説を、角川文庫創刊65周年記念作としてアニメ化。

監督:篠原俊哉シリーズ構成横手美智子、キャラ原案:岸田メル、キャラデザ総作監芝美奈子、制作:P.A.WORKS

P.A.WORKS作画でキャラ原案に岸田メルを起用しているので、見た目が非常に「花咲くいろは」っぽい。ついでに主演が早見沙織なんで「TARITARI」っぽくもある。

しかし内容は極めて端正、かつ抑制の利いた作り。NHKアニメのような手触りがある。

第一話は特にヒロインの置かれた境遇と、そこに現れた異物である男子との関係をゆったり見せていく話になっていて、かなり地味。

男子の好感度が最悪の状態から始まるもので、恋愛ものとして見ても先が読めない不安感がある。

ただ、作画や背景の巧緻な出来はさすがのPAクオリティでそれだけでも画面が持ってしまう印象。

大自然の神秘性と、ヒロインが電子機器に触れた際の不可思議な描写とのギャップも面白かった。


2話〜3話はイジメっ子かと思ったら極度のツンデレだった深行くんと仲良くなっていく話。

二話目にしていきなり異能バトル要素が強くなり戸惑っていたら、三話でヒロインが覚醒!!

初回のおとなしさは逆に引っ掛けに近いものだったんだな・・・。

修学旅行で東京に行き、男女で逃避行する三話目は特にラブコメ度も急上昇で楽しかった。

また、最強の味方のようでもありラスボスのようでもあり、はたまた三角関係の相手のようでもある深行パパのキャラ設定が非常にクセが強くて興味深い。

福山潤の策士っぽい喋りといい、こんなに怪しいイケメン親父は初めてだ・・・。

そこに直情型で突っかかる内山昂輝の深行とのバランスも面白い。


4話からは学園編に突入。いきなりルームメイトと陰陽師のいざこざに巻き込まれることに。

泉水子の認識に合わせているにしても、学園の裏で繰り広げられているらしいオカルト権力闘争の構図がわかりにくい。

陰陽師が良いとこの坊ちゃんで悪役なのはともかく、ルームメイトの設定が妙にややこしくて混乱する。

三つ子のうち一人が死んでいてそれが守護霊化している・・・まではいいとして、その三つ子がころころ入れ替わったり家の事情が次々出てきたりするんで、油断すると付いていけなくなる・・・。

また生徒会が中立の調整役を担っているんだけど、敢えてそこに泉水子達が入り込むという理屈もちょっと呑み込むのに苦労した。

普通、そういう場合は素直に生徒会が敵になるものなんじゃないのかと。

話の泉水子の化粧と舞踊は、そういった女性のたしなみがそのまま姫神降臨に結びつく泉水子の特殊性を如実に表していて見応えあったな。化粧ケバ過ぎだったけど・・・。


6話からは三つ子の実家編。バーベキューの作画がPAクオリティ全開!!

戸隠山の観光案内作画も、聖地アニメスタジオの本領発揮な素晴らしさだった。

あと、愛馬を巡る話になるとやっぱり泉水子が乗馬登校しそうな気分になるなぁ。

死者である兄弟の魂に引き摺られているのかと思ったら、そもそも死者はもはや兄弟の霊なんてレベルの存在じゃなかったという流れは面白かった。

何かもう天狗に化けたオタ忍者と戦ったり邪霊召喚したり巨大ボスモンスターとの決戦が始まったりイケメンから黒い翼が生えてきたり、普段のまったりと霊能バトルのギャップがどんどん激しくなっていく印象。

金髪ハーフな生徒会長の日本舞踊と、泉水子の岩戸開きの舞も美しくて良かったな。岩戸開きならストリップしろよとは思いましたが。


9話は姫神が勝手に動き出して深行とデートし自身の正体を明かす話。

・・・いきなり、世界滅亡を食い止める為に時間ループを繰り返しているなんてSF設定が登場。

シュタゲというよりは「ひぐらし」の羽入に近い感じか。ただしスケールが段違い。

幾度か失敗した世界線では死んで標本にされてましたなどと、恐ろしいことをさらっと言ってくるのがヤバい。

世界遺産」というキーワードがそっち方向に活かされてくるとは思わなかったなー。

姫神のビッチぶりとそれに振り回される深行の様子も、事態の凶悪さとラブコメの落差が良く出ていて笑った。


10話、11話は本格的に学園祭編。生徒会が黒子の格好しているせいでBS11金曜夜が黒子だらけに・・・!!

戦国学園祭なるコンセプトが謎なのだが、通常の学園祭アニメとは明らかに異質な映像が生まれているのでこれはこれで悪くないか。あくまで和風な雰囲気を学園祭でも崩さないのは上手い。

泉水子が地味ながら隠れファンを増やしてきている感じとか、それに無自覚な本人と気が気でない深行のすれ違いとか、学園ものらしい盛り上げ方も無理なくハマっている。

しかしそこで陰陽師がまた懲りずにやらかしてイヤボーン発動のクライマックス展開に突入。

泉水子が洗脳されて陰陽師に寝取られるか、深行と真響が偽装婚約しそうになるとか、ラブコメ方面だけでも充分に熱い流れが出来ていただけに結局姫神バトルになりそうなのは少し残念。

特に泉水子洗脳ネタはもうちょっと引っ張るべきだろー!! せめて冷たい目で深行を睨みながら罵倒してくれないと・・・!!

まあ早見沙織の罵倒成分については陰陽師がご褒美もらってたんで良しとするか・・・。


最終回。犬柳さんと一緒に桃太郎が落ち武者無双してラブコメハッピーエンド

さ、最後の最後まで一体何のアニメだったんだこれは・・・!?

とにかく最終回にしてリアル犬畜生と化した高柳が面白過ぎて困った。何でこんな隠し玉をここで出すのよ!?

ラスボスが真澄になったのも、色々と伏線があったとはいえ結構意外な印象を受けた。まさかガチで泉水子に惚れていたとは。

しかし、おかげで霊能と日常を天秤にかけるテーマの消化や泉水子と深行のラブコメオチに違和感がなくなっていたので、遠回りの果てにわりと良い場所に落ち着いたのかな。

深行が真響との偽装婚約を断るシーンは、ちょっとバナージっぽいカッコ良さだった・・・。

作品全体としては、PAらしい丁寧な映像には毎回目を見張ったものの、最後まで地味なくせにわかりにくい展開が足を引っ張っていた感じ。

原作準拠でやるにしても、もう少し噛み砕いた見せ方があったのではないかと思う。無理に原作を動かしてしまうとこの静謐な世界観が壊れる懸念があったのかなぁ。

確かに相当難しいバランスで成り立っている作風なんで慎重にやるしかなかったのかも知れないが、学園パートを膨らませるとかもう少しキャッチーさを増しても良かったのではないかと。

あとはやはり、早見沙織には巫女キャラが似合うと再確認。最近は激しい役も増えているが、清純路線もまだまだ強い・・・!!

スタッフの皆様、お疲れ様でした。

2013-06-07 4・5月、金曜アニメ感想まとめ1

[](新)とある科学の超電磁砲S #1・2・3・4・5・6・7・8 23:09 (新)とある科学の超電磁砲S #1・2・3・4・5・6・7・8 - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

とある科学の超電磁砲S 第1巻 (初回生産限定版) (特典ディスク付き) [Blu-ray]sister's noise(初回限定盤)TVアニメ「とある科学の超電磁砲S」オープニングテーマGrow Slowly (初回限定アニメ盤) (TVアニメ「とある科学の超電磁砲S」エンディングテーマ)

間に「禁書」二期&劇場版を挟んでいるが、「超電磁砲」としては三年ぶりとなる第二期。

監督:長井龍雪シリーズ構成水上清資キャラデザ田中雄一、制作:J.C.STAFFといったメインスタッフは継続。

他はサブキャラデザに冷水由紀絵、アクション監督の名義で椛島洋介が追加。

本編は「禁書」第一期で描かれたエピソード「妹達編」を改めて美琴視点で描き直すセルフリメイク的な内容。

しかし、第一話はそういうある種ネガティブな「繰り返し」のイメージを覆すように仕掛けが満載で、三年ぶりの「超電磁砲」らしい魅力が完全復活していた。

いきなり今期には出番が間に合わないと思われていた原作人気キャラ、メンタルアウトこと食蜂操祈さんを出してくるサービスにはやられた。しかも、見た目が美希っぽいのに声は雪歩かよ!!

アニメ映えする華やかなデザインと浅倉杏美の珍しい蠱惑的な芝居が合わさって実にエロい・・・!! 第二期開始すると同時に第三期希望と言わせてしまう罪作りなキャラだなぁ。

また、アニメ第一期の直後であることを印象付け物語を無理なく接続し直すゲストキャラの扱いにも感心。

春上さんとか入院してる友達とか、第二期でなかったことにする可能性もあっただけにこの扱いの良さには驚いた。

原作は原作として、アニメではあくまで第一期で積み上げた美琴達の日常の延長線上の「妹達編」を再構築するという意思表明にもなっていたのかな。

クライマックスの空中戦も「禁書」以上にヒロイックなアクション構築が「超電磁砲」の美琴らしくてカッコ良かった。


2話。謎の都市伝説を追ううちに、美琴が自身に関わる深い闇の一端に出くわす話。

佐天さんは第二期ではシリアス話がなさそうなんで、徹底的にバカキャラでいくのか・・・。

都市伝説に始まって、オカルト陰謀論が交錯する怪しい雰囲気にハッタリ含みの能力バトルにと、今回は導入編だけあって原点回帰を強く感じる話に。

科学サイドと言うけれど、むしろオカルトが認知されていないからこそ恐怖は際立つわけで、こういう不気味な雰囲気作りは「超電磁砲」の方が向いてるのかも知れないなー。

今回登場の布束さんは原作絵と比べデザインが可愛く変更されている模様。まあ、女の子は可愛いに越したことはないしな。


3話。自身のクローン計画を知った美琴がその調査に着手。一度は計画の中止を確認するが・・・。

とりあえずは美琴のクローン計画が生まれたそもそものきっかけの説明。

妹達計画は「禁書」の時点から相当に突っ込みどころの多い内容だっただけに、一つ一つ疑問点を潰していく細やかなフォローは重要。

そうして計画の説得力を上げておかないと、美琴が追い詰められていく今後の展開にも悪影響が出るわけで。

それにしても美琴の潜入捜査能力は「超電磁砲」になるとキャッツアイ峰不二子レベルになるな。「禁書」だと繊細なスパイ活動に向いているようにはとても見えないのに・・・。

あと、本来なら出番が激減しているはずの黒子や初春達を隙あらば出してくる構成も良く出来てる。


4話。形を変えて継続していた計画が生んだ新たな「妹」が、ついに美琴と接触する。

全裸で製造される妹の様子は、普通ならもっとサービス的に見えるところだろうに何かひたすら怖い・・・!!

妹を扱う女研究者の態度、冷たく接している方はまだマッドサイエンティストらしくて納得するが、むしろ妹に人間的に接している方が気持ち悪い。

相手を人間のようだと認識していながら、同時に実験動物よりも無残に使い捨てる感性の麻痺具合が本当の意味でイっちゃってる感じするなぁ。

美琴が一人、子どもたちと一緒に遊び歩く日常パートとの対比も情感のある演出が非日常とのギャップを深めていて見事だった。

こういうシーンの作り方は長井龍雪が監督している意味が強く発揮されている印象。


5話。「妹」との奇妙な時間を過ごす美琴。だがそこで生まれた想いは、一方的に引きちぎられる・・・!!

というわけで、本当は妹達を殺したくなんかないのに仕方なく必死でコミュニケーションを試みながら心を抑えて虐殺を続けていたはずの一方通行さん大暴れ開始!!

え〜っと、この「妹達編」の最大の矛盾点ってあとで一方通行さんが実は良い奴だったと判明することだと思うんだけど、せっかくその点にフォロー入れられる絶好の機会なのにそこはスルーするのな!!

いやまあ確かに、ベジータが最初から味方っぽい態度でいるドラゴンボールとかそんなの萎え萎えなんでこの場面での一方通行を敢えてド外道に描くのは間違ってはいないのだが、それにしてもこんなことしておいて虐殺した女のロリ版が出てきたら速攻惚れる一方通行さんクズ過ぎる。

本音では女の子とコミュニケーションを取りたいからその娘の足を笑いながら引きちぎるって、どんな異常性癖者なんだか・・・。

岡本信彦の演技も「禁書」二期までに積み重ねた変化を一旦リセット・・・どころかマイナスまで振り切って鬼畜悪役に徹しているのには妙な感動を覚えたくらい。

それと前半の美琴と妹のコミカルで心温まる交流から後半のスプラッターに雪崩れ込むメリハリ利かせた構成は素晴らしかった。ED入りも熱い!!


6話。一方通行に敗北した美琴が、孤独な戦いへと身を投じる。

そういえば美琴VS一方通行はアニメで初めてのレベル5能力者同士のバトル描写になるのか。一期では直接対決はなかったし。

美琴は相変わらず鉄骨の使い方が上手いな、レベル5だけに。それを文字通り平然と跳ね返す一方通行のチートぶりも凄い。

鬼気迫る佐藤利奈の芝居も、これほどドスの利いた声が出せたのかと驚かされたな。

しかしオリジナルが出てきて激怒してるのに、いや俺はクローン壊してるだけで人殺しじゃないっすよと言い放つ一方通行も無茶な御人だ。

とはいえこの場面、良く考えると一方通行は言葉と裏腹にちゃんと殺さないように手加減しているっぽいのに美琴の方はマジ殺しにいってるわけだから、むしろ美琴の方がヤバいのかも知れない・・・。

後半の美琴と仲間達のシーンはアニメオリジナル。

原作だとここから美琴は本当に孤立無援の戦いに身を投じていくようなのだが、アニメだと第一期ラストで「一人で無茶しない」と結論を出した直後の話である関係上、あくまで友達のことは「見えている」路線でいく模様。

みんなが心配してくれているのはわかるが、それでも正体隠して孤独に戦うしかないという変身ヒーロー的な矛盾に突入していくわけね。それはそれで面白そう。


7話。で、そんな美琴の葛藤を見守ることしか出来ない黒子の想いを描くオリジナル回。

みんなで四つ葉のクローバーを探すクライマックスが完全に「ハチミツとクローバー」。

つーか、ゼノグラシアの印象が大き過ぎてハチクロっぽいと思いつつしばらく長井龍雪の初監督作品がハチクロ第二期だったことを忘れてた・・・。

それにしても今のところシリアス展開続きなんで、黒子が変態ではなくすっかり良妻でちょっと違和感もある。

精神年齢がどう観ても中の人準拠になってるとしか思えない・・・!!

あと今回、オリジナル回でありながら逆に原作絵のデフォルメ演出を積極的に取り入れていたのが面白かった。初春ぽかぽか〜。


8話。施設破壊を目指す美琴の前に新たなる敵「アイテム」が立ち塞がる!!

元々は「禁書」の第三期があればそっちでメインを張る予定の方々で、「超電磁砲」へはサプライズ出演。

小清水亜美演じる麦野だけはゲーム版で先行登場していたが、残りのメンバーはこっちで先にアニメ化される形に。

で、声優が・・・内田真礼!! 赤崎千夏!! 洲崎綾!! 京都方面のアイドル軍団か!?

今売り出し中の人気女性声優となると、大体京アニモバマスが先に押さえてるんだよなー。先見の明に驚かされる・・・。

とりあえず今回は内田真礼演じる金髪幼女フレンダ無双。

「GJ部」とか「あいまいみー」系のハジケた可愛い演技なのに爆弾魔というギャップが素敵。

かなり嫌味なことを言ってくるのに声のせいで憎めないというバランスも良い感じだった。

赤崎千夏の最愛はまだセリフ少ないが、珍しくボーイッシュな喋りをしていて気になる。洲崎綾の滝壺はそれこそ本領発揮は「禁書」三期待ちなのかな?

あと今回は作画アクションも、幼女VS女子中学生とは思えない本格派な格闘を描いていて素晴らしい見応えだった。

一騎当千」みたいな骨太な女キャラの格闘よりも、こういう細いデザインの女の子がガチ格闘している方が変なフェチ感あるな。

[](新)革命機ヴァルヴレイヴ #1・2・3・4・5・6・7・8 23:09 (新)革命機ヴァルヴレイヴ #1・2・3・4・5・6・7・8 - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

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革命機ヴァルヴレイヴ オリジナルサウンドトラック

豪華スタッフワークによるサンライズオリジナルロボットアニメ

監督:松尾衡シリーズ構成大河内一楼、副シリーズ構成三木一馬&熊剛、キャラ原案:星野桂キャラデザ鈴木竜也、メカニカルアニメーションデザイン:鈴木卓也、制作:サンライズ

シリーズ構成の二人は電撃文庫スクエニの名物編集者。星野桂は「D.gray-man」のジャンプ作家。複数いるメカデザの筆頭は「ガルガンティア」と同じニトロプラスの石渡マコト。主題歌はTM西川貴教水樹奈々のデュエット。EDはangelaとELISAの二枚体制・・・などなど、とにかく業界を横断しての才能総動員といった陣容。

とはいえ、監督の松尾衡は「ローゼンメイデン」や「紅」RED GARDEN」などの印象が強いもののロボットものへの参加も多数あり、大河内一楼は「コードギアス」での実績充分、デザインの中核を為すのはサンライズが誇る鈴木兄弟なわけで、いわゆる「ガワ」はごちゃごちゃしているが中身は正統派なサンライズ作品でもある。

本編はダイソンスフィアと呼ばれる学園都市宇宙船が突如襲われ、幼馴染を殺された主人公が怒りのままにロボットに乗り込みその代償として人間としての生命を失う話。

・・・と、まとめると凄くシンプルだし王道のロボットアニメ第一話にしか見えないのだが、実際の内容が異様に掴みにくい。

世界観とキャラの説明を意図的に省いてスピーディーに進行するのはいいんだけど、そのせいでやってることの一切に説得力がなく単に既存のロボットアニメのお約束を超高速でこなしているだけのように見える。

マクロスかよ!!」「SEEDかよ!!」「リヴァイアスかよ!!」「ギアスかよ!!」「って最終的にはヴァンパイアかよっ!?」・・・と突っ込んでいる間に終わっちゃって結局話が頭に残らないという。

それはそれで、本来ならお祭り感で楽しめそうなものなのだが、どうも「突っ込み待ち」の部分が粗雑で白ける気がする。

またダイソンスフィアの解釈がおかしいといったマニアックな視聴者を萎えさせるミスもあるようで、どうも第一話はスタッフ側の仕掛けが空回りしていた印象。

ただ、それを置いても一気呵成な進行と派手なビジュアルには一定以上の興奮があり、先への期待感は充分だった。

声優陣だと、「ダンボール戦機WARS」と同時主演ながら真逆のロボットアニメ主人公を演じる逢坂良太の器用さが頼もしい。

あと、ヒロインが瀬戸麻沙美なのは「ちはやふる2」と枠が丸かぶりしている関係上どうなんだ・・・と思ってたらヒロイン死んだ。

なるほど、どうせ生きているにしても一旦退場させる流れなんで瀬戸麻沙美でも大丈夫だったんだな・・・ってこの時点では考えていたのだが。


2話。夏雪ランデブーかよ!!

というわけで謎のイケメンライバル、エルエルフさんの身体と入れ替わったハルトが復讐の為に大暴れした結果、普通にヒロイン生きてて引っ込みつかなくなる話。

まさか昨年の入れ替わりネタブームがここに至る伏線だったとは。あまりにも流行っていたネタなんで実際誰のアイディアなのかはわからないが、松尾監督が演出する以上は当然「夏雪ランデブー」の影響が一番大きく出るんだろうなぁ。

しかし、SEED的なライバル二人がギアスな吸血能力で入れ替わりをするのは、やっぱりいくら何でも設定を盛り過ぎている気がする・・・。

復讐心にかられていきなり虐殺を開始する主人公にも驚かされたが、あれは入れ替わった相手の能力や性質に精神も影響を受けるということなんだろうか?

今回もひたすら情報を詰め込みながら進行する一方で、肝心な部分が説明不足なので観ていて解釈が追いつかない。

知らぬ間に裏切り者扱いされていて「僕じゃな〜い〜」のEDに突入するエルエルフさんとか、情報のすっ飛ばしがネタ要素として成立しているので突っ込みアニメとしては凄く面白いのだが、もう少し真面目な路線を期待していたので戸惑いも大きかった。

どうせ生きているだろうと思われたヒロインを速攻で復帰させるなど、「コードギアス」で大河内一楼が見せた視聴者の予想を先読み先出しする構成も今回はほとんど脊髄反射ギャグみたいになってるような・・・。

一方、ロボットバトルのシーンはさすがサンライズの本気で唸らされる出来栄え。

666の暴走や謎のハラキリ儀式による必殺技といった、良くも悪くも中二マインドに溢れたギミックも楽しい。


3話。一人旅団、エルエルフさんの大脱走!!

まず「一人旅団」ってフレーズがふざけ過ぎだろと思ったのだが、今期は他にも一人旅団な人が出てくる予定がある模様。

宇宙時代に捕虜をロープで縛っておいたら椅子のネジを外されて照明のガラス割られて脱走されるという、もうどう突っ込んだらいいのか途方に暮れそうな脱出シークエンスも凄かった。

あれはランボーとかボトムズの第一話とかそういうの狙ったのかも知れないが、これだとエルエルフさんの優秀さではなく警備のヘボさが印象に残るだけだぞ・・・!!

その辺りも、そもそも何でこの学園が二十一世紀チックな作りになっていて、TwitterやLINEやUstreamのようなコミュニケーションツールが未だに有効なのかという点を説明しておけばある程度納得いったと思うんだけどなぁ。

ただ「マジェプリ」の方にもニコ動が出てきたりと、今期ロボットアニメのSF世界観と日常ガジェットの乖離はどうやら時代の流れがあるようなので一概にこの作品だけ取ってどうこう言えない感もある。

実際に、宇宙を舞台にしているのは単にロボットを動かしやすいからであって、学園ドラマパートはそれとはほぼ無関係に進行させるという割り切りは戦略としてアリかも知れない。

それとハルトとエルエルフの関係がメインの回でありながら女子の風呂シーンが湯気薄めで、そっちのサービスにも余念がないのには感心した。


4話。沈黙の艦隊ぼくらの七日間戦争かよ!!

エルエルフさんがドヤ顔ピースでハルトきゅんにモーションかけてたら正妻が本気出して全部持ってかれる話。僕じゃない!!

四話まできてこの裏切りの連続は、整合性についてはともかく単純に予想がつかなくて面白い。

いや本当に、いくら何でも実はショーコが総理の娘でカリスマ性抜群でしたとか今までの話でその片鱗くらい描いておけよと言わざるを得ないのだが、しかしそこは伏線張ってると予想されるんで難しいところなんだろうなー。

この作品がどうしてキャラや世界観をまともに説明しないのか、何となくわかってきた。後出しジャンケンで常にゲームをぶち壊し続ける気なんだ・・・!!

明らかに物語の作法として邪道。例えるなら解決パートになってから次々と新たな証拠品を出してくる推理小説くらい邪道。

だが、これくらいしないと今の視聴者に「驚き」を与えることは出来ないのも事実。敢えて禁忌に手を突っ込んでいるという点では、意外と作品テーマには合致した構成なのかも・・・。

それに流れはともかくとして、学園都市が独立宣言して戦争のキーになっていく設定は様々な可能性が予感されて、エルエルフさんと一緒に普通にわくわくする。


5話。うる星やつら2ビューティフル・ドリーマーかよ!!

というわけで学生だけの生活を満喫したり停電で死にかけたり世界中に無事を知らせるビデオクリップで遺影持ってたりする話。

とりあえず、何で配電盤があんな位置にあったんだろう・・・。予想に従ってくれないキャラが多いなかで、番長とオタクは癒しだな。

大人の管理のない街で学生達が好き勝手に遊ぶシーンは明確に「ビューティフルドリーマー」を意識していると思うのだが、この状況の見えてなさを学生らしさと取るか逆にご都合的と取るかは分かれそう。

個人的には「ドラえもんのび太と鉄人兵団」の鏡面世界での描写なんかも大好きなんで、リアリティよりもまず子どもじみた願望に応える作りは面白いと思う。

もっと逃避行を軸にした展開になるかとも思ったが、むしろ学生運動のノリが強くなりそうなのも興味深い。

まあ「革命」で全共闘みたいなことしていると先に待つのは悲劇だけって気もするのだが・・・。

ビデオ配信でネットに呼びかける手法が出てくるのは、あくまで全共闘世代ではなく今の感覚での「革命」を目指していることの表れなんだろうか?

ただあの映像、松尾監督お得意のミュージカル演出は良かったんだけど、どうしても遺影が気になって仕方なかったなぁ。

あれは第一話の襲撃で死者が多数出ているはずなのに「僕達元気です」のメッセージだけ送るのはさすがにおかしいから・・・ってことなんだろうが、逆にあの遺影一つで茶番感が増してて演出として微妙。

普通なら脚本段階で死者追悼コメントを別に用意するくらいはあるだろうから、絵コンテで無理に入れ込んだのかな・・・。


6話。サキさん、ビッチかよ!!

今までのクールビューティーなキャラを裏切ってサキさんが本性を露わにする話。

だから、本性がそういうキャラならそれまでの間に伏線を・・・!! いやもう言うまい。

しかしショーコに対する暗い情念じみた表情は好きだっただけに、何か変な方向にハジケちゃったのは残念。

久々にまともに出てきた入れ替わり要素を修羅場ラブコメに転用するのは面白かった。ただそれもオマケ程度の扱いで上手く活かせていないかな。

サキさんがアイカツに失敗したっていう過去話も、断片的過ぎるうえにメンヘラ描写が共感を阻害しているのが勿体ない。

もっと普遍的な、セカイに居場所が欲しいというだけのキャラでも成立したと思うんだけど、何か尖った要素がないと埋もれるってことか・・・。

戸松遥のエキセントリックな芝居は水を得た魚のようで凄く良かった。最近、落ち着いた役が増えたけどこういうのもやっぱり向いてる。

サキが搭乗するヴァルヴレイブ四号機のアクションは独特の躍動感が素晴らしい。

あの飛び跳ねる動きはありそうでなかった感じがして新鮮。


7話。そして地味娘のメガネが割れる・・・!!

今回、脚本が大河内一楼から熊谷純に変わった影響もあるのか、伏線張りやストーリーラインが今までと比べると素直。

普段目立たないキャラにスポットライトが当たると死亡フラグ・・・なんて古典中の古典を忠実に再現して貴重なメガネっ娘が逝ってしまった。

ただ主要キャラのなかでは言っちゃ悪いが一番、死んでも問題なさそうな存在だったんで衝撃は薄いかなぁ。

キャラ関係を動かしハルト達に覚悟を強いる展開としても妥当だし。

あと、エルエルフさんの直筆メモ書き指令書がシュールで雰囲気ぶち壊し寸前だった。

あれってもしかしてエルエルフ役の木村良平の肉筆なのか? 微妙にヘタなのはきっと日本語に慣れてないエルエルフさんに合わせたからに違いない・・・!!


8話。エルエルフがロリエルフだったことを知ったハルトがついに相棒契約を結ぶ話。

メガネっ娘の死を受けてハルトとショーコが改めて現実と戦う決意をするのは良かったが・・・そもそもメガネっ娘が死んだのってかなりの部分エルエルフのせいじゃないの? それで何でエルエルフと組むの納得するんだ?

この際だから敵だろうが利用するというならまだわかるが、妙にフレンドリーに相棒になっているのが不思議。

今までの突っ込みどころとはちょっと違う唐突さなんで、そこはもうワンクッション何か欲しかったなぁ。

「苦いコーヒーには甘い砂糖」の喩えも、いつもの突っ込み待ちではなく素でカッコつけようとして滑った感が・・・!!

あと、メガネっ娘の復讐に燃える奴にシスコン生徒会長にエルエルフさんにと、新たなパイロット候補が出揃って誰が新型に乗るのかと期待が高まったところでエルエルフさんが作業メカで出てきたのには正直脱力したよ!! いや戦闘シーンとその後の救出は良かったんだけどね。

[](新)DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION #1・2・3・4・5・6・7・8・9 23:09 (新)DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION #1・2・3・4・5・6・7・8・9 - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

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メガテンシリーズの一つ「デビルサバイバー」の第二作目を、「ペルソナ4」の岸誠二監督でアニメ化。

監督:岸誠二シリーズ構成上江洲誠、キャラ原案:ヤスダスズヒトキャラデザ:佐嶋悦史、制作:bridge

またエヴァの使徒を彷彿とさせる巨大ボスキャラである「セプテントリオン」のデザインを、新劇エヴァに使徒デザインで参加している「ぼくらの」鬼頭莫宏が手掛けている。

本編は悪魔の襲来によって崩壊した日本で悪魔召喚アプリを手にした選ばれし者達が極限の戦いに挑むサバイバルストーリー。

日常寄りだった「ペルソナ4」とは正反対に近い世界観設定で、むしろメガテン本流に原点回帰した内容。

なのでわざわざ岸誠二上江洲誠コンビがやる必要性を感じないのだが、さすがに器用なだけあってこの極限状況を上手くアニメに落とし込んでいる。

悪魔召喚プログラムがアプリ化されていたり、死に顔動画なるネット都市伝説めいた要素など、現代的なガジェットの盛り込み方も面白い。

ヤスダスズヒトのデザイン性の高いキャラとリアルな東京を組み合わせた映像は「デュラララ!!」を思い起こさせるけど、そこに悪魔と都市崩壊が加わり更に独特なテイストになってるな。

内田彩演じるヒロインの巨乳が良い意味で浮いてて見事。


2話。崩壊した東京、避難所に集う人々、そこに襲来する悪魔、そこで問われる主人公の選択。

これは・・・すでに一定の時間が過ぎたとはいえ、これほどはっきり「震災後」を意識した映像を作っているのには驚かされた。

特に避難所のメッセージボードの描写は未だにちょっと落ち着いて観られない感覚があるなぁ・・・。

敢えて今、この作品に挑む以上は逃げてはいけない描写だという覚悟あってのことだと思うので、そこは尊重したい。

「出来ることをせずにはいられない」という主人公の行動理念も、普通なら少し良い子ちゃん過ぎる印象になるのだがこの場合は震災ボランティア的なイメージが入るのでそんなに違和感がない。

ただ、リアリティのある崩壊した街並みとの整合性もあるのだろうが、肝心の悪魔バトルが何か画面暗過ぎて観づらいのが残念。


3話。新たな仲間との出逢い、それは過酷な現実との出逢い。

というわけで、仲間が出てきたと思ったらもう死んだ・・・!!

原作だとどの仲間キャラが生き残るのかはプレイヤー次第らしいのだが、まずは誰が死んでもおかしくない覚悟をさせる展開か。

おっぱい痴女が出てきたとか喜ぶ暇も与えないわけね・・・!!

まあ、死んだのが痴女じゃなくてショタで良かったと前向きに考えておくべきか。

それにしても追い込みを増していく状況と痴女キャラのギャップが恐ろしいことになってはいるなー。


4話。セプテントリオン迎撃作戦の果て、更なる出逢いと選択が。

セプテントリオンが完全に使徒襲来でうっかり笑う。元々そういうコンセプトで作っているんだろうからパクリやパロディとは違うだろうが、オマージュにしても少し芸のなさは感じる。

せっかく震災後を意識させる世界観が構築されているのに、そこにエヴァ要素が入ると何か後退しているように見えるんだよなぁ・・・。

とはいえ、巨大な敵との決死のバトル展開は単純に燃える流れで面白かった。

そういえば岸誠二は「神様ドォルズ」でも特撮チックな画面を作っていたんで、こういうの意外と得意分野なのかな。


5話。左門さんに連れられて消えたヒビキ中二病を発症する話。

もうこの時間帯に小山力也の声を聞くと左門さんしか思い浮かばなくて困る・・・!!

新田さんとダイチの二人旅、避難所を守るヤンキー自警団ヒビキの恥ずかしいイメチェンなど、今回は軽く一息つけるネタ要素が多かった。

左門さんサイドは何となく立ち位置がわかるが、阿澄&浪川コンビはまだよくわからない。ムードメーカーになってくれるんだろうか?

あとヒビキヤマトが死に顔動画に友達認定される流れは意外性あって良かった。そこから女性ファン掴みにいくのかよ。


6話。基地内部でのセプテントリオン戦、チームワークというかヒビキヤマトのゴリ押しで勝利。

閉鎖空間でビームやバリアが飛び交うバトルシーンの作りは非常にゲーム的で面白かった。

ただ、相変わらず画面が暗くて悪魔が何やってるのか見えにくいのがツラい。うちのTVが悪いのか!?

ヤマトツンデレヒビキを助けにきたものの、左門さんがちょっと待ったコールして揉める辺りのグチョグチョ感も良かったな。

いよいよそういうアニメなんだと正体を表してきたのは、それはそれで歓迎。


7話。Aパートで延々とホモォ談義したあと、身体検査でヘソサービス!!

いつもの岸監督ならここぞとばかりにギャグ回にしそうな内容だったのに、結構自重しているように感じたな。

さすがにこの作品の雰囲気であまりバカやるわけにもいかないのか・・・。

しかし、それにしたって何で身体検査ネタで新田さんを脱がさないのよ!? 幼児体型のヘソだけで満足しろって、ニッチ過ぎる!!

前半のヒビキヤマト、憂う者のドキドキ三角関係にロナウド左門さんがチャチャ入れて無視される流れはそれだけで何か楽しかった。

ヤマトはもっと簡単にデレるのかと思ったが、むしろもう一人の主人公としてヒビキと対比され続けるポジションになりそう。


8話。三箇所同時迎撃を成功させたものの、貴重なロナウドチームが全滅!!

いや、ロナウドはいいから女医さんだけでも助けてくれ・・・!!

誰かしら死ぬとは思っていたが、三人まとめて処理されるのはさすがに尺の都合を感じざるを得ない。

女医さんの血の繋がらない子どもの話とか結局何だったんだ。

しかし虚無がセカイを閉じていくクライマックスの描写は、悲劇を包み込むくらいに美しかった。

終末を前にしてのサバイバルであることが改めて提示される展開に相応しかったな。

ただ、憂う者の設定がまんまカヲル君なのは笑っちゃっていいんだろーか?


9話。カヲル君を仲間にして成層圏から落下する使徒を処女厨を生贄にロンギヌスの槍で撃墜する話。

この前のヘソチラがまさか処女認定の伏線だったとは・・・!!

っていうか、他に処女いなかったわけじゃないよね!? 新田さんは次の生贄候補だから外されただけだよね!?

そして「苦いコーヒーには甘い砂糖」ネタがまさかのヴァルヴレイヴと完全シンクロ!!

どっちも今までコーヒーなんで出てこなかったのに、何故こうも見事に!?

男同士でブラックに白いものを注ぎ込むのが共通するイメージを呼び覚ますのか・・・。

ところで、札幌が壊滅したというわりには初期の頃ほど危機感がなくて、作中でもそうなのかも知れないが妙に感覚が麻痺してきている印象。

ラスボス倒せば何でも願いが叶うなんて救済フラグが立った影響もあるのかな?

まあ、救済と見せかけてバッドエンドに向けた罠の可能性もあるが。

2013-04-20 3月、最終回まとめその3

[]ジョジョの奇妙な冒険 #24・25・26(終) 22:30 ジョジョの奇妙な冒険 #24・25・26(終) - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

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24話。スピードワゴンとシュトロハイムがダラダラ喋っていたせいで大変なことに!!

今回は一応、クライマックス直前の溜め回だからか比較的余裕のある構成。

冒頭にあらすじ入るとジャンプアニメっぽいよね。

カーズ戦のロープマジックは、一瞬であれをやるジョセフも凄いが一瞬で解説するカーズも凄い。

「ロープを切らせて余りを作ったな!?」の辺り、ジョセフよりもむしろカーズの理解力に感動するもんなー。

ジョセフのルーツをじっくり語ることが出来たのも、血の因縁というテーマがより鮮明になっていて良かった。

それをスピードワゴンが語るのも、原作だとそんなに思わなかったがアニメで声が入ると第一部からの流れがより強く感じられて熱いな。

そして・・・カーズはどこに石仮面隠してたんだよは禁句です。


25話。OPにSE、必要あり!?

あ、最終回はOP入れる余裕ないんでここでお約束のSEバージョンを出してきたのか。

究極生物カーズは誕生シーンといいその生態描写といい、神秘的かつグロテスクで非常にアニメ映えする印象。

シーザーの死のシーンと同じく、「ジョジョ」に通底するキリスト教的なイメージをより強調した演出がされていたのも興味深かった。

第二部の時点ではあまり意識されないが、究極生物を目指したカーズの思想もまた歴代ラスボスに引き継がれていく要素がとても多い・・・。

単純な作画のクオリティという点でも今までで一番安定していたように思う。

特にシュトロハイムのサイボーグらしい魅力を引き出したメカ描写には痺れたなー。

あの着地シーンの下半身破壊こそシュトロハイム最高の見せ場!!


26話。その血のさだめが奇跡を呼ぶ最終回。

うおおおおお!! 「ジョジョの生命の大車輪がジョジョの直感をプッシュしたのだ!!」からの第一部OP投入!! な、何という燃え演出!!

いや、これは単なる燃えに留まらない、あの一見すると不可解、ご都合主義にも感じられる赤石オチに「ジョナサンから受け継いだ血と波紋が起こした奇跡」という必然性を与える最高の演出!!

実際自分もあそこでOPが流れて初めて「ジョジョの生命の大車輪」の意味がわかった気がした。

そうだよな、ジョセフって生まれながらに自然に波紋使えたんだもんな、そこにシーザーから受け取った最期の波紋も加わってるんだもんな、そりゃ直感がプッシュされて肉体が勝手に動くのも当然だよ!!

そのあとの噴火がまさに生命力の放出としてこの上ない映像になっているのも素晴らしかった。

正しき命の在り方に否定され地上から放逐され、天の果てで神となるカーズの最期も、これまたその意味を深く捉えた映像化に感嘆。

もう二十年以上に渡って語り継がれるシーンなのに、ああこういう意味だったんだと改めて思い知らされた・・・。

エピローグのアニメオリジナルの追加シーンも、オリジナル要素なのに原作愛&キャラ愛がゆえの追加なのが感じられて嬉しかったな。世界一ィィィはやり過ぎじゃねーかとは思ったけど。

そして最後は老ジョセフとウォークマンED。

川澄綾子が老エリナをそのまま演じていた段階で予想はしていたが、老ジョセフも杉田智和がそのまま続投。

しかし想像以上にダンディな声になっていて、まだ老いてるってほどでもなかったな。これなら杉田智和でも充分似合う。

まあ杉田智和は「銀魂」の竜宮編で、第三部どころか第四部ジョセフでも大丈夫そうな演技はしてたのだが。

あと、ジョセフに蹴り入れられる日本人役をゲットした浅沼晋太郎は何気に第一話の少年A並みにおいしいな!!

作品全体としては・・・無理だ、「ジョジョ」に関してはどうしても客観的にはまとめられない。

とにかく、こちらの長年の妄想を上回る現時点でこれ以上はあり得ない最高のアニメ化だった。

今この時だからこそこれが実現可能だったわけで、それを思うと二十五年の月日も無駄ではなかったってことだよなー。

何より二十五年目の今現在、書店で原作の通常単行本・文庫版・総集編が1コーナー占領してずら〜っと平積みされている状況が凄い。まだ、そんな売れるのか・・・!!

アニメスタッフに対しては原作ファンの一人としても、感謝しかない。

数々の映像上のアイディアとそれを実現させる技術力、OPやED、BGMへのこだわりなど、どれも通常のTVアニメとは一線を画していた。

作画についてはキャラデザにしろ毎回のバラつきにしろ多少文句が多かった印象あるが、個人的にはそこもジャンプアニメっぽくて嫌いじゃなかったな。

声優陣については今更敢えて言うこともないかな。とことんまで役者魂を見せてもらった。

ちなみに上田燿司がパーソナリティーしている公式サイトのネットラジオが無茶苦茶面白い。子安武人のあんな熱い演技論初めて聞いた。あのラジオだけで第三部までの繋ぎには充分なりそう。

・・・って第三部、あるよね? あのヒキで「to be continued」がないなんてミスとしか思えないレベルだし。

とりあえずスタッフの皆様、お疲れ様でした。そして一刻も早く第三部を、出来たらその先まで・・・!!

[]ビビッドレッド・オペレーション #12(終) 22:30 ビビッドレッド・オペレーション #12(終) - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

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ビビッドパーーーーンチ!!・・・で、ワンパン解決な最終回。

一応、スケールとスピード感のあるバトルはなかなか熱いし話もまとまってはいるのだが、とにかく内容が一切視聴者の予想を裏切らないのがツラかった。

期待を裏切らないのと予想を裏切らないのは本当に紙一重のことなので予定調和過ぎる点に文句言うのもアレなのだが、それにしてもこの最終回のやっつけ感は・・・!!

カラスさんが妙に張り切ってラスボスやっちゃってるのが余計に痛々しいんだよなー。お前もう言動も存在も何もかも小物なんだから、さくっとやられとけよ!!

何が一つでも突き抜けたものがあればもっと印象違ったんだろうけど、そこはちょっと「王道である」ことにこだわり過ぎたか・・・。

初期においては堂々と王道に挑む姿に期待も高まっていたのだが、終わってみればその期待が重圧になってしまった感じもする。

決して出来は悪くない、むしろこれだけのクオリティで否定的に言われるなんてまずあり得ないのだが、あまりにも周囲がハードル上げ過ぎた・・・。

全体的にも、「股間フェチなプリキュア」というコンセプトは徹底されていてその需要は充分に満たしていたと思う。

毎回のこだわりのアングルを眺めているだけならばこんなに楽しい作品もなかった。

しかし、情熱のほとんどが股間に向かっちゃったせいで、王道を王道たらしめるドラマの芯が疎かになってしまった印象。

せっかく合体変身という要素があるのに、それがキャラ同士の関係性や深まりにほとんど意味をなさないのが惜しかったなぁ。

最高の素材を揃えたのに、調理しないで全部生のまま出してきたような不可解さがあった。

未だにポテンシャルは引き出せていないと思うので、リベンジもアリかと思うが何かあるだろか?

とりあえず、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

[]絶園のテンペスト #24(終) 22:30 絶園のテンペスト #24(終) - ヘタダラ〜下手の考え休むに似たるダラダラ別館〜 を含むブックマーク

絶園のテンペスト 4(完全生産限定版) [Blu-ray]絶園のテンペスト 5(完全生産限定版) [Blu-ray]

正義の味方、左門仮面と羽村の超必殺絶園ソードが世界を救い、端役二人が新たな道を歩き出す最終回。

ラストバトルは派手さもさることながら、左門さんのコスプレが面白過ぎてそれだけで決着していた印象。

最終回での謎の紅しょうがプッシュといい、最後まで左門さんは素晴らしい道化役だった。

羽村も完全に主役としての大活躍で、恋人と再会するラストまで含めその物語は美しくまとまっていたな。

その一方で、吉野と真広。・・・最後の最後まで女に振り回される人生で、気の毒ではあったが実に二人らしい終わり方。

愛花の死という動かしがたい悲劇についても、まさかのエロビデオレターオチで喜劇に変えてみせたのは見事。

結局、この物語も世界の危機も何もかも、二人の少年が惚れた女の思い出を吹っ切るまでの通過儀礼だったってことか・・・!!

全体としても、前半の悲劇から後半の喜劇へと切り替わるその仕掛けが極めて巧妙で、また今時そんなことに2クール費やす度胸も凄まじかった。

前半のハードでミリタリーな雰囲気も好きだったけど、左門さんがおかしくなってからの怒涛の展開にはすっかり魅了されてしまった。

左門さんに代表されるように、キャラもストーリーも全てが「ギャップ萌え」だったからなー。

エヴァンジェリン無職さんなんて初回は悪役みたいだったのにアレ結局何だったんだよ!?

また、作画演出も声優もそういった両極端に振れる内容に対応する達者さが良く出ていて、そこも見応えあったな。

花澤香菜は魔性な方が可愛い、沢城みゆきは純情な方が可愛い、意外と新発見・・・。

恐らくは原作が意図していた企画性を、十全に理解し実現させた技ありなアニメだった。

スタッフの皆様、お疲れ様でした。

書き込みA書き込みA 2013/04/21 08:14 >ジョジョ
あの赤石オチは、それまで肌の色、国家、思想、血統、種族などで対立している人たちと垣根を越えた友情を結んできたジョセフが最終的に「太陽と友だち」になったシーンかなと解釈していました。
そんな感じで二部終盤のジョセフはどこか聖人めいており、「神となった男」とはおそらくジョセフにもかかっており、それがあの人のジョースター家における特別さにも繋がっているのかなぁと。