絵に描いた餅の語源、自分が実現したいが成し得ぬ事

 得られない物の代表は日本では昔から

「望月」でしょう。  その代りに「作る」よう

にしたのが「mutiduku=ムーチヅク」リ、餅

作りでしょう。 一年に一度、十五夜に餅を

供えて祀る行事があるのは、「望月=絵に

描いた餅」を頂く、食べる為と思われます。

「手に出来ない=enu=得ぬ」「望=モチ」

は「梨=無し=nashi=nashu」と推測され

ます。「得ぬ梨、得ぬ無し=enu nashu=

望月、羨やましい」と推測されます。その

状態を語順を逆にして言うと「成し得ぬ」に

なります。自分の「成し得ぬ」事を別の人が

出来たなら「羨ましい」と思うでしょう。


 アッカド語のアルファベット表記は
 次の通りです。


 アッカド語  日本語   英語


 e'nu     羨まし   to look
 na'shu    そうに   with
         見る    envy


         無闇に   to covet
         欲し
         がる
        (他人の
         物を)



Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France