マチ・ヤ・グヮー、枝葉末節の語源 6

今はスーパーと言われている
スーパーマーケットが花盛り
ですが、私が大学を卒業する
までは沖縄ではマチヤ・グワー
が街のあちこちにありオバーが
頑張っていました。沖縄方言
では「グワー=小さい」です。
同じ意味の二種類の言葉を並
べる日本語の作法に従うと
「マチ=mas,i=ma't,i=小さい
=グワー」と推測されます。
この音は枝葉末節の「ma't,u=
末」と同じです。人間の体は
大きいです。その中の「僅かな」
部分が節々が痛いと表現する
関節部分です。木も大きいです。
枝葉は「小さい」部分です。
「末=ma't,u=mas,u=小さい、
僅か、少し」部分を説明する
為にくっつけた言葉が「枝葉
末節」である事が分ります。
後僅か、間も無く死ぬ状態、
危篤の状態なら余命は「僅か」
です。「ma't,u=末」期とも
言います。語源を調べると

「枝葉末節」もアッカド語

由来の表現だと分ります。


 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語 日本語   英語


 ma's,u (A) 十分では   to be
        ない、   insufficient
               
        帯に短し
            
        小さ     to be
        過ぎる     too little


        帯に短し     to fall
        少ない、     short


 mat,u' (A) 小さい  small, little

        少し     little


  注: ata'ru の     opposed to
     反対語      ata'ru           
            
       
             

Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France