腹巻の語源、子を背負う時に脇腹に巻く帯、前腕で子を抱える

「中指の先から肘=前腕」を表す言葉
が「ム=mh=mhhu」である事が分かる
と子どもを「背負う」「帯」を巻いた後
では「前腕で」背負った子の「お尻」を
抱える事が分かります。「子を背負う」
状態を表す「gil=尻」も「腹巻」や子
を抱える「mhhii=巻き」もアッカド語
由来の表現と推測されます。「子を背
負い」子守をする時に子守と赤ちゃん
の体は「一体=ina=一緒」です。「ム」
は「私」に含まれている「ム」と同じ
です。 目の前にある物を「ム=前腕」
で囲んで「私の物」と意思表示する事
が分かります。





 アッカド語ヒエログリフのアルファベット
 表記は次の通りです。



 アッカド語  日本語   英語  
 ヒエログリフ(H)




 ina mhhi        尻に      on the hip
 gilshu ya         乗せる
             (背の下の)




 ina       の中      in


 ina       の内側     inside
           している    while  
           間
                                          
           期間中     during
                             
 ina       一緒     with
           側に居て
      
           一緒に    in the      
           居る      company of

                       
           ある人に   in agreement              
           同意する   with a person






 mH  (H)    前腕     forearm



           手       hand


            腕       arm


            前足     paw



 mH        中指の    cubit
           先端から
           肘までの
           長さ、

           長さの
           単位、

           約50cm

          
       




 gilshu         脇腹     flank




             尻    hip

  

             尻の骨     the hip-bone

             子を      child
             背負った    carried
              

 





    注:  h の下に発音符号の
        小皿の印があります。





Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France





The Assyrian Dictionary of
the Oriental Institute of
the University of Chicago (CAD)
Volume 5, G
 73