暴走するチャイナフリー 


マネー・ヘッタ・チャンのモノガタリ


ある国は安いからという理由で外国産の食材をたくさん買っていた
ところがある日、その食材が安全でないと言うことがわかった


人々は当然その国の食材を買うのをやめた


そこで業者は国内で外国産の食材を外国人に加工させて、
国内産として販売することに決めた


結局何も変わらず、危険な食材は未だに食卓にあがっている
だが、ほとんどの人はそれに気づいていない



こんにちは、しばらく行っていなかったところに久しぶりに行くとすっかり変わっていてそのギャップがおもしろいと感じたTitzです


よく現場に行かない管理職はダメだという言葉を耳にしますが、これはそういうことだったのだ気づいた次第です。 今後は一回行ったことがある場所もまたちょくちょくと行ってみることにしたいと思います


さて、今日のモノガタリは、クルマは家電量販店で買え!―価格と生活の経済学を参考にしました


この本は「スタバではグランデを買え」の著者吉本氏が放つ日常のお金の話が多く載っています、企業が取っている戦略が具体的に載っており、騙されないための参考になる役立つ内容がてんこ盛りです


特におもしろかったのが野菜ブランドの話で、実際作っているのはアジア人なのに、それが国産であるだけでありがたがる風潮に警鐘を鳴らしている点は参考になりました



紹介したい言葉
44 企業としては、まったく同じ商品を売るときに価格差別をするのは、現実にはむずかしかったりしますので、少し異なるモデル(タイプ)の商品をいくつも用意して、価格差別をおこなうことが一般的です。


110 幕末に、黄金の国ジパングと呼ばれた日本から金を流出させる裁定を主導したアメリカが、約100年後には逆の立場になり、裁定によって金が大量に流出する経験をしたのです。歴史のおもしろさが感じられる話です。(ブレトンウッズ体制の末期の話 → 金とドル交換廃止)


118 川上産レタスの一定割合が、大量の中国人農業研修生の低賃金労働によって生産されているのです。こういった事例は沢山あると思われます
「高級産地として有名な○○産」といったブランドに頼って商品を選ぶやり方は、昔はある程度有効だったのでしょう。しかし現在では、その有効性はどんどん低下していると考えたほうが、消費者として賢いように思われます
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)