【連載アーカイブ】負けない投資家の思考法 日経マネー 2013年 9月号 株価が全体的に割安に放置されている時とは

こんにちは、ヘッタチャンです、

過去連載(日経マネー許諾済)「負けない投資家の思考法」の7回目アーカイブサブ記事です。
日経平均が今年の高値圏を回復下がる下がると言われていますが、なかなか下がりません。むしろ強いです。

とはいえいつかは下がるときもあるでしょう(と思いここ数年下がるの待ちでの機会損失が色々と痛いです泣)
下がった場合にどの辺りから買い出せばいいのか?
その一つの考えを書いてみました。

当時の記事は以下の通りです。

投資のタイミングを待つ、といってもでは、いつまで待っていつ買えばいいのか?

これが投資家にとって永遠の課題ですが、ひとつの考え方として、市場全体が冷え切っている、つまり株価が全体的に割安に放置されている時に買い、市場が加熱している時、全体的に割高になっている時に売るという考え方があります。
ウォーレン・バフェットなどが得意なやり方ですが、それを調べる数字の一つがPERという割安性を測る指標です。PERとは、株価収益率のことで、“会社の利益と株価の関係”を表しています。一般的に、『PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安である』と言われます。

2013225per

上のグラフは、日経平均と225予想PERを時系列に並べたものですが、今年の5〜6月にPERが高くなっていたことがわかります。逆に2012年10月までPERが低く、割安に放置されていることがわかります。
(上に振り切れている時もチャンスなのですが今回は省略)

市場全体が割安に放置されている時に、その中でさらに割安に放置されている個別銘柄を複数仕込んで時を待つというのがオススメの中長期投資法のひとつです。

抜粋ここまで

五年ほど前の記事なので、その後どうなっているか調べてみました。
ちょうどその後のデータがありました

参照 日本株は割高か? プロは予想PERやGDP比で判断  マネー研究所 https://style.nikkei.com/より

おおむねその後も機能したようです。

現時点での日経225のPERは14弱と割安なので、まだ上値があるかもしれませんね。
このまま、上に行ってくれればいいのですが

ただし私が空売りしてる銘柄は別で(爆)