この日はゴール前にこの30度を超える急斜面がそそり立つコースでの試合でした
おそらく来年の中学生の全国大会がここで行われます。昨年も書きましたが、この急斜面の大会をシーズン最後に滑りきることが、スキー選手としてシーズンを終えるけじめ、みたいなことを感じるのは父だけでしょうか。2週間前に友達になったTジュニアの子はエントリーされておらずちょっと残念
雨で時折突風が吹く悪コンディションでした。スタート地点からは遠くに立山国際ホテルが見えました
スタート地点でインスペクション開始を待っているクラブの子たち
コースとしては、小学生のスタート直後はそうでもないのですが
1段階、2段階と進んで最後の急斜面に出てきます。ああ恐ろしや
下から見上げるとこんな感じです
父は高校生の時に初めてこのコースに挑みました。その次は30代後半の県体の時。いずれもチロリアビンディングの誤開放によりDF…。今でもチロリアは嫌いです。でも皆さん誤開放については経験論でいろんなメーカーに対してこのような思いがあるようですね
話が違うほうに進みました。コーチからの指示は…
ラインは上からと、切り替えを早く、の2点でした。う〜ん、今のKANAにとってラインを高くの指示はちょっと困りました。ただでさえ高すぎるのにこれ以上高くなったら…、ということで、あとでKANAを呼び寄せて、「お前の今日の目標は、気持ちのこもった滑りを見せることだ」と変えておきました。すみません、コーチ
KANAが下から見える急斜面手前の部分に姿を現しました
ここから急斜面という左ターンは無難にこなしましたが、
その次の2ターンは合成写真を作ってみました
ラインは高いのですが、下に向かって板を踏むことができずに板がズレズレ
その後も緩斜面へのスピードをつなぐことができずに
またもトホホな成績でした。毎年2月の3週目くらいまではいいのですが、その後はいつも成績が下がります。雪質のせいなのか、疲れが出てくるためなのか、とにかくがっかり…
しかしレースがすべて終わって小学男子の応援を終えて降りてきたKANAが、父に報告を。それはリフトに乗ろうとしたら、あるジュニアの同級生の子が隣に乗っていろいろ話をしてくれたそうです。いや〜、こんなダメ選手に声をかけてくださるなんて、本当にありがたいことです。スキー場に来て一生懸命練習して試合に出ているだけなのですが、試合ですごい成績を残すわけでもないのにいろんなつながりができればこんなうれしいことはありません。多少タイムが遅くてもいいことにします(笑)
試合後コーチからの講評をKANAは熱心に聞いていました
この日の試合を頑張ったクラブの子たちと写真撮影
小学生の間で残るアルペンの試合はタカンボーGSL大会のみになりました。