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 ぼくが主催しているサークル、BASIC CHAMPIONSで頒布している同人誌がとらの穴さんで販売されています。山田タヒチさんの単行本未収載作品集『TH−808』、伝説のイベント「眼鏡っ娘居酒屋委員長 冬期」から生まれた人造眼鏡っ娘、水野レイの同人誌『人造眼鏡っ娘図書委員長水野レイ』(西川魯介さん、田丸浩史さん、はいぼくさん参加)などが発売中です。興味のある方はとらの穴さんにてお求めください。

2004-12-23

久々に座敷DJ。

[][]コミケ情報コミケ情報。を含むブックマーク

 過日、冬コミ新刊作業と年内の仕事の山場を終え、やっと一段落しました。

 新刊は山田タヒチさんの単行本未収載作品集です。会場限定頒布版にはタヒチさんのCG集がつきます。興味のある方は、30日 東テ-20a BASIC CHAMPIONSまでお越しください。

 さーて、これからはCG集焼きながら積ん読していた本を読み倒すぞー。

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 さて、いよいよ望月さん(id:motidukisigeru)に対する批判を開始したい。

 というより、これは東浩紀氏(id:hazuma)の著作をテクストとしたOTAKU文化に関する公開討論という形になると思う。何故なら、東浩紀の著作のOTAKU文化に対する「正統性」について論じるのはあまりに意味がなく、おそらく同じOTAKU第二世代後期の生まれであるぼくと望月さんによって、OTAKU文化について語りあう方がずっと有意義だと思うからだ。また、ぼくは望月さんだけでなく、東さんの著作についても必要に応じて批判していくつもりである。

 

 さて、以下にぼくが知っている限りにおいて、これまで東浩紀を批判、あるいは否定してきた人たちを列挙する。*1

 ハイカルチャー         サブカルチャー

 柄谷行人     大塚英志   唐沢俊一

 浅田彰             小川びい

 山形哲生            転叫院

 鎌田東二            望月茂

 上野俊哉

 某小説家

 宮台真司

 斎藤環

 小谷真理

 この表には、三つの特徴が見られる。一つ目は今でも(比較的)東さんと交流があるのは宮台さんと斎藤さんと小谷さんの三人だけだということである。*2中でも斎藤さんは、ラカニアン(斎藤さん自身の言葉を使えば「ラカン萌え」)とデリディアンという根本的な立場の違いがあるにも関わらず、上掲の表の中でもっとも友好関係にある。これは

の鼎談で東さん自身が仰っているように、東さんと斎藤さんの立場の違いは「ラカンの言葉を使いたくない派と使いたい派の違いでしかない」ことに起因するものと思われる。二つ目はハイカルチャーサブカルチャーの二つの領域に属するのが大塚さんただ一人だけだということだ。これは大塚さん編集者に端を発し、その後、まんが原作者批評家と徐々にその活動の幅を広げていったという、彼固有の経歴に由来するものだろう。三つめは女性の批判者が某小説家と小谷さんだけだということである。*3この中で、ぼくは点は3つめの、東浩紀の批判者に女性が少ない点に注目している。この点については後述する。

 次に東さんに対する「批判」には、とりわけオタコ界には感情的反発に由来するものがほとんどであるように思われる。これ自体は、その批判の内容が論理性と客観性と最低限の礼儀を備えていれば別に問題はない。単なる悪口や嫉妬や揶揄は論ずるに値しない。

 それにしてもオタコ界において、東さんに対する感情的な反発が大きいのは何故か。

 思うにそれはオタコから見ると、東さんはオタコたちが共有している「教養」や「正史」に欠けているからだろう。また、自分達のジャンルにオタコではない者が侵入してくることに対して、一般にオタコは極めて保守的であることも原因と思われる。

 ぼくは、その理解がオタコからみて誤読でしかないものだとしても、もっと大きな解釈的視点において面白ければ別にオタコ以外の立場の人がOTAKU文化を論じることは有益だと思う。ただ、文化的搾取をする人には嫌悪を感じる。東さんの活動がOTAKU文化に対する搾取なのかどうか、またそうだとしたらどの部分が搾取的なのかは、今後、この討議で明らかにしていくつもりだ。

 また、東さんは

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)

における理論展開には、やおいなどの女性オタク文化についてはよく知らないので、視野に入れていない、と公言している。だからこそ、『網状言論F改』で小谷真理さんに寄稿を依頼し、鼎談をしたのだろう。これは素晴らしいことだ。東さんこそは彼が敬愛するデリダを超えて、男性性と女性性という歴史上、最も広深な溝を軽やかに飛び越え、それらの誤配を実践するに違いない。

 この討議は、ぼくと望月さんによって始められたものだが、他の方々の参入も歓迎する。長文の場合はご自分のサイトに書き、トラックバックを送るようにしていただけると幸いである。

 また、既にぼくと望月さんの間では了承済みだが、この討議はあくまでも本業の余暇として行っているものなので、お互いへの返答は不定期に行われる。そのため、論議の速度はそれほど速くはならないだろうことをあらかじめお断りしておく。

[][][][][]忘年会忘年会。を含むブックマーク

 今日は『ニャン2倶楽部Z』の編集部員Mくん主催の忘年会にDJとして参加した。

 夕方、夏さん(id:natsu-k)と新宿で待ち合わせして会場入り。今回はアナログ・ディスク限定ということで、当初は300枚くらい持っていくつもりだったが、持ちきれないので、1/3に減らす。それでも1.5箱くらいあって肩が抜けるかと思った。

 会場がどういう感じなのか、行くまで不安だったが、会場もサウンドシステムも予想以上にしっかりしていたので、Mくんはすごいと思った。

 参加者は30人くらいいて、コアマガジンの方とMくんの友人と学生という感じ。大半が学生学生学生っぷりに驚く。

 前半はMくんと同じく『ニャン2倶楽部Z』の編集部員のSさんがDJを担当した。思いっきりミニマル系で是非、フロアで聴きたいと思った。Primal Screamの"Swastika Eyes"にニヤリ。

 Sさんのプレイを聴きながら、Mくんが用意したファミコンに興じた。夏さんと「ツインビー」や「アイスクライマー」をやったり、知らない人と交代で「アトランティスの謎」をやったり、とても面白かった。気づくと、ぼくがほぼゲームを独占していたので、止めた。その後、学生と思われる男の子が「スーパーマリオブラザーズ」を始めたので、皆で観ていたら、彼はとても巧くて、皆ですごいすごいと囃し立てた。これでモテるんじゃないかっていうくらい。

 で、宴もたけなわの頃にDJ開始。最初は人生の「バーバ・パパ」から始め、その後、「スキトキメキトキス」(「さすがの猿飛」OP)とか「リサの妖精伝説」(しかもシングルB面)とか明石家さんまの「アミダばばぁのうた」など、80年代アニメアイドル・ソングとひょうきん族系の歌謡曲をかけまくった。

 その後、YMOの1stをリエディットした海賊盤*4細野晴臣監修「ビデオゲームミュージック」〜人生とまたも80年代まるだしの選曲。やっぱりぼくの原点はここですよ。

 そして後半は90年代前半のテクノをかけまくる。ハードフロアJam & Spoon、ジャーマン・トランスなど。人前でアナログ・ディスクでDJやるのは初めてだったので緊張したのと、テンポ調整が全然出来なかったのが反省点。流れ自体は自分では満足。

 その後、一次会は終わり、二次会をM君宅でやることに。終電もないので混ぜてもらった。

 最初は寝ようと思ったんだけど、そういう状況でもなかったので、他の人々と話した。フレンドリーな感じで良かった。

 元気が出てきたのでDJ再開。Sさんとback to backでプレイできたのが面白かった。

 というわけで、大変楽しい忘年会でした。Mくん、Hちゃん、Sさん、お話できた方々に感謝

 ……来年クラブイベントやろうかな。

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ぼくが好きなマンガ家の一人、木静謙二さん(id:tomoegozen)のはてな日記春麗壁紙が公開されてます。素晴らしいです。早速DLして壁紙として使わせていただきました。

 木静さんは近年、デビューしたマンガ家の中で注目している一人です。てなわけで単行本紹介。

かてきょ (MDコミックス)

かてきょ (MDコミックス)

*1ウェブや紙媒体などでの内容に乏しいものまで含めると際限がないのでそれは措く。また、これらの人たち以外で、ある程度まとまった東浩紀批判をしている人がいたら、教えて欲しい。

*2:直接、東さんに確認を取ったわけではないので、一読者として知る限りにおいてではあるが。

*3:某小説家については批評文芸同人誌Cluster』第一号(モスコミューン出版部)の東浩紀インタビューを参照されたい。

*4:1stは78年発表だけどさ。

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