大正野球娘。 第四話「これから」

新聞部離脱でメンバーは8人、晶子はヘコんで、いかにも惨敗の後という感じが寂しくもあるけれど、そこまで深くはヘコまないな。そんな中、男女差別野郎軍団に、ついに小梅の心に火が。大正の時代とはいえ、女がどうとか、女だてらとか言われると流石に腹が立つか。男尊女卑の思想そのものに、女の子が男の土俵に入って立ち向かう・・・というまとめ方も乱暴でまた女性を特別視してるっぽいんで、実はこの作品って語りにくいんじゃないだろうか。だからこそあくまで大正=過去の話だという前置きが必要だったのでは。
しかしエラーした後輩を百合作戦で立ち直らせたりと、小梅もしたたか。鏡子は巴大好きだけで参加してる感がまだあるけれど、ちゃんとワンポジション任せられるレベルに成長するんだろうか。ここで最後の9人目を探そうという展開はいいけれど、キーマンになり得るかどうか。野球アニメとしては不安だらけだけど、そこが楽しくなってきた。