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うつせみ日記 (Utsusemi Nikki) このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2008-12-01

[]RPGのリアリティ

RPGをHD化してどんなメリットがあるんだろうか。レーシングゲームやFPSをHD化することのメリットならすぐに分かる。リアリティのある画面と動きが可能になるので、より実写に近い「世界」でレースを楽しんだり、戦争ごっこができるだろう。でも、RPGはそういったゲームとは違う。

実写のような世界を実現したRPGは楽しいだろうか。本物の様な武器や鎧、リアルなモンスター。仮にそういったゲームが登場したとしても、それほど面白いとは思えない。最初は物珍しさから遊んでみようと思うのかもしれないが、すぐに飽きてしまうだろう。

RPGにとってのリアリティとは何だろうかと考えたとき、それは目に見える「表現」ではなく「過程」ではないかと思う。冒険を始めた当初は手こずっていたスライムでも、戦闘を繰り返して経験を積みレベルを上げることによって、圧倒することができる。そして、以前はまったく歯が立たなかった格上のモンスターとも互角に戦えるようになり、自分が強くなったことを「実感する」ことができる。この一連のプロセスこそがRPGのリアリティのような気がする。いかにプレイヤーに成長したことを実感させることができるかが、RPGの面白さではないだろうか。極論すれば、多くの村人も凶悪なモンスターや敵のボスでさえもプレイヤーに成長を実感してもらうための道具に過ぎない。

今の大作と呼ばれているHD向けRPGは、お金をかけて豪華なCGムービーを多用しているが、それは舞台の主人公(プレイヤー)をないがしろにして絢爛豪華な大道具にスポットライトを当てているのに等しいように思う。

もし、プレイヤーによりいっそうリアリティーを感じてもらうのであれば、プレイヤーがより成長を実感できる仕組みを作ればいいと思う。例えば、レベル1のときは子どもの姿だが、レベルが上がるにつれて成長して少年、青年と見た目が変わっていくのもいいと思うし、見た目に合わせて、村や町の人の受け答えを変えてみるのもいいと思う。だいたい、スライムに苦戦していたときと、ボスと戦っているときで姿が変わらないというのはおかしい。モンスターとの戦闘でも子どもの姿と大人とで挙動を変えるのもいいと思う。

最近、海外含めてヒットしているゲームは、やたら自由度の高い洋ゲーFPS、または任天堂の一般向けが多い。国産のRPGはどうも元気がない気がする。見た目が派手なだけのCGに頼らなくてもRPGは十分面白いゲームのジャンルだと思うので、メーカーにはぜひ頑張って欲しいと思う。

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