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うつせみ日記 (Utsusemi Nikki) このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2009-01-07

[]任天堂流 独占市場の作り方

商売の基本は、安く仕入れ高く売ることだ。だから昔から人はシルクロードや大海原という「壁」を越えることで安価で仕入れた商品を高く売ったりしていた。また、日本でも輸入した原料を製品に加工して輸出することで利益を稼いでいた。

任天堂ファミコン市場を確立、独占することで大きな利益を上げた。ロムカセットの製造を独占することで、自らはリスクを負わずに利益を上げることができた。例えばドラクエの価格はSFC時代が極端に高くなっている。

例えばドラクエ 20年の値段の歴史を振り返ってみると

FC ドラゴンクエスト…5500円(1986)

FC ドラゴンクエスト2…5500円(1987)

FC ドラゴンクエスト3…5900円(1988)

FC ドラゴンクエスト4…8500円(1990)

SFCドラゴンクエスト5…9600円(1992)

SFCドラゴンクエスト6…11400円(1995) 

PS ドラゴンクエスト7…7800円(2000)

PS2ドラゴンクエスト8…8800円(2004)

スーパーファミコンはインフレの極み - 80年代後半?90年代前半を回顧するブログ

任天堂はロムの価格が高かったことを理由にしているらしいが、本当にそれが適正な価格だったかは健全な市場がなければ分からない。マイクロソフトOSOfficeの価格が適正どうかを質問すれば、適正だと答えるだろうし、なぜ高くなるかの理由も教えてくれるだろう。競争がないとはつまり、自由な価格を設定できるということだ。


そして、任天堂は再び新しい独占市場を作り出そうとしている。

昨年末以降、インターネットWiiを組み合わせた新しいサービスが続々と発表されている。リビングのテレビをインターネットに接続して新しいサービスを提供するというアイデア自体はかなり以前からあったが、今まで成功したと言えるようなサービスはなかった。もしかすると、任天堂がこの領域で成功する最初の企業になるかもしれない。


既にテレビ自体はネットワークに接続可能で、アクトビラといった動画配信サービスも始まっているが、2ちゃんねるを見ても評判は非常に良くない。

63 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 Mail: 投稿日: 2009/01/07(水) 03:42:07

VIERA買ったら3000円無料分が付いてきたんで登録してみたが、こりゃ終わってる。

操作感が最悪。 カーソル動くのに1秒近くかかる。

キー入力だけ先行受付してるから、誤入力の嵐。

解像度悪すぎで、近付かないと文字が見えない。

コンテンツもNHKくらいしかまともなのが無いし。

アダルトでも充実させない限り、あと1年持たねぇんじゃない??

まー国主導じゃ無理だろうがw


664 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。  Mail: sage 投稿日: 2009/01/07(水) 09:20:09

マウスで操作出来るようにしないと駄目だと思う

メニューの構成・階層もおかしいんだよな

戻るボタンで前の画面に戻れないようなメニューになってるし

一度入ったら他に行かせないために、TOPからやり直しにしてるとか、嫌らしすぎる

【デジTVでネット】「アクトビラ」ってどうなの?

正月に実家に帰った時に「地上デジタル放送」というのを少し触ってみて、テレビのインターフェイスがほとんど致命的とも言えるような間違いをしていることに気づいた。テレビが今のように高機能でなくテレビ番組を観るためだけの機械だったころのリモコンは以下のような感じだった。

昔のテレビリモコン

この頃のテレビリモコンはとても使いやすく、それこそ老若男女誰にでも扱うことができた。その誰でも操作できるポイントは画面をまったく見なくても、リモコンを見れば自分の操作したいことが一目で分かったから。その頃のテレビは、電源のON/OFF、チャンネル切り替え、音量操作くらいしか操作することがなかったから、それぞれの機能ごとのボタンを用意することができた。

このテレビと対照的なのがPC操作。画面を通したインタラクティブな操作が基本のPCではキーボードマウスを見てもどうすれば良いかは分からないので、画面を見る必要がある。だから、逆にPCでは画面だけを見て操作できるように、マウスは目で見なくても操作できる2ボタンのみという簡単なインターフェイスになっている。キーボードブラインドタッチができる人以外は目で見る必要があるので嫌われることが多いんだと思う。

話は戻って再びテレビ。今の高機能化してインタラクティブ性を持ったテレビは、チャンネルとか音量操作は従来通りのリモコンを見る操作、アクトビラデータ放送などは画面の状態や指示に従う操作、という風にまったく違う操作体系を一つのリモコンに詰め込んでしまっている

CATVリモコン

この写真はケーブルテレビ(CATV)のリモコンだが、基本的にはテレビのリモコンと同じ様な構成になっている。ボタンの数を数えてみたら表面だけで51個あった。データ放送を見る時には、テレビ画面→リモコン→ボタンを探す→ボタンを押す→テレビ画面確認という手順を何度も繰り返すことになるので、とてもじゃないが使いやすいとは言えない。この使いづらさは、PCのマウスに滅多に使わない50個の専用ボタンがついていることを想像してみてもらえば分かると思う。

そしてWii用のリモコンであるWiiリモコンは、画面を見て操作することを想定しているため、マウスと同様にデバイス自体は見なくても操作できるように作られている。

Wiiリモコン

一見するとボタンの数が多く見えるが「縦持ち」に使うボタンは十字キーとその下のAボタン、裏側のトリガー(Bボタン)がほとんど。リモコンを持った時に丁度親指の下にAボタンがくるので、「何でもいいからボタンを押して」と言われたらほとんどの人はAボタンを押すと思う。このデバイスと、次のような画面が組み合わさったら、ほとんどの人は操作に迷うことはないと思う。

Wii画面

個人的にはWiiリモコンによるポインタ操作はあまり好きじゃないのだが、「誰にでも分かる操作」という意味ではとても優れていると思う。また、ポインタ操作の副次的な効果は、ポインタを合わせるということが前提にあるため画面に表示されるボタンを小さくできず、結果的に画面表示が分かりやすくなることがあると思う。任天堂はこのWiiリモコンによって「見えているのに手の届かない距離で、誰もが可能なインタラクティブな操作」という今まで誰も実現できなかった機能を使うことで、新しい独占市場を作るかもしれない。それはつまり、インターネットに対するデジタルデバイドを解消し、ネットビジネスの市場を拡大することになる。

皮肉だなと思うは、デジタル放送に対応したHDテレビを普及させようとしている状況で、そこでもっとも使われるであろう機器がSD対応のWiiになりそうなこと。スポンサーにとってもCMを作るのにも手間がかかり、CM時間は短く、費用も高く、録画されてCMスキップされるような地デジで広告を流すよりも、SD画質で費用も安く(と思われる)付加価値がつけられそうなWiiの方が好まれるのではないだろうか。もしかしたら、アナログが停止する2011年ごろには誰も地デジ放送は見ずにWii経由の無料放送を見ているかもしれない。そこまでWiiが普及するのであれば、いっそのことテレビリモコンもなくして、Wiiリモコンでテレビの操作もできるようにしてもらえば楽だと思う。今でも「テレビの友チャンネル」というのがあるし、新しくテレビとゲーム機を接続するインターフェイス仕様を任天堂が作れば、テレビメーカーも従うしかないだろう。

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