県民公開講座

県民公開講座の埼玉住民大学講演会に出席。3回講座の第2回目です。
12月23日 第1講 地方消滅論を乗り越える自治体政策 京都大学大学院教授 岡田知弘氏
1月18日 第2講 (1)地方財政の現況と来年度自治体予算の課題
         (2)公共施設の維持管理計画のあり方 立命館大学教授 森裕之氏
2月11日 第3講 まちを元気にする地方議会改革 元全国市議会議長会調査広報部長 加藤幸雄氏 

森先生の講演は以前にも聴いたことがあります。重要なポイントを政策テーマに沿って摘出し、さらに政策テーマ間の関連についても、複雑な要素を切り分けながら解説してくれるので、新しい視点の修得や問題点の確認を自分自身で再構成しながら勉強できるので非常に有り難い。
先生は政府政策に非常に詳しい。大学の先生の話しは、総論と多少の政策論で終始し、隔靴掻痒というかじれったい気持ちになることもありますが、予算の数字と結びついた政府の政策を掘り下げてくれ、その先の地方自治への波及を考えさせてくれるので、私としては最も話しを聞きたい講師のうちの一人です。それにしても聴衆が少ない。皆さん、ラフな恰好で近所からヒョイと来た感じです。
今日の話は、難しかった。多くの要素を多元的・重層的に解説してくれるのだが、こちらの理解のスピードがついて行けません。途中で何度も切れる理解の回線をつなぎながらだったが、何とか全体の趣旨は分かりました。