りなざうナビ化+

自作のナビツールであるが、結構シャレにならない進化をしてしまった。なんと、ゼンリン電子地図で作成したルート探索データのインポートに成功してしまったのだ。

ゼンリン電子地図では、カーナビ並みにルートデータを探索して地図上に表示する機能があるのだが、この探索結果は描画データとしてファイルに保存することが出来る。この保存データの中を覗いてみたら、描画点の緯度経度がずらりと並んでいたので、その部分を切り出して自作ツールに食わせてみたところ、見事に同じように表示できてしまったのだ。

Javaベースなので速度面が不安だったが、実際に試してみたところ特に問題なかった。先日の秩父コースはゼンリンのルートデータだと1200個ほどに分割されたポイントデータになるが、りなざう上でも充分にリアルタイムと呼べる速度で描画してくれた。・・・りなざうjavaって、画像読み込み以外は結構速いんだよなぁ。なんで画像読み込みだけはあんなに遅いんだろうか・・・。

しかしまぁ、ここまできたらもう立派に実用レベルだ。もちろんりなざう上でルートの再探索とかは出来ないから本物のカーナビには及ばないが、あらかじめ必要そうなルートを何パターンか検索して保存しておけば、必要に応じてりなざう上で切り替えることが出来るし、小回りのきくバイクでの利用なら多少道を間違えてもすぐに引き返せる。これならもう無理にmio168とか買わなくても、りなざうで充分使えるなぁ。

こうなったらいっそのこと、音声ガイドまでやってみようかな?。もちろん自動的な音声ガイドは無理だが、地図上にチェックポイントを手動で設定して、そこに近づいたら自動的に音声ファイルを再生するってだけなら簡単に実装できるし。あるいはルートデータの角度が90度とかそれ以上で曲がっている場所に近づいたら警告するとか・・・・。