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2009-07-31

改訂版Autofocus Systemマニュアル日本語訳

原文:http://www.markforster.net/blog/2009/7/28/the-revised-autofocus-system.html

原文著者:Mark Forster

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The Revised Autofocus System

これは効率を大きく改善したAutofocusの改訂版です。

概要を把握するためにこのマニュアルを一度通読した後に、”Getting Started”の章に従って実際にやってみることをお勧めします。

概要

Autofocusでは、やるべきこと全てを列挙した長いリストを作成します。

新しくやるべきことができたらリストの末尾に加えます。リストに沿って作業を進めるときには、リバースモード、フォワードモード、レビューモードの3つのモードがあります。

リバースモード

このモードでは、リストの末尾から逆方向に作業を進めます。リストの末尾とは、新しく発生したやることが追加されるところのことです。

リバースモードはリスト上のどちらかというと急を要する作業を処理するのが目的ですが、緊急の作業しかやってはいけないわけではありません。一日の始まりにはリバースモードで作業を開始してください。

フォワードモード

このモードではリストの先頭から末尾に向かって順に作業をすすめます。リバースモードで処理されなかったどちらかというと急を要しない作業を処理するのがこのモードの目的ではありますが、緊急の作業をここでやってはいけないということはありません。

レビューモード

一日の始まりに、もっとも長い間リストにとどまっている作業をいくつかレビューの候補とします。その日の内に何のアクションもとらなかった場合、これらの作業をレビュー対象としてハイライトします。レビュー対象となったタスクはもはやアクティブなタスクではありません。レビューを通過しない限りこれらのタスクをリストに再追加してはいけません。

手順詳細

リバースモード

一日の始まりはリバースモードで開始してください。

リスト上の最後のタスクから順に「今やれる」と思えるものに当たるまで見ていきます。

このタスクに取りかかり、作業を好きなだけ続けたら、このタスクをリストから消します。

もしタスクが完了していなかったらリストの末尾に追加しなおします。

タスクが繰り返し起こるもの(例えばメールをチェックする等)であっても、やはりリストの末尾に追加しなおします。

以上が終わったら、リストの末尾に戻って、同じようにこの手順を繰り返してください。

注意:一つのタスクを終えたら、必ずリストの末尾に戻ってください。

フォワードモード

リストの中に、「フォワードモードに切り替える」というタスクを入れておいてください。

リバースモードにいるときに、このタスクに当たって、「今やれる」と感じたらフォワードモードに切り替えてください。

フォワードモードではリバースモードとはかなり違ったやりかたで作業を進めます。

フォワードモードではページ毎に作業を進めます。まず未完了のタスクの残っている最初のページに行って、

実際に作業は始めずに、未完了のタスク全てに目を通します。もう一度これらのタスクに目をとおして、「今やれる」と感じられるタスクに着手してください。

「今やれる」と思えるタスクが無くなるまで、同じページに留まって作業を続けます。「今やれる」タスクが無くなったら、次のページに進んでください。

「今やれる」と感じられるタスクが一つもないページに当たったら、リバースモードに戻ります。ただしこのルールはリストの最後のページ(新規のタスクが追加されるページ)には当てはまりません。

リバースモードに戻ったら、「フォワードモードに切り替える」というタスクをリストに追加します。

ノート:

1)フォワードモードからリバースモードに戻ったら、またリストの末尾から始めます。

2)今いる場所の制約によってページ内のどのタスクも着手できない場合は(言い換えれば、物理的な理由で着手不可能な場合)、そのページを跳ばしてフォワードモードを続けることが出来ます。

3)フォワードモードのままリストの最後のページを終えた場合は、最初のページに戻ってフォワードモードを続けてください。

レビューモード

一日の始まりに、リストの先頭にある未完了のタスクをいくつか(一つ以上)レビュー候補とします。これらのタスクにはアンダーラインを引いて、レビュー候補であることを記録しておきます。次の日の始まりに、これらのタスクのどれかがまだ未着手であれば、そのタスクはレビュー対象となります。これらのタスクをマーカーでハイライトしてレビュー対象であることを示します。

レビュー対象となったタスクは、リストから削除されたものと見なされます。レビューを通過しない限り、リストの末尾に追加しなおしてはいけません。レビューはレビューモードで行います。「レビューモードに切り替える」というタスクをいれておくことによってレビューモードにはいるきっかけを作っておきます。

レビューモードでは、ハイライトされたタスクをリストの末尾に追加し直すことができます。(以下に示すガイドラインに従ってください。)追加しなおしたタスクは、もうレビューの対象ではないことを示すために、打ち消し線を入れてください。レビューの結果、追加し直さないことにした場合もタスクに打ち消し線を入れてください。

レビューが完了したら、「レビューモードに切り替える」のタスクを追加し直して、もとのモードに戻ってください。

レビューのガイドライン

レビュー対象となったタスクはレビューを通過しない限り追加しなおしてはならないというルールを真剣に受け止めてください。レビューの仕組みはAutofocusの強力な要であり、これを正しくやらないとシステム全体に悪影響が出てしまいます。

なぜこのタスクはレビュー対象になったのか、そもそも本当にやる必要のあるタスクなのか、時期は熟しているのか、自分の真の目的から外れていないか、といったことを注意深く考えてみてください。追加しなおすことにした場合でも、複数のタスクに分けたり、表現を変えたりしたほうが良いことも多々あります。

Getting Started

1)始めるには、ペンと罫線入りのノートがあれば十分です。マーカーも後から必要になります。

まずは紙ベースのシステムで始めることを強くお勧めします。

コンピューターベースのシステムに切り替えるのは、紙ベースのシステムに慣れてからがよいでしょう。

2)ノートにやることを書き出します。完全なリストを作る必要はありません。思いつき次第、後からタスクを追加していってください。

3)タスクの一つとして、「フォワードモードに切り替える」を入れておいてください。

4)”手順詳細”の章のリバースモードのところをもう一度読んで、しっかりと理解してください。

5)リバースモードでリストの処理を開始します。

6)「フォワードモードに切り替える」のタスクが「今できる」と感じられたら、もう一度、”手順詳細”の章のフォワードモードのところを読んでしっかりと理解し、手順に沿ってフォワードモードを始めてください。

7)ルールに従って、フォワードモードとリバースモードの間を行き来しながら作業を進めてください。切り替えの頻度は状況によって大きく変化するものなので、特に気にする必要はありません。

8)次の日の始まりに、”手順詳細”のレビューモードのところをもう一度読んで、手順通りにタスクをレビュー候補としてマークしてください。

9)リバースモードで作業開始です。(一日のはじまりはいつでもリバースモードで始めます)

10)ときどき手順全体を読み返してみてください。

サンプルページ

参考例として私のAutofocusノートをお見せします。クリックしてください

サンプルページについてのノート:

1)日付はその日の最初のタスクの行の左端に書き込んでいます。このページの場合、21/7です。(アメリカ式では7/21ですね。)

2)消されたタスクの横に、日にちの数字が書いてあります。私は一日の始まりに、これらの数字を一度に書き込んでいます。数字の着いていない消されたタスク(Article for "Eaglet")が一つありますが、これは今日消したばかりのものだからです。

3)タスクは一本の打ち消し線で消しています。タスクに取りかかるときは、余白に点を書き込んでいます。(いくつか点の跡が見えると思います。)これはタスクに集中する助けになるし、リストのどこにいたのか見つけやすくなります。タスクの作業を終えたら、点から始まる打ち消し線を引いています。

4)消したタスクが連続して並んでいるときには縦線で結びつけておきます。これは未着手のタスクを素早く見つけられるようにしてくれます。

5)ページ中に2本ほど見える、ノート全体を横切る直線は、レビュー候補を示しています。今日は、先ほど見たArticle for "Eaglet"のタスクがただ一つのレビュー候補でした。

もちろん、記録を残すことに興味がなければ、日付情報を書き込む必要はありません。

私はページをシンプルに保つため、タグ、優先順位、カテゴリーといった情報をタスクにつけることはしていません。