とうすみ日記

2013-01-08 2013年

あけましておめでとうございます。

年があけて一週間以上も過ぎてしまいました。

へびが日向でひねもす昼寝をしていたように時が過ぎてゆきますが、今年もよい年になるようがんばりたいと思います。

年賀状用に描いて、しかし採用しなかった方のしまへびで、日記ではご挨拶をいたします。

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今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2012-11-28 オノマトペ

夜、青山教室「短歌はじめました。」

今月の課題は、オノマトペを入れた歌。

生き生きとして楽しげな歌がそろいました。

意味のない言葉を盛り込むと、ともすれば幼くなってしまうけれど、意味のあったものの意味を解体して響きのみ残すと、言葉の響きが意味の記憶によってひっかけられる気がします。


穴埋め問題は、永井祐さんの『日本の中でたのしく暮らす』(BookPark)より。

この歌集は12月16日に中野で批評会があるので、聞きに行く予定。



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2012-11-27 とりつくしま対談

午後、六本木の俳優座へ。

来年4月に『とりつくしま』が俳優座によって舞台化される。そのプロモーションのために、演出家の眞鍋卓司さんと俳優座の応接室にて対談をした。

私が『とりつくしま』を書くきっかけ、そして眞鍋さんが『とりつくしま』を見つけ出してくれた経緯、舞台化することの意味、など。

一度舞台の上に生まれて消えた言葉は、時間が取り戻せないように、二度と現れない。誰かの記憶の底にその欠片がときどき残って、ときどき光ることは、あるかもしれないけれど。


とりつくしま係ととりつくしま(モノ)たちはどんなふうに表現されるのか、今から楽しみ。


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2012-11-25 劇団野の上

higashinaoko2012-11-25

午後、アゴラ劇場へ。

赤刎千久子さんにお誘いいただき、劇団野の上の「東京アレルギー」観劇。

青森から出てきた三十代の女性の物語なのだけど、東京在住の人々がみな青森弁で話す。なので、意味が分からないところもあるけれども、青森弁の迫力に圧倒されてぐんぐんのめり込む。

おかしくて、どこか悲しい響きの青森弁で綴られる、孤独な生活が痛切。痛切で、悲惨なこともあるけれど、不思議に日々がおもしろい。


終演後、同じ芝居を観にきていた写真家の田中流さんと赤刎さんで、風がつめたくなってきた、アゴラ劇場前のしずかな道でしばし話す。

今日、野の上の劇団員は、青森に帰ってしまうんです、明日からみんな普通に仕事なんです、と淋しそうな赤刎さん。

芝居がかかっている間、劇団員は疑似家族になるけれど、幕が終われば、現実の家族と資本主義社会が待っている。


夜「平清盛」鑑賞。

清盛のダークヒーローへの転落ぶりがすばらしい。

人間の性(さが)を痛感するドラマとして、とてもよく出来ていると思う。

衣装も音楽も光の具合もみんな好き。

今までの大河ドラマの中で一番好きかも。

なぜ低いのか、視聴率。


ちなみに上の写真は、蝋人形館のガンジーとマザーテレサで、劇団野の上とは何の関係もありません。

2012-11-24 のぼうの城

地元にて家族と「のぼうの城」鑑賞。

とてもおもしろかったです。

支城が本城よりもねばっていたという、歴史の本流からすると取りに足らない事実で、ようするに「がんばった」ことだけが残る応戦だったのだけど、どんな場所のどんな時間にも人の思いが流れているということが感じられる、沁みる実話だと思う。

ただ立ってるだけでただものではない光を帯びる野村萬斎のたたずまいがすばらしかった。



午後、鳥の写真を撮る人に付き合う。

日向に座っていると、一匹の赤とんぼが何度も身体に止まる。

赤とんぼは、生きている間にだんだん身体が赤くなるという。

その赤とんぼは真っ赤だった。

人なつこいというより、死期が近づいていて疲れている、らしい。

あたたかい陽のさすベンチが俺の場所だ、とでもいうように、私たちが去ったら、すぐにベンチに止まったまま、動こうとしなかったです。

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夕暮れ、平山城址公園へ。

誰もいないつめたい公園で細長い椎の実らしき実を拾う。

水に入れて、沈めば椎の実。浮いたら別の細長いどんぐり。

仕分けた物をフライパンで煎って、ほんのり甘い野趣の味を堪能しました。

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