本の旅人6月号

higashinaoko2004-05-26

 この号に穂村弘さん、沢田康彦さんとの座談会「短歌があるじゃないか。」が久々に掲載されています。題詠「オノマトペ」です。これは、今月末発行予定の『短歌があるじゃないか。 一億人の短入門』の番外編です。
 この本は角川書店のPR誌で、定価100円ですが、たいてい無料で分けてくれるらしいです。ぜひ手にとってくださいね。


 ちなみに現在角川「短歌」6月号に時評「五十年前の若者たち」が、「歌壇」に連載「今月のビタミン オリーブオイルは休日に」が掲載されています。こちらもよろしくお願いいたします。


 だいぶ前、日記にイナダヅツミで太田土男さんに会ったかもしれない、ということを書きましたが、なんとご本人からメールをいただきました。100歳のお母様のお見舞いに自転車で向われていたときのことだろう、とのこと。


 その昔ミュージシャンの神谷きよみさんに「イナダヅツミ」という詞を提供したことがあります。京王稲田堤は一番前から出ても、一番後ろから出ても南武線に同じくらいの距離で乗り換えられるけど、地上からそれぞれの前後の改札に行くには、一度南武線まで戻らないと行けません。(この間、たしかめてみました)


 とつぜんひょんなところでひょんな人に出合うことってありますよね。去年は、日本出版記念会館に向う神楽坂の坂道で、高校の同級生に出合ったときは、びっくりしたなあ。しかも家族ぐるみで。大阪での同級生なのに。法事の帰りだったとのこと。


 ひょんな場所で出合う歌人NO.1は、藤原龍一郎さんだと思っています。銀座のポストの前で、ふ、と出合ったり。この間も紀伊国屋ホールのロビーでお会いしました。



・ムクリ・コクリ来るぞ夜涼を吾子寝しや  太田土男