掲載情報

higashinaoko2009-10-17

・「NHK短歌」11月号(10月20日発売)
 「言葉の不思議 色を使う」
 上達のワンポイント(短歌穴埋め問題)
 9月の入選歌と佳作

・今月の「東直子 言ノ葉ノ箱」更新されました。
http://blog.chugoku-np.co.jp/fureai29/

・明日、18日(日)午前7時〜7時30分「NHK短歌」、ゲストは作家の藤谷治さんです。
 どうぞよろしくお願いいたします。


花園で読書。
互いにベージュの上着を着た、細身の娘さんとそのお母さんらしき人が通りかかる。
娘さんの方が私の後ろを指さして、あれ、ブルーベリーの木よね。そうよ、ブルベリー。と会話していた。
今年、東北でブルーベリー摘みをしたというのに、そばの木がブルーベリーだと気付いていなかった私には、ブルーベリーを確認しあえる母子が少し羨ましかったです。
ある夏の日、ほら、ひまわり、とひまわり畑を指さした私に、私の母はひとこと、きらいやねん、ひまわり、と言って、会話をとぎれさせたものです。


夕ご飯に里芋を買ってきてにっころがしをつくりました。
いい里芋は、剥いているときから、むむむむ、となめらかな感触があります。今日の里芋も、よいぬめり具合でした。
海の町に住む祖母が、自宅の植木鉢ことごとくに里芋を植えていたことが思い出されます。祖母としては食べられないものを育ててどうするの、と思っていたのでしょう。せっせと水やりをしていました。そろそろ収穫している頃かな。
他にしめじとあぶらげの味噌汁、ほうれん草と厚切りベーコンの炒め物、イシモチの塩焼き。


・曾祖母の白髪の絡む櫛などもまだあるのだろう記憶の家に  花山周子


↑蟻がいました。