higashinaoko2011-05-25

午後、装丁家間村俊一さんの「山猫軒」へ。
玄関に飾ってあるお祝いの百合の花の香につつまれつつ、中にお邪魔すると間村さんの装丁された美しい本がぎっしりと収められている。
その中に調度品のようにいらした間村さんとともに早稲田大学へ。
間村さんの「装丁と文学」の授業のゲストスピーカーとして呼ばれたのでした。


かつて自分で装丁をした2冊の歌集『春原さんのリコーダー』と『青卵』や、名久井直子さんのすてきにかわいい装丁(斎藤倫さんの詩集『本当は記号になってしまいたい』や雪舟えまさんの最新歌集『たんぽるぽる』)や祖父江慎さん装丁の、驚きが満載の『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)などをご紹介しました。
300名も受講者のいる人気講座で、熱気があふれていました。


詩人の文月悠光さんや、何人かの学生さんと立ち話などしたあと、間村さんと、聴きに来られていた幻戯書房の佐藤さん、三好さんともー吉へ。のちほど堀江さんとも合流して楽しく会食。