「MOE」11月号の松谷みよ子特集に寄せる『オバケちゃん』についてのエッセイ執筆。
私が子どものときに読んでいた旧版をしみじみ眺めながら読み、新装版の新作もすべて読み通し、やはり松谷さんの童話は少し怖くて奥が深いと感慨にふけりました。
思えば、オバQ、鬼太郎、妖怪人間と、昭和の時代の子供たちは、手のひらサイズの怪獣よりも、等身大のおばけや妖怪と親しかったのでした。
そしてピカチュウの起源はピグモンではないか? と今ふと思いました。


・いつもそばに百年前の子どもたちそれも食べてごらんよと言う      東直子(今日の新作)