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2008-10-17

「元請けにこだわる理由」の「いいがかり」についてひとこといっておくか

自社のバックオフィスの方が、外注先に対してどんな立ち居振る舞いをしているのかご存じですか? 自社と外注先との間の契約がどのようになっているのかご存じですか? それを目の当たりにしても同じことを言い続けられる自信はありますか? そういうことはスーツ仕事レッテルを貼って見て見ぬ振りをしてませんか? それでいて業界を変えたいなどといいますか?

株式会社スターロジックの羽生章洋が書いてるブログ:元請けにこだわる理由 - livedoor Blog(ブログ)

業界を変えたいっていってるところから、おいらのことを言ってるとして話を進めるよ。


バックオフィス(この文脈では調達のことかな)の方が、外注先に対してどんな立ち居振る舞いをしているのかは、正直良くわかりません。転職したことがないので、他の会社のことは良くわからないけど、弊社の場合は、調達と外注先が価格や条件の交渉する場に、案件側の人間は立ち入ることはないためです。必要だといわれたらもちろん同席するけどね。

新規取引をさせていただくときの最初の顔合わせに同席することは時々あるけど。


「調達のこと」と「業界を変える」ということは何の関係もないんじゃないの。仮に弊社の中に、私が見たことのないところで、ひどいことをしている人がいたとしましょう。「その人を改心させられないくらい」なら「業界を変えるなんていうな」ってことでしょう。


これは、どう考えても「いいがかり」だよね。

うちの社員は、1000人以上いるし、全員の行いを正すなんて無理ですよ。


みんなで技術力を向上しようなどとアジテーションを繰り返しても、その成果を挫くような契約形態を取ってる会社に属して禄を食んでいるのが事実なのではないですか? 

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「みんなで技術力を向上させよう」ってのは、アジテーションなんだ。知らなかったよ。仮にアジテーションだったとしても、その結果、みんながプログラミングを好きになり、技術力が向上するなら、自分の願いはかなうけどね。


「元請け企業所属の方にいいたい」のこの後の部分は、自分に言っているのか、誰にいっているのかわからないところがあるから、自分に向けて言ってると思うところに反応するよ。


ブログなどで社外の人に向けてに叫ぶより先に、自社の中で行動して自社を変えてください。身の回り一つ変えられなくて、何が業界ですか? 何が社会ですか? 何が世界ですか? やりたいこと・出来ることをやってるだけで、世の中が変わるほどそんな都合のいいことはないのです。社内で上り詰めて改革をするくらいの気概を見せてください。

株式会社スターロジックの羽生章洋が書いてるブログ:元請けにこだわる理由 - livedoor Blog(ブログ)

いわれなくても、社内も変えるように努力してますよ。

うちの会社が、少なくとも若いうちは、技術力をつけるべきだという風に変わったのも、新人の研修期間が三ヶ月延長されたのも、技術力がないとちゃんとした設計はできないと経営陣にいい続けてきたことが、微力ながら影響してかもしれません。

また、技術を極めたい社員が、ライン職にならなくても、職位(給料に結びつく)をあげていけるように人事制度が整備されたのもそうです。

残念ながら私の力が及ばなくて、劇的に弊社が変わるまでにはいたっていませんが、一歩一歩努力を積み重ねることで、会社もいい方向に変わっていけると信じています。


社外に対しても一緒ですよ。私の力なんて微々たる物です。でも、何もしないよりはいい。一歩一歩努力を積み重ねることで、業界もいい方向に変わっていけると信じています。


社内に対しても社外に対しても、努力をし続けることが重要です。社内だけだと見方が狭くなっちゃうので、社外活動もするべきでしょう。


1年前と・3年前と比較して、何をどれくらい変えることが出来ましたか? その実績をこそ叫んでください。これからの話よりも前に、これまでの苦闘とその結果を語ってください。であればこそ、その奮闘の先にある未来を信じることも出来るでしょう。プロは結果でのみ評価されます。

株式会社スターロジックの羽生章洋が書いてるブログ:元請けにこだわる理由 - livedoor Blog(ブログ)

社内での結果の話はしたので、社外での話をします。SAStrutsS2JDBCリリースしました。特にSAStrutsは評判が良くて、ダウンロード数も2008/8月で300/月くらい、実際に使った人の評判もTeedaのときには、賛否両論でしたが、SAStrutsは、良い評価のほうが圧倒的に多いです。

イベントもいっぱいやって、楽しかったって人はいっぱいいたよ。プログラミングに興味を持ったり、Seasarに興味を持ったりした人も増えたでしょう。

blogでも、前よりもいろんなメッセージを出すようになった。blogについては、賛否両論あるでしょうが、多くの人に読んでいただいているということは、意味のあることであり、実績として上げられると思いますよ。


エントリは、私への「いいがかり」以外は、すごくいいエントリだと思うだけに残念ですね。

言い争いするつもりはないですよ。「いいがかり」に反論しただけです。

他人に変に干渉せず、自分の思う道を進めばいいのに。

kkkkkk 2008/10/17 18:13 >「みんなで技術力を向上させよう」ってのは、アジテーションなんだ。
と読むのはすこし違うのでは。
「みんなで技術力を向上させよう」という目標や題目を掲げた、
アジテーションという行動を行ってるということですよね?

noborunrunnoborunrun 2008/10/17 18:53 問題は実はSIerでも元請けでも下請けでもなく、ユーザーにもあったりして。

なまえなまえ 2008/10/17 18:58 >問題は実はSIerでも元請けでも下請けでもなく、ユーザーにもあったりして。

問題はユーザでもなく、固定観念に縛られがちな日本人の性質だったりして。

通りすがり通りすがり 2008/10/17 22:24 >他人に変に干渉せず、自分の思う道を進めばいいのに。

たぶん意味もなく他を批判することって、よっぽど勘違いさんじゃなければしないと思います。
ひがさんもNTTデータのことに言及したりするし。
この人がどういうメッセージを送っているのか、その点を考えてみるのもまた一興では。反対意見を述べるだけでなく。

ただ、Seasar2が日本人として誇れるプロダクトであることには異論はありません。

ww 2008/10/17 22:26 >他人に変に干渉せず、自分の思う道を進めばいいのに。
ちょい前のガラパゴスw

ma-kanohma-kanoh 2008/10/18 01:35 >「調達のこと」
は意外と重要だと思いますけどね。バックオフィス系の人が勝手に「提示の85%しか払わない」、とかはときたま聞きます。要はそういうシステム、ここではバックオフィスの人が例えば1000万を850万に切り下げて悦に入ることが出来るシステム自体がおかしいということなのでは。

せっかく真っ当にシステムを見積もっても無駄なわけでしょ。85%にされるわけだから。

で、昔は1200万ぐらいに水増しして請求して、85%で1000万得る手法が横行してました。

今は出来ないわけで(生産性の問題で)どうしてるか知りませんが。

todatoda 2008/10/18 01:47 技術のことがわからないお客様に対して届く言葉を、我々技術者が持っていないことに苛立っているんじゃないんですかね。
業界の地位向上自体はお客様にとってはどうでもいいことなんですよ。それよりも、広い意味でのサービス業としてお客様の業務を改善できているかいないか、それを我々は問うべきではないでしょうか。

katzchangkatzchang 2008/10/18 21:50 ma-kanohさんに同意します。多重請負構造は調達業務にこそ問題があるはずです。
「案件側」と調達部門が切り分けられているというのも不思議です。それで上手く進むんでしょうか?
顧客事情に合わせたシステム開発では、様々な個別事情が発生するのが普通だと思います。それに対して定型的な契約を取ってしまうと、開発プロセスが硬直化してしまうか、契約が形骸化してしまうかのどちらかです。前者では枯れに枯れた技術しか使えない、後者に陥ればマネジメントは不可能で、あとは担当者が上手くまとめてくれるのを祈るしかありません。
この問題は特定の企業だけじゃなく、業界全体の大きな問題点だと思っています。自分の所でも、後者のパターンが多すぎです。

PGギャルの元カレAPGギャルの元カレA 2008/10/19 12:32 羽生章洋氏の、比嘉康雄氏に対するルサンチマンは、この国のSI業界、
いやSI業界に限らず、東大文科出の官僚を頂点とし、その下に慶應や
一ツ橋卒の財界人が居並び、その下に他の六大学出の人柱が支える
ことで利権構造を維持する、あらゆる業界ヒエラルキーの「疲弊」を
象徴していると当方は考える。

ちなみに羽生氏の「元請けにこだわる理由」に、多数の名もなき人々が
ブックマークを付すのを見て、フリッツ・ラングの名作、「メトロポリス」を
思い出した。

個人的には、比嘉康雄氏に対して、蔵前工業会人らしい未来の
切り開き方をして欲しい。

比嘉、岩田御両人に失礼を承知で象徴的にいえば、比嘉氏には
「SI業界における岩田聡」
になって頂きたいと望む。岩田もプログラマーから始めた。

愚痴と泣事拡声で恥曝愚痴と泣事拡声で恥曝 2008/10/19 17:58 今まで、Seasarにただ働きで尽くして来た会社の人は、営業や広報の手段として、そのことを売りにしようとしていたのに、ひが氏は、大手SIerに喧嘩を売り、逆にイメージダウンを犯してしまった。そのことに対する反省もなく、微力な自身に泣きついて来ているスターロジックの社長を言いがかりとして切り捨てるのは、この人のいい加減さ、無責任さを象徴している。

また、スターロジックの社長は、ブログで泣き事や愚痴を言いすぎる。
そんなことをしている時間があるなら、ほかにするべきことがあるはずである。

オープンソースプロダクトで、表面上は仲良くやってきた彼らだが、
ここに来て、それぞれのスタンドプレーが行き過ぎ、破綻の兆候を見せている(ハインリッヒの法則)。

おそらく、このままだと、Seasarのファンドを募っても、あまり資金が調達できないであろう。
そして、スターロジックは、いつ、企業機密や取引先のメンツをつぶしてもおかしくない会社として、取引先の減少やブラックリスト入りすることであろう。

最後にひが氏、はぶ氏、両者に言えることは、とにかく、自分の得意な分野に立つと高飛車に上から目線で言うことである、
他の部分で、不甲斐な点や至らぬ点があって、他の関係者に助けてもらっているにも関わらず。

なまえなまえ 2008/10/20 11:39 方法論とかあるべき論とか御社の評価制度とかDL数はどうでもいいので、
早くプログラミングファーストとやらで大量の技術者を養える仕事作り出してね。

あなたが出すべき実績ってそういうことでしょ。
違ったらごめんなさい。

コミュニティ活動より、仕事で実現して見せたほうがよっぽどいいんじゃないの

まぁでも、営業やPMじゃないからそれはあなたの仕事じゃないんですよね。
わかります。

飲み会の運営大変ですもんね。

とおりすがりとおりすがり 2008/10/24 19:40 >愚痴と泣事拡声で恥曝

>最後にひが氏、はぶ氏、両者に言えることは、とにかく、自分の得意な分野に立つと高飛車に上から目線で言うことである、

自分自身の文章を読んでみることをお勧めしたい(笑)

とおりすがりとおりすがり 2008/10/29 22:30 両方の記事読んでみたけど、批判し合っているところを除けば、結構共通点があって、それぞれいい方向に行こうとしている、と思った。

くまきちくまきち 2008/11/12 11:43 完璧にこなせなければなにもできないというのであれば、何も行動できなくなる。
「調達」のやり方うんぬんに対して考慮するのも必要だとは思うけど、
そもそもの客観点が違うので、???って私は思うのですが。

ひがさんの提言なり講演をすることで、
参加している人はなにかの気づきや思いを持てるのであれば、
それはそれで価値あることだと思うのですが。

完璧にこなせる人間なんていないんだから、自分のやりたいところから手をつけるか、
それすらしないかで、人は変わると私はおもう。

noxnox 2008/11/23 23:37 羽生氏の元エントリーが,どうして比嘉氏への「いいがかり」になるのかが,contextなしに読んだ私(の様な人間)にはわかりませんでした。

技術者だから調達の現実のことを知らなくていいという態度は象牙の塔的だと思うし,かといって調達の振る舞いを是正しなければ技術について語ってはいけないというのもおかしな話だと感じます。

技術は技術で高めていく努力をしていく一方で,技術だけに淫することなく業界の悪しき慣習を認識し正していく努力も必要で,どっちが欠けても「価値を提供した人がちゃんと報われる」業界にすることはできないと思います。

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