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yvsu pron. yas このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-04-30

もうエンタープライズJavaなんて捨ててしまえ

これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。

1)エンタープライズJavaはもう立ち直れないと思う。

だから、

2)GAE勉強してそのままクラウドというバズワードに踊らされる道を真剣に考えてみて欲しい。


これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「クラウド」の中でも、私が知っている「GAEで開発する」ことの楽しさをなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。

その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、あるフレームワークになれて、その経験が長くなってくると、進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはやそのフレームワークは、時代にあっていない」と気づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。

というわけで、明言することにした次第。


今の私が考える、Javaの1年後ぐらいの将来はこんな感じだ。


* ベストケース:一世を風靡した時代の力は面影もなく、クロージャプロパティ構文の導入もないが、GAEが広まっている。でも、RDBMSがつかえなくなり、Bigtableになってしまうので、内心は不満に思っている技術者が多い。

* ベースケース:貧富の差は激しく、一部の仕事をしない元請けと、未来希望を持てない多くの下請けに分離、全員、不況によって仕事がなくなるのを恐れて暮らす。

* ワーストケース:オラクルSun買収により、オラクルJDKバンドルされるようになる。オラクルそのものがバンドルされるのは必ずしも悪いことじゃないが、容量が増えたため、ダウンロード時間がかかり、細い回線の人は、Javaダウンロードできなくなる。


ワーストケースになると、ダウンロード時間がかかるだけでなく、回線も占有してしまうため、あたらしいJDKリリースされたときには、インターネットがとてつもなく遅くなってしまう。これは困る。なので、是非これだけは避けて欲しい。


というわけで、なんとかせめてベースケース、できればベストケースに至って欲しいわけです。

そのためには、「JavaEEによる開発」が少なくなるとよいかと。JavaEEの閉塞感が打破できないならクラウドに行けばよいではないですか。


(こういうことを言うと、「Javaで失敗したからから、RRRRにいったような人は、RRRRでもまともな開発ができない」などという人もいるが、そういう人は...(略)


成功体験をするためには、成功している場所にいくのが一番。成功しているといえば、Google勝間和代さんも言ってますよね「Google化せよ」と。

ワークライフバランスを実現するには、Googleリーダーを使うのがいいらしい。まじで!!!

404 Not Found


エンタープライズJavaは捨てた、そのときから、私の世界は、ドラマチックに変わり始めました。

PGギャルPGギャル 2009/05/01 02:12 ひがさま
拝啓

風薫るこのごろでございますが、いかがお過ごしでございましょう。
先だって、部下に命じて、ひがさまにサインを頂きました御著書は、
神棚に飾って家宝としております。

さて、本ネタを拝読しまして、大日本SI業界および、プログラミング
という人類の営みに対するひがさまの、多大なる愛、そして愛ゆえの
憤りが、そこはかとなく感じられるとともに、

>ベースケース:

として、大日本SI業界の呪縛ともいうべき、多層的な請負構造を
もってこられるあたりは、ひがさまが多重請負について、

これだけは、どうやっても変わらないかもしれない

というふうに、諦観していらっしゃるかのような趣きも
感じられまして、いとをかしうございました。

さらには、元ネタがシリコンバレー通である渡辺千賀嬢の記事で
あることから、以下の2エントリを思い出しました。

まず、

ガラパゴス、ガラパゴスってうざいんだけど(2008-08-14)
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20080814/1218699298
 
でございまして、このエントリのリンク元である
IT+PLUSの、

日本のIT業界は「ガラパゴス」を脱せるか
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT00002030072008&cp=1

においては、勝間和代女史が

>日本語の壁がある限り、ガラパゴスでしょう。

と、思いきり傍観者的なコメントを寄せておいでであります。
勝間女史といえば、ダンコーガイ殿も

あなたはなぜ勝間和代に勝てないのか
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50983605.html

ぐらいの勢いで礼賛しており、ひがさまが表紙を載せられた
「断る力」については、アテクシもサラっと1時間ほどで
読んでからヤフオクに出しましたが、この表紙の勝間女史のように、
手のひらを目いっぱい広げて、ユーザーからの突然の仕様変更を
お断りできたなら、大日本SI業界もどんなに安らかな平穏に
包まれるだろうと、(夕焼け空に、品川から豊洲へとたなびく
鰯雲を遠い目で眺めながら、)思わずにいられませんでした。

次に、思い出したのが、

シリコンバレー至上主義はどうかと思うよ(2008-12-18)
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20081218/1229585907

でございます。

こちらの方は、渡辺嬢と同様、シリコンバレーに土着化、
あ、いえ、失礼いたしました、シリコンバレー事情に大変
お詳しい海部美知嬢への、ひがさまのカウンターでござい
ましたですね。

さて、昨今、外資系コンサルティング会社出身の高学歴な
アラフォー女史が、例の渡辺嬢の

>1)日本はもう立ち直れないと思う。

に代表されるように、なんだか悟りきったようなことを
ブログに書き散らかして(失礼)、それをもって、
WEBでの言論空間における、自らのパーソナル・ブランディングなんぞを
虎視眈眈と目論む例が、少なからず散見されるので
ございますけれども、彼女らの”悟りきったポーズ
(から発せられる言葉)”は、ひがさまをはじめとして、
実際に黙々とコードを書く漢たちの「創造に向かう意志」
(この”意志”は、英語でいうとwillというよりは、
desireに近いと思いますが)を萎えさせることはあっても、
これをインスパイアして増幅させることは、
あり得ないものと、勝手に推察しておる次第です。

が。が。が。とはいえ、です。

ここが難しいところで、彼女らは幼少から日能研か伸芽会に
通い、大学受験では「大学への数学」やZ会にも親しんだ
のでありましょう、誠に頭の回転は速く口は達者で、
まさに「あー言えば、こー言う」でありまして、
それでいて、IT業界における権威者や、既得権者に
一脈通じていたりするので、彼女らの機嫌を損ねると、
彼ら御大尽に何を吹き込まれるか分かったものではないので、
邪険にしても拙いわけでございまして、そういった背景を
考慮しながら、本ネタを再読いたしますと、

外資系コンサルティング会社出身の、高学歴ハイキャリアなアラフォー女史ら
(および、さふいった女史を崇める、予備軍としてのアラサー婦女子)

という、昨今、大日本SI業界において急速に増えつつある、
一大勢力に対するひがさまの、(というか、プログラマーの)

「まったく、どうしたものか」

的な困惑に、

「しかし、言いたい放題にさせるのはいかがなものか。
 ヒトコト言ってやりたい」

的な、クリエイターたるプログラマーの矜持としての反抗心
が入り混じり、そこに隠し味として、

「でも、ズバリ『気に入らネエ』とかって口(というかキーボード)を
 滑らせて、目をつけられたらウゼえな」

的なためらい、といったモロモロが微妙にブレンドされることで、
ひがさまの微妙な立ち位置をネタという形で浮き彫りにし、
ご自分を諧謔的に表現なさった、きわめてハイブローなエントリだと
思いました。

そこで本ネタからの思いつきで、以下の課題を提起したいのです。

課題:「プログラミングという技能で立身したい男子にとって、
   外資系コンサルティング会社在籍(またはOG)の、
   上昇志向バリバリな高学歴アラフォー女史(および、彼女らを
   目標とするアラサー女子)という、難解な生き物に対抗する、
   有力な手段は何ぞや?」

この課題のソリューションをしばし考えたところ、どうやら、

   国内資本系の大手SIerに勤務する女性
  (それも、最高学府出身の才媛が望ましいのですが)
   を妻に娶ること

が、最強の策なのではないかと思うに至った次第でございます。

しかし「なぜ、それが対抗策になるのか?」という根拠を書くと、
ますます長文となって、全然終わりそうにありませんので、
毎度毎度の勝手ながら、本日はこのへんで失礼させて頂きます。

奥様ともども、よいゴールデンウィークをお過ごしくださいますよう。

草々

PGギャル@気分だけはシリコンバレー

mota5mota5 2009/05/02 10:39 > エンタープライズJavaは捨てた、そのときから、私の世界は、ドラマチックに変わり始めました。
なるほど、なるほど、と思いました。刺激的です。

仕様書作成係仕様書作成係 2009/10/06 13:53


読ませていただきました。
大変参考になりました。
これからも、良い情報の発信をしていだければと思います。
ありがとうございました。

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